なぜ自社Blogである必要があるのか?

貴社の重要な財産(記事)が一気になくなってしまったら!?

日本でBlogと言えば、著名人によるBlogツールを使用したBlogですね。
用途によってはとても便利で有益ですが、もし今後グローバルに展開されることをご予定されているのであれば、自社Blogへの切り替えをお薦めいたします!

自社BlogをBlog提供会社で運用する場合のデメリット

理由1:
Blogツールでは独自ドメインの設定ができません。

Googleでは、同じドメインからはある一定の個数までしか検索結果に反映されてきません。
なので、たとえば「六本木 おいしいお店」という記事を書いたとしても、著名人が同じキーワードで記事を書いていたら、検索結果にはほぼ表示されないという結果です。

理由2:
余計な広告が表示されます。
あなたのBlogにBlog提供会社が選んでいる広告が表示されます。
せっかくあなたのBlogに見込客が到達しても、余計な広告に興味をひかれ、サイトを去ってしまう確率が上がります。

理由3:
Blog提供会社の規則に乗っ取って運用する必要があります。
・商用利用の禁止
・突然の仕様変更やメンテナンスが発生する
・ブログの著作権がBlog提供会社側である場合もある
最悪、規約違反をした場合無条件でブログを削除されてしまう可能性もあります。

つまり、Blogツールに記事を投稿した段階で、その記事の著作権はBlog投稿会社に移行してしまうケースがあり、もはやそれは自社の財産ではなくなっているということですね。

理由4:
Blog提供会社がBlogサービスを終了した場合データがすべてなくなってしまう。

それまでの大切な財産が、自身の理由でなくなくなってしまうなんて恐ろしいですね…

理由5:
海外SEOに非常に弱い
ここが本日お伝えしたい一番のポイントです!
国内有名Blog提供会社では国内での認知度は高いですが、海外では認知されていないケースが多いです。そこで海外向けにコンテンツを発信したとしても、検索にひっかかる可能性は弱いです。

自社Blog作るのって大変じゃないかと思われている方、多いと思います。
弊社でも導入していますが、Wordpressなどを使用されると大変便利です。
最初の導入は少し手間がかかりますが、導入後はBlog提供会社と同じような感覚で投稿が可能です。
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ランディングページのベスト・プラクティス

海外のランディングページでケーススタディ‐Kin‐(後編)

先日のBlog「ランディングページのベスト・プラクティス‐海外のランディングページでケーススタディ‐Kin‐(前編) 」の後編です!
本日は、最も重要なテキスト(内容)部分についてケーススタディしましょう。

Kin のランディングページはこちら

まずはトップページ

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ここが一番重要な見出し部分ですね。
実はちょっとメッセージが弱いなというのが正直な感想です・・・

Streamline HR for your entire team with Kin(Kin を使って社内(チーム)の業務効率化をはかろう)という見出しですが、
「業務効率化」って漠然としていませんか?

もし、僕だったらこんな風にライティングします。
下記のOriginalが原文、Revisedが僕のリライトしたライティングになります。日本語訳も付けておきますね。

Original
Streamline HR for your entire team with Kin

Revised
Main headline(見出し)
Attention: HR Professionals
Say goodbye to paperwork mountains, lost files, missed deadlines, and chasing employee responses―forever!

(日本語訳)
人事担当者の皆さま!
膨大なペーパーワーク、ファイルが多すぎて見つけられない、期日管理と従業員のレスポンス確認に追われて仕事が手につかない…そんな無駄な業務から永遠に解放されます!

Sub-headline(小見出し)
Kin turns your corporate HR into a frictionless machine, letting you concentrate on people, not paper.

(日本語訳)
Kin は人事業務をスムーズし、ペーパーワークに追われることなく本来の業務である「人事」に集中することができます

テクニック 1:
誰にこのサービス/製品を提供したいか?
Kin の現在の見出しでは、誰がターゲットなのか不明確ですよね。
“State who the service/product is for to get their attention (Attention: HR Professionals)”

テクニック 2:
見出しで伝えきれないサービス/製品のベネフィットを小見出しで補足することで、ランディンページ全体を読んでもらえるよう誘導する
“Use a combination of headlines and subheadlines to advertise the rest of the landing page/get the visitor to continue reading”

テクニック 3:
ターゲットユーザーのWIIFM (What in it for me?)を見出しに盛り込む
“Use the headline to answer the WIIFM for the target user (HR pros in this case)”

今回のターゲットはプロの人事担当者です。Kin を導入しようと検討する会社はある程度(10人以上)の規模であり、組織化もしくはこれから組織化しようとする会社ですね。
その人事担当者が困っていること、悩んでいることを解決してくれるシステムであることを見出しで具体的に伝えることが見込客の「心をつかむ」=「ラインディングページ全体を見て、CTA(行動要請)に結びつけること」が出来るのです。

ビデオの内容は?

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実際のユーザーの声を発信しています。
前編でご説明した通り、ユーザーの声、これは絶対です。
いいですね!

では、本文にはいっていきましょう。

ここでやっと本製品のベネフィットが出てきましたね。
見出しに盛り込まれていないところが少し残念ですが、見込客はこの製品のベネフィットについて知ることができます。
(弊社社員によくベネフィット?と聞かれるので、しつこいようですが、補足します。僕は日本語でいうメリットをベネフィットと言います。和製英語は難しい!)

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ここでは下記のような悩みを解決しますよ!というメッセージが含まれています。

  • たくさんの紙やフォルダの中から人事情報を探して苦労されている人事担当者の悩みを解決
  • 面倒で煩雑なインストールは不要で、ただウェブ上でアクセスするだけ。簡単に導入できることで、IT部門から駆り出される人員も減りますし、導入後の運用テストなども大幅に削減されコストカットにつなげる

見込客が実際に得ることの出来るベネフィットが理解でき、良いと思います。

 

下記以降は、具体的な機能についての説明になります。

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このページの良いポイントは、実際の画面を閲覧でき、もっと見たい場合には赤枠をスクロールすることでページ全体を閲覧できることができます。

 

期日管理、レスポンス管理をウェブ上で簡易的に管理できるページ

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従業員の休暇をウェブ上で一括管理できるページ

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ベスト・プラクティスのポイントに、ターゲットに向けて簡潔に一貫性を持ったページにするこが挙げられます。
Kin のランディングページでは製品以外の無駄な情報はいないところが良いですね。

ここで補足です。
サービス/製品とターゲットによって簡潔であればベスト・プラクティス!とは一概には言えません。

  • 読む人の知識、興味
  • 内容の複雑さ
  • サービス/製品の値段
  • ターゲットと貴社のこれまでの関係性

ターゲットによって簡潔に機能を説明するだけでは、興味を持たない方もいます。より詳説な製品紹介が求められる場合はランディングページが簡潔(短い)必要はありません。

貴社のサービス/製品、「誰に(ターゲット)、どういったメリットを提供するのか」ぶれないWIIFM 確立できていますか?

弊社では、WIIFM を効果的にお伝えするお手伝いをさせて頂いております。

自社サービス/製品の英文見出し、キャッチフレーズに疑問を持たれている方、もしかしてこれってターゲットに何も伝わっていないのでは…と少しでも疑問に思われる方、すでに英語のWebサイトをお持ちの方、本当に貴社の英語サイトは伝わる英語で書かれているか、弊社で無料査定も行っております。
ぜひinfo@iinetto.comまでお気軽にお問合せください。
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ランディングページのベスト・プラクティス

海外のランディングページでケーススタディ‐Kin‐(前編)

先日のBlog「ランディングページがなぜ必要か?」でランディングページの目的についてはお伝えいたしました。

では具体的にどういったランディングページがベスト・プラクティスなのか? Kin(業務効率化ソフト)のランディングページでケーススタディしましょう!

ポイント1:
WIIFMを盛り込む
WIIFM = What’s in it for me? (それって私にどんなベネフィットがあるの?)

これは初めてお話しますが、マーケティングで重要なポイントです。売る側はまず、この製品の良さをどうやって見込み客に伝えようと考えますよね?
でも、見込み客は「この製品を買ったら自分にどんなベネフィットがあるんだろう」そういった観点からサイトを訪れます。
(僕は日本語で言うメリットをベネフィットと言っています。和製英語って難しいですね。ご容赦ください。)
まず、この双方の観点がまず食い違っていると見込み客にとってとてもつまらない、興味の沸かないランディングページになってしまいますので十分ご注意ください。

ポイント2:
WIIFMがヘッドライン(見出し)に盛り込まれているか

見込み客のランディングページの滞在時間の平均時間は8秒と言われています。半数以上の見込み客は興味が持てなければ8秒以内に別のページに移動してしまいます。
トップページでいかにWIIFMをアピール出来るかがランディングページの滞在時間を延長させられるかのコツですね。
ですからヘッドライン(見出し)のキャッチコピーは本当に重要です!

Kinのキャッチコピーはちょっと惜しいな、、、というのが正直な感想です。
僕だったらどんなキャッチコピーにするかはまた次のBlogで!

ポイント3:
Call to Action(行動要請)

このランディングページのCTAは「TRY KIN FREE」を見込み客にクリックしてもらい、データベースを集めることです。

Kin のランディングページには「TRY KIN FREE」ボタンがトップに来ていますね。僕は顧客に十分にWIIFMを伝えた後に、CTAはあったほうがいいと考えています。

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ポイント4:
余計な情報は盛り込まず、見込み客の求める情報を一貫して伝える

ポイント5:
ビデオを使って、WIIFMを伝える

ビデオがあることでコンバージョン率は80%までアップすると言われています。
トップページにビデオへのリンクがあると見てみたいという欲求が生まれるのは不思議ですね。

Kinは上手にトップページにビデオへのリンクを載せていますね。
ただし、ビデオの内容も重要です。ここでも必ずWIIFMを盛り込んだ内容にしてください。そして見込み客が抱える疑問や質問に答え、ユーザーが求める情報を盛り込むことで視聴時間がぐんと長くなります。

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ポイント6:
ユーザーの声を載せる

これは絶対です!
実際のユーザーの声や顔写真があるだけで製品や情報の信憑性が格段にアップします。日本人は特に実績や信頼性を重要視されると思いますので、是非実践してください。

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次のBlogで後編をご紹介いたします! 本Blogでご質問などございましたらinfo@iinetto.comまでご連絡ください。

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見込み客を集客する超優秀な営業マンを育てあげる仕組み

知っておくと営業コストが抜本的に改善される!Inbound Marketing (インバウンドマーケティング)

Step1
見込み客を貴社のウェブサイトに集客するためのツールで漏斗(ロート)の縁までお客様を呼び寄せます。
(こちらの図は私の手書き画像になりますので、少々の雑さはご容赦を!)

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ツール例
–    広告
–    Landing Page(ランディングページ)
–    Squeeze Page(スクイーズページ)
–    Facebook
–    Twitter
–    名刺リスト
–    キーワード

Step2
魅力的なチーズを準備して、漏斗(ロート)の縁にいる見込み客を漏斗の中に呼び込みます。
チーズとは、見込客が無料で入手できる、魅力的な情報や商品のことです!
このチーズが非常に大事なポイントです。

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例としては、先日スクイーズページでご紹介させていただいたDean Jackson氏の無料e-bookはまさにチーズの代表例です。
見込客はこの情報欲しさに氏名とアドレスを登録してしまいます。

化粧品のサイトは一番身近で理解しやすいかもしれません。
まず、広告やFacebookなどで「無料お試しセット」のというリンクがあったら、女性ならばちょっとクリックしてみようかな、という気持ちになりますよね。
クリックすると、氏名・住所・性別・電話番号・メールアドレスを入力するページに飛ぶ仕組みになっています。

ただ入力するだけであれば面倒な作業ですが、見込客は無料お試しセットが欲しいという目的があるので、抵抗なくデータベースを提供してしまいます。
そうすることで、化粧品会社は大量のデータベースを入手することに成功しています。

Step3
入手したデータベースを使用して、見込客の分析を行い、見込客との関係性を築いていきいきます。

ツール例
–    メルマガ
–    Blog
–    ニュースレター
–    Facebook

顧客がどういったチーズから漏斗に入ってきたかで、見込客が欲しい情報が何かをある程度分析することができます。上記のツールを使用し、定期的にコンタクトをとることで見込客との関係性を深めていきます。

Step4
本当に買って欲しいものを見込客に買ってもらう

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継続的に見込客に有益な情報を提供することで、見込客は情報や製品に興味を持ち、貴社が最終的に売りたいと目標にしているものに到達する(上記図の赤丸の地点)のです。

「これ買ってください!」と営業をしなくても、見込客から「買いたい!」と言ってくる、そんな仕組みです。

オンライン・マーケティングのメリットは何か。
–    ウェブサイトは24時間働いてくれる営業マンであること
–    世界各国、少しの経費で動き回ってくれるコスパのいい営業マンであること
–    お客様が商品や情報に価値があると判断し、購入してくれるのでお客様に愛される営業マンであること

どんな商品なのか、どんな会社なのか、なんだかよくわからないのに、「この商品はここがいいから買ってくれ」というゴリゴリの営業マンではありません!
会社側にとってもお客様側にとっても素晴らしい関係を築ける理想の営業マンです。

今日の一つの重要ポイントはチーズを何にするかという点です。
それを知るためには見込客が求めている情報や欲しいものが何であるかを知ることです。
貴社のウェブサイトのキャッチコピー、ただの製品案内では誰もほしいとは思いません。
それを購入することでお客様はどんなベネフィット(メリット)が得れるのか?

是非、同僚の皆さまとブレインストーミングしてみて下さい!

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Call to Action: 「魔法の9ワードメールメッセージで、重要な潜在顧客を甦らせます!」

アメリカの有名マーケターDean Jackson氏の広告をケーススタディに、見込み客を自社サイトへ誘導するノウハウをご紹介いたします。

先週Squeeze PageについてBlogを投稿させていただきました。

Squeeze Page (スクイーズページ)って聞いたことありますか?

こういったサイトの仕組みをDirect Response Marketing (ダイレクト レスポンスマーケティング) といい、広告を発信した相手からなんらかのリアクションをもらう仕組みです。

どういう仕組みになっているか前回に引き続きDean Jackson氏の広告でご説明します。 “Call to Action: 「魔法の9ワードメールメッセージで、重要な潜在顧客を甦らせます!」” の続きを読む

Call to Action:
あなたのウェブサイトに顧客を誘導する方法

Squeeze Page(スクイーズページ)って聞いたことありますか?

Call to Action とは日本語では「行動喚起」「行動要請」といった意味です。
ウェブサイトの訪問者に最終的にとってもらいたい行動に誘導することを指します。

データベースを集めたい、商品を購入してもらいたい、最終的な目的は様々です。
今回は、アメリカの有名なマーケターDean Jackson氏の事例をご紹介させていただきます。
まず、彼はちょっと新しいタイプの広告を出しました。

“Call to Action:
あなたのウェブサイトに顧客を誘導する方法” の
続きを読む

ランディングページがなぜ必要か

お客様が本当に欲しい情報、商品への近道を作れていますか?

貴社のウェブサイトへユーザーが到達する方法は様々です。
GoogleやYahoo!の検索エンジンのリンク先から訪れる人、インターネット広告やバナー広告をクリックしてサイトへ到達する人。

そして、サイトに到達し、目的の商品や情報が得られないと判断するまでの時間はわずか8秒。半数以上のユーザーは競合他社のサイトへ移ってしまいます。

効果的なサイトの制作ができていないということは、潜在顧客をリードできない上に、競合他社に顧客を誘導しているというマイナスな状況を作りだしている可能性があるのです。

では、どうしたらそれを回避できるか?
そこでランディングページの登場です!

“ランディングページがなぜ必要か

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通信販売会社から学ぶ、理想的なオンライン・マーケティング

自称、マーケティングオタクの弊社COOエリック・ジャクソンが衝撃を受けた日本語の優良サイトをご紹介させていただきます!

老舗通販メーカーのカタログハウスさんから出版されている「週刊通販生活」は既に皆様ご存じかと思います。
ここのウェブサイトのマーケティングは非常に素晴らしい!とても感動しました。

理由は、
・トップページが非常に見やすく、ごちゃごちゃしていない。欲しい商品まで迷わずたどりつける
・各商品についてのページがそれぞれ設けられている
・お客様がその商品を購入することでどんなベネフィットを得られるかが書かれている
・お客様のコメントが書かれている

例1
羽毛布団のサイト
http://www.cataloghouse.co.jp/bedding/futon_and_bed/1101252.html?sid=top_main_minshan

“通信販売会社から学ぶ、理想的なオンライン・マーケティング” の続きを読む

Second Screen


セカンドスクリーン?
あまり聞かない言葉ですが、

よくテレビ見ている時ケータイを片手に持ってませんか?
そう携帯の画面です。

今回はその”セカンドスクリーン”について面白い調査結果が
でましたのでご紹介します。