英語は能動態が基本!

「英語は能動態が基本!」

前回のブログでは「良いビジネス英語は簡潔で明確です。」という話をさせていただきました。

そして簡潔で明確な英文を書くには、

ライティング自体と、ライティングをどのように見せるか(フォーマット)

という二つの要素を組み合わせることが非常に重要であるとお伝えしました。

また、「ライティングの三つのガイドライン」の一つ、「逆ピラミッドという原則」を紹介しました。

今回は二つ目のガイドライン「文章構造(特に能動態)」について書きたいと思います。

このような文章を読んだことはありますか?

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英語のレベルによって株価や出来高は変動する! [ハーバードビジネスレビュー研究結果]

今回のブログではHarvard Business Review(以下、HBR)のある記事を紹介したいと思います。
「エグゼクティブの英語力は投資家の判断を左右する」というもので、非常に興味深い研究結果が報告されています。
以下、HBRの記事を日本語に要約しましたので、シェアさせていただきたいと思います。

投資の世界はグローバルになりました。
今日の外国ファンドが保有する上場企業の株式は、2000年から8倍以上に増えています。
そんな中、多くの米国企業が取り入れているのが「earnings calls」というものです。
「earnings calls」とは決算報告の電話会議のことで、ライブ配信する企業が増えてきています。

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簡潔で明確な英文を書く上で 非常に大切な2つの要素とは?

コミュニケーションは、すべてグローバルコミュニケーションです。
これだけ覚えれば貴社のコミュニケーションが自然と良くなっていく!という内容を全5回のシリーズで紹介したいと思います。

 第1回目…「簡潔で明確な英文を書く上で、非常に大切な2つの要素とは?」
 第2回目…「英語は能動態が基本!」
 第3回目…「読みやすさは指標で測れる!」
 第4回目…「ライティングをどう見せるか…重要なフォーマット」
 第5回目…「読む目印、リーディングガイド」

私自身、翻訳をはじめ、マーケティング、本、スピーチライティングなど、20年以上、コミュニケーションの業務に携わってきました。
そして、今まで200社以上の日系上場企業の公開されている英文を評価してきました。

そこで、残念なお知らせがあります。

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安倍新内閣発足
「1億総活躍担当」の英訳が海外メディアで物議をかもす

1億総活躍担当

 世界に情報発信するのであれば、日本語だけでなく英語に翻訳されたときのことも考えましょう。

 

10月8日のThe Wall Street Journalの記事の見出しに思わず目をとめました。

Lost in Translation: ‘100 Million’ Minister to Drive Abenomics 2.0
(失われた翻訳:「1億人」大臣がアベノミクス2.0を動かす)
ここでいうDriveは、走らせるという意味と、迷走させるということをかけているニュアンスを表現しています。

 

失われた翻訳

10月7日に第3次安倍内閣が発足されました。

加藤大臣が任命された「1億総活躍担当」。
日本語でも職務の内容が分りにくいという話を耳にしますが、英語ではそれ以上にどう翻訳するかについて議論されています。

大変僭越ではありますが、Lost in Translationとまで言われてしまった The Wall Street Journal の記事について
今日はブログを書かせていただきました。 “安倍新内閣発足
「1億総活躍担当」の英訳が海外メディアで物議をかもす” の
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ビジネスチャンスを惹きつける話し方のコツ

Speaking-with-Passion

声に秘められた情報とは?

話し方や声のトーンから、話者の人となりがなんとなくわかってしまうのは、普段の生活で実感することも多いですよね。
声やボディランゲージは、プレゼンテーションやスピーチ、様々なビジネスシーンで、必ず考慮すべき部分です 。

例えば米国のオバマ大統領。
権力のある人物のスピーチは、さすが貫禄のある話し方ですよね。

では、スピーチが上手な人が権力を手にするのか、権力を手にすると、話し方が変わっていくのか?

この疑問に答えることができるPsychological Scienceが実施した研究の結果がForbes に掲載されていました。
グローバルにご活躍する皆様にはぜひご紹介したいと思ったのでお届けいたします!

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翻訳 vs. コミュニケーション
偉大なイノベーションを世界に発信する真のコミュニケーション

Innovation Weekendから学ぶ、世界の壁と言葉の壁

サンブリッジベンチャーズが主催し、日本・米国・英国の11の将来有望なスタートアップ企業が参加したInnovation Weekendが東京で開催されました。

世界各地で開催されたInnovation Weekendでの優勝と準優勝したスタートアップ企業が一同に介した東京での決勝戦。

「Be global, or die local」(日本語に置き換えと「世界へ行くか、現状で終わるか!?小さくまとまらず、世界に羽ばたこう!」るといったところでしょうか)といったコンセプトを掲げたこのInnovation Weekend。
世界中から集まるイノベーションが刺激しあうことで、更に新たなイノベーションが生まれていくことは、素晴らしいですよね!

Innovation Weekendの詳細については、こちらのリンクからご覧ください。

「Be global, or die local」をコンセプトのもとに東京で開催されたこのイベントで、選ばれた上位3位は、実はすべて日本のスタートアップ企業。
特別賞に選ばれた米国のFitnessCubed社は、開催者側の選考による受賞でした。 “翻訳 vs. コミュニケーション
偉大なイノベーションを世界に発信する真のコミュニケーション” の
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