さて、後編です。
本編で紹介する#6は弊社でも多用しており、スケジュールを利用して投稿予約を行っています。
目次はこちら
#1:Open Graphを使ってFacebookで動画をより効果的に活用する
#2:営業時間外に投稿してみる
#3:クリエイティブになってもっと写真を投稿する
#4:スポンサー記事を使う
#5:商品の決定にファンを参加させる
#6:新たに導入されたスケジュールツールを活用する
#7:コンテストを使ってさらなるファンを獲得する
#8:個人プロフィールページを積極的に利用する
#9:必要な人材を確保する
下線が引いてあるタイトルが今回の記事で紹介いたします。
前編は#1と#2、中編に#3~#5、後編に#6~#9の紹介を致します。
#6:新たに導入されたスケジュールツールを活用する
Ben Pickeringさん
Facebookにはページ管理者が後で投稿を掲載できるスケジューリング機能がある。このタイプの機能は、以前は第3者出版プラットフォームを経由してのみ可能だったが、今は誰でもFacebook独自の環境で利用できる。
第3者プラットフォームを利用してスケジュール投稿されたものはニュースフィードでの露出が少ないという未だ検証中のレポートを踏まえると、このスケジュールツールの利用を検討する意義はあるだろう。
特にロケーションターゲット機能と合わせて利用した場合、スケジュールツールで確実に一番のタイミングで閲覧者にメッセージを送信できる。
ある特定の時間にログインして投稿しなくてもいいだけでなく、綿密にコミュニケーションプランを立て、前もって複数のメッセージをスケジューリングすることで時間を短縮できる。
重要なのは、スケジューリングによってすべてのコミュニケーションが好タイミングで真実味を持つことはないが、予めケジューリングすることは多くのメッセージに適しているということだ。投稿のリーチ数がもっと増えるように働きかけることもお忘れなく!
スケジュールツールを利用することで確実に最適時間にメッセージを送信できる。
Ben Pickering :ソーシャルプロモーションのトッププラットフォームであるStrutta CEO、Facebook認定マーケティングデベロッパー
#7: コンテスト使ってさらなるファンを獲得する
Jim Belosicさん
私は毎日にようにユーザーの方々から同じ質問を受ける。「どうやったらファンを増やせる?」
残念ながら私の答えはいたってつまらない。「場合によります。」
Facebookページのマーケティングのやり方は山ほどあるが、その中でも良し悪しがある。すべては閲覧者層とページ管理のスタイルによるということだ。
それでもFacebookコンテストは私が全般に渡って使えると思った方法の1つだ。
コンテストには3つの主な利点がある。既存のファンを会話に参加させること。ファンの友達も参加させること。そしてEメールアドレスなどファンから情報を集めること。この情報を利用してマーケティングの成果をFacebook以外にも活用できるかもしれない。もちろんファンの了承を得てだが。
FacebookコンテストはFacebookページのマーケティングに効果的で、本当に使いやすくしてくれる第3者アプリもたくさんある。でも一番重要なことは、Facebookプロモーションガイドラインに沿って行うこと。そしてなにより、予算内に収まりそうなアプリもある。コンテストアプリの価格帯は月々無料から1万~10万ドルとなっている。
Facebookコンテストのすべてが同じでは無いというのを覚えておかなければならない。企業は画像、動画などいろんな種類のコンテストを試してみて、どれが閲覧者の反響を一番得るか知る必要がある。
Facebookでのマーケティングプロセスは試行錯誤の連続で、調整し続けなければいけない。ターゲットの閲覧者層を知り、既存のファンには引き続き企業とつながり、新規ファンには企業をフォローしてもらうようにインセンティブを提供することが継続的成功の鍵だ。
Jim Belosic:企業のソーシャルメディア プレゼンスと可能性を最大限に引き出すFacebook専用アプリデザインプラットフォームShortStack CEO
#8: 個人プロフィールページを積極的に利用する
John Haydonさん
Facebookは人が人とつながる気さくなネットワークだ。自分個人のプロフィールでFacebookを利用していなければ、ユーザーの動機を本当に理解することはできない。
例えて言うと、フランス語の会話を本だけで勉強して、実際にフランスに行くようなものだ。現地の人はあなたが外国人であると一瞬で気づく。ジョークや、独特の言い回し、ホディーランゲージ、その土地独自の特徴を理解できないからだ。
Facebookも同様で、Facebookマーケティングに関する様々な書簡を読むことができるが、いずれその「言語」を本当に理解するにはその独自の文化の一部にならなければいけない。
人として他人と交流している?イメージ: iStockphoto
John Haydon:Facebook Marketing for Dummies共著者
#9: 必要な人材を確保する
Mark Schaeferさん
大多数の企業がFacebookマーケティングで成功するために必要な労力というものをひどく過小評価している。
攻略はこの質問に正直に答えることから始まる。「人がシェアしたり、話題に取り上げたりしたくなるようなコンテンツを常に生み出すことができる企業であるか?もしくはそういった企業になれるか?」
この答えの裏に隠された意味を理解することで自分たちのFacebookでのあり方を知ることができる。
Mark W. Schaefer:Return on Influence、The Tao of Twitter 著者
最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがでしたか?
それぞれの方々の視点が異なり参考になる点があったかと思います。
ぜひ、ご自身のfacebookページにご活用ください。
Hiroaki Hayano 早野 浩章
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