基本を知れば、プロでなくても簡単に書ける、「売れる」キャッチコピー
これまで見出しの重要性については何度もBlogでご紹介させていただきました。
プロのコピーライターでなければ、いい見出しなんて書けないんじゃない?
見出しの書き方なんてこれまで教わったことない!
そう思い込んでいらっしゃいませんか?
でもそんなことはありません。
我々は、これまでにたくさんの見出しを目にし、興味があるか興味がないか判断してきているのですから。
たくさんの本を読み、習得してきたように、たくさんの見出しに出会って感動し、時には目もくれず、良し悪しを自然と習得しているはずです。
ただ、実際にどういった見出しが、どのような効果を生んでいるのかが分からないから自信がないだけ。
本日は、有名コピーライター ロバート・W・ブライが提唱する7つの見出しのコツについてご紹介いたします。
1) Direct Headline ダイレクトヘッドライン
最もシンプルな見出しのフォーマットです。
製品の特長について直接的に言及します。
巧妙なテクニックはいりません。
製品の特長についてダイレクトに伝える、ただそれだけでいいのです。
25%オフの芝刈り機を売ろうとするならば、見出しは「今なら芝刈り機が25%オフ!」でしょう。
シンプルすぎて購買意欲を駆り立てられない人もいるかも知れませんが、ダイレクト・ヘッドラインとしての役割はこれで十分果たせています。
2) Big Benefit Headline ビッグ・ベネフィット・ヘッドライン
たくさんのベネフィットを羅列し、押し売りすることはできますが、あえてひとつだけ最もベネフィットの高いものを見出しに押し出します。
製品のUSP(unique selling proposition)とも言えます。
競合他社や製品に負けない、自社がもつ唯一の強みをアピールします。
USPについては弊社ブログでも連載しております。詳しくはこちら!
企業が強いUSPを持つべき理由
貴社が他社に絶対負けないものってなんですか?
あなたの会社が他社に絶対負けないサービスってなんですか?
3) News Headline ニュース・ヘッドライン
人々は常にニュースに興味を持っています。
新聞の見出しのようにライティングすることで、人々が習慣から自然と惹きつけられます。
例としては、「〇〇社が××を発表しました」
これに「ついに!」や「ご紹介」などを付けてもよいです。
4) How-To Headline ハウツー・ヘッドライン
「~の方法」や「~のコツ」などやり方で興味を惹くヘッドラインです。
セールスコピーに割と簡単に取り入れられ、高い効果が見られます。
ハウツー・ヘッドラインは顧客の問題をクリアに、そしてシンプルに解決してくれるという期待を持たせることが効果の秘訣ですね。
在宅でできる仕事を売るサービスを売るなら
「一日たった3時間の自宅仕事で稼げる方法」
「~方法」を使うことで、多大なる労力を使わずにお金を稼げることを約束しています。
5) Question Headline クエスチョン・ヘッドライン
潜在顧客が「Yes」と共感するような疑問を投げかけるヘッドラインです。
例えば、ビジネスマンに英文法のトレーニング製品を売りたいなら
「あなたのドキュメントにある5つの文法ミスをご存知ですか?」
そして、これにさらに大きなベネフィットを紐づけるのです。
「文法が出来ないと、なぜ仕事がうまく進まないのか?」
この質問はやや大げさですが、高いコミュニケーションスキルと仕事の効率は強い関係性があることを読み手に伝えるのです。
6) Command Headline コマンド・ヘッドライン
このヘッドラインの形式はダイレクト・ヘッドラインに似ていますが、異なる点は読み手に何をすべきかを命令調で伝える点です。
新しい掃除機を売ろうとします。
見出しは、
「新しいWhirlwind Sweeperを使って、掃除がこれまでの半分の時間で終わらすべし!」
このヘッドラインは能動的かつ言い切りの形で読者にそうするべきだ!と訴えています。
コマンド・ヘッドラインはヘッドラインの中でも最も書きやすく、一番重要なセールスアイディアを出しやすい形式です。
7) Testimonial Headline テスティモニアル・ヘッドライン
第三者の推薦、助言、証言を使ったヘッドラインの威力は絶大ですね。
ヘッドラインに第三者の意見を盛り込むことで、製品やサービスの保証することができます。
「○○氏も推奨。××に効果的な△△」
テスティモニアル・ヘッドラインを使用する際には、クオーテーションマーク(“”)を使用すると更に効果的です。
なぜ、これらの見出しが効果的なのか。
それは、読者の興味と好奇心を掻き立て、そして共感できる見出しであるからです。
どんなテクニカルを技術を使った見出しよりも、このポイントをおさえている見出しこそが「売れる」見出しと言えるでしょう!
ご参考までに…..
弊社の今回の見出しはハウツー・ヘッドラインとテスティモニアル・ヘッドラインのテクニックを使用したものです。
著名人が紹介する手法というのは、誰もが気になる、知りたい!と思う比較的シンプルな入口で、簡単なテクニックです。
また、これまでの弊社Blogで、1000以上の「いいね!」をいただいたBlogは、テスティモニアル・ヘッドラインですね。
それぞれのBlogのリンクはこちらになります。
興味がそそられたら是非クリックしてみて下さい。
The Two Words Steve Jobs Hated Most アップル社 スティーブ・ジョブズが一番嫌った2つの言葉
Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止
参考元:
http://dmcm.net/article_selection/seven-easy-to-write-headlines-that-sell/
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Eric Jackson エリック ジャクソン
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