実は、先進国でも最低基準だった
日本のタブレット、スマホ普及率

日本発信のオンラインマーケティング情報をキャッチしていては常に時代遅れ!

弊社ではオンラインマーケティングのサポートの一環として、ウェブサイトやラインディングページの企画・制作をさせていただいております。
(ランディングページについては「ランディングページがなぜ必要か」下記にて詳細をご紹介させていただいております)

サイトの企画段階でお客様よりよくいただくご質問に、海外のディバイスの主流はPCなのかな?タブレットなのかな?スマートフォンなのかな?とご相談を頂くことが多々あります。

実は、アジア圏でも日本のタブレットやスマートフォン普及率は低く、先進国の中でも日本のITに関する最新技術の導入は最低水準と調査結果でも報告されています。
日本人のITへの知識、導入がいかに遅れているか我々は意外と認識できていませんよね。

参考URL:
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS11037_R10C13A7PP8000/
http://www.tabroid.jp/news/2013/07/japanlowest0712.html

“実は、先進国でも最低基準だった
日本のタブレット、スマホ普及率” の
続きを読む

オシャレなレストランでも、これを知っていれば失敗はない!?

Enjoy your holiday!

美味しいお食事を食べたい?それとも、美味しいワインが飲みたい?

この季節、店先をオープンに開け放って、美味しいワインに美味しいタパスに舌鼓を打つ、最高の季節ですね。

私も含め、iinettoスタッフは美味しいレストランと美味しいお酒が大好きです。

リストランテ、トラットリア、ピッツェリア、エノテカにバーカロ、バール…

美味しそうな名前のレストランを見つけるといつもワクワクしてしまいます。

皆さま、エノテカとバーカロって実は、レストランの種類を表す名称ってご存知でしたか?

 

エノテカ(Enoteca)とは?

もともとはイタリア語でワインの貯蔵庫や蔵、ワイン展示館(Wine Library)を表す言葉です。地元向けには売らないような高級志向のワインを旅行者向けに販売するショップをの名称として使用されていたようです。

特徴としては、比較的リーズナブルな金額で試飲でき、そこで購入できるというところですね。

引用元:
http://en.wikipedia.org/wiki/Enoteca
日本ではEnotecaというワインショップが有名ですが、実はレストランの種類を形容する言葉が語源なのです。

 

バーカロ(Bacaro)とは?

こちらはあまり聞きなれない単語ではないですか?

バーカロとは、カウンターにずらりと並ぶCichetti(チケッティ)と呼ばれる軽つまみを食べながら立ち飲みのできる、ベネチア独特のワインバー・エノテカのことで、学生などが集う気軽な立ち飲み屋さんです。

引用元:
http://allabout.co.jp/gm/gc/19270/4/
http://it.wikipedia.org/wiki/Bacaro

こういった名称の意味を知っていると、レストランの名前を見ただけで、お料理をメインにしているのか、ワインをメインにしているのか知ることができます。
お店のコンセプトもわかり、価格帯も把握できますのでぷらっと入りやすかったりしますね。

 

そういえば、先日弊社のエリックと話していた面白いお話も一つ。

「日本のピザのクオリティは素晴らしいよね。でも、ピザの上にジャガイモがのっているのは、アメリカ人には信じられない」・・・と。

我々日本人にはあたり前のことが、こんなところでも違うのだな、と感じた一コマでした。
ゴールデンウィークは大切なパートナーと、ご友人と、ご家族と素敵な時間をお過ごしください!

 

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海外向けアニュアルレポートに関するお悩み、教えてください!

いいコンテンツ制作には、読み手の知りたい!を知ることから。

「アニュアルレポートを企画する前に知っておきたい基本知識と大切な意識」よりBlogポストさせていただき、一通りのセクションのベスト・プラクティスをご紹介させていただきました。

各セクションとリンクは下記の通りです。

1. 表紙・裏表紙

2. At-a-Glance(アットアグランス)・事業概要

3. 目次

4. 財務ハイライト・重要な数値情報

5. 社長メッセージ

6. 財務情報の年間比較(通常は5年から10年の数値を比較)

7. 任意ページ (コンテンツとしてご提案いたしますが、ここからは必須項目ではありません)

– セールス&マーケティング(営業戦略)
– ビジネスモデル – 経営戦略・成長要因
– パフォーマンスを図る主要な指標
– 目標と進捗
– 将来の展望(財務、製品、イニシアティブ)
– 主要な製品、製品開発 – MD&A(経営サイドからの経営分析)
– ガバナンス
– CSR(社会的責任)・サスティナビリティ(社会的持続性)
– セグメント情報・関連会社情報など – 経営理念・企業価値
– カスタマー、ベンダー、パートナー会社からの声
※上記からいくつかのコンテンツをピックアップして一つのストーリー、セクションに組立てます。

8. 株式情報(株価、配当金など)

9. 財務諸表および注記

10. 監査役の声、意見

11. 補足情報

今回は、ご紹介させていただいたセクション、もしくはそのセクションでもっともっと知りたい!を募集いたします。
ご質問、今考えていらっしゃる悩み、疑問点、なんでもお答え致します。
info@inetto.comまでご連絡ください。

iinettoが一貫してお伝えして参りましたポイントを最後に改めてお伝え致します。

・アニュアルレポートは、一部上場企業だけでなく、ステークホルダーを持つ会社であれば是非、制作をご検討ください。年に一度、企業のミッションや成果、目標を伝えることのできるコミュニケーションツールだからです。

(ステークホルダー=投資家、未来の投資家、当局やベンダー、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして未来の従業員や社会)

・自社をステークホルダーの立場から見てください。自分をステークホルダーの立場に置き換えて、会社のどんなことを知りたいか?どんなことを発信してほしいか社内で議論を重ねてください。

・伝えたいテーマはアニュアルレポート全体を通して、一貫して伝えてください。
読み手がロジカルに解釈できるようになり、また何度も繰り返しテーマを発信することで深い印象を植え付けることができます。

日本の素晴らしさをもっともっとたくさんのステークホルダーに、そしてグローバルに発信して行きましょう!

 

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ランス・アームストロングの自転車走行のようなスムーズで美しい英文ライティング

英文ライターから学ぶ、美しいライティングの簡単すぎるコツ

以前のBlogで、理解しやすい英文ライティングのコツとして、
SVOを出来る限り密接に関連付け、近くに配置することがポイントであるとご紹介させていただきました。
(詳しくは、「訴求力を高める英文ライティング手法  –Plain English Part8-」をご覧ください!)

本日は、私がRSSしている「Ragan.com」で見つけた英文ライターの記事で見つけた「1 simple trick for writing clear sentences」より
いいライティングと残念なライティングの実例をご紹介させていただきます。

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幼少期に自転車の練習に励んだ経験、みなさんありますよね。
自転車はぐらぐら揺れて、子供は甲高い声を上げて、倒れる。
理由はただ、ぺダルちょっと強くこぎすぎているだけ。
すごい勢いで自転車をこいで、植木に追突して大泣きしたりしませんでしたか?

ライターと自転車初心者の共通点
冗長的な文章を読むたびに、幼少期の自転車をこいでいたシーンを頻繁に思い起こします。
冗長的で長い文章はまるで、コントロール不能になって道路の脇に追突する自転車のよう。

短い文章を使用することで、問題を回避できるとライターの方にいつもお伝えしています。
理想の文章の長さは14ワード。
もちろんこれはあくまで目安であり、文章によっては更に短くなったり、長くなるのは当たり前ですね。

冗長的で長い文章は、何を伝えたいのかわからなくなる傾向がありますが、
実はとっても簡単な効果的なコツを知っていれば話は別です!

動詞をどこに置くかで変わる
もし、長文 を書くのであれば、主語と動詞は出来る限り近い位置にしましょう。
そして出来る限り、文の始めに持ってきてください。
文法が苦手なのであれば、ただこれだけを覚えておけばOKです。
主語は、文章の主役で、動詞は主役のアクションを表す言葉であること!

では実際に、長文でも読みやすい、いい例をご紹介いたします。

イギリスの小説家であるロレンス・ダレル氏の「アレクサンドリア四重奏」の一節です。

“We abandoned the car in a narrow street by the mosque and Nessim entered the shadowy doorway of some great tenement house, half of which consisted of shuttered and barred offices with blurred nameplates.”
「私たちはモスクの狭い道で車を乗り捨てた。ネシムは安いアパートの暗い玄関口から入った。そこには汚れたネームプレートがかけられ、シャッターでしまっているオフィスと併設されていた。」

正しい方法を知れば長文でもわかりやすい文章が書ける!

34ワードもある、このダレル氏の文章は決して短いとはいえません。
でも理解しやすい。
なぜならば、主語の「We」と動詞の「abandoned」が隣り合わせで始まっているからです。

この文章は複数の文章から構成されています(二つの文章が「and」で結ばれています)。
二つ目の文章の主語である「Nessim」と動詞の「entered」も隣り合わせですね。

これが更にわかりやすい文章をライティングするポイントです。

それでは、もう一つの事例を見てみましょう。
こちらはフランスの文豪、バルザック氏の「ゴリオ爺さん」からの一節です。

“Old Goriot had attached a silver-gilt saucer and vessel like a soup tureen to the cross-bar of a table turned upside down before him, and was twisting a thick rope round the richly-chased metal with such terrific force that he was bending it, apparently into the shape of ingots.”
「ゴリオ爺さんは、彼の前で机をひっくり返し、クロスバーの上に銀燭のコップとスープ皿の容器を置いた。そして太いロープを金属の回りに巻き付けすごい力でそれをまげて、鋳塊にしてしまった。」

この文章は49ワード。
それでも、読みやすい。

繰り返しますが、主語の「Old Goriot」とメインの動詞である「had attached」が密接な位置にあることがコツですね。

ただ、長文はやっぱり残念な文章であることが多い

今度は47ワードある次の文章を読んで比較してみましょう。
新聞記事から抜粋したものです。

“A North Vancouver man stopped by police more than two years ago on suspicion of drunk driving recently had charges against him tossed out by a judge who ruled police violated his rights by not giving him an adequate chance to call a lawyer of his choice.”

 

この文章を読んであたまがくらくらされていないといいのですが。
(これは翻訳を割愛させていただきますがお許しください。)

恐らく正しい意味を理解するために、二回は読みこまないと難しいのでは。
理由はもうお分かりですね。
主語の「a North Vancouver man」から述語の「had changes against him tossed out」までの距離はなんと、14ワード。

「短く」そして「最初の行」に!

この問題は簡単に改善できます。
まず、文章2つの文章に分けて、短くしてしまってください。
そして、はじめの文章を出来る限り短い文章にすることで解決されます。
もし文章が長くならない場合には、主語と述語を密接に位置づけ、文章の始めにおくように意識してくださいね。

これを実現すればあなたも、ランス・アームストロングの自転車走行のようなスムーズで美しいライターになれるはず!

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いかがでしたでしょうか。
どの英文ライティングがいいのか、悪いのか、ネイティブでなければ判断がつかないと思われている方が多いと思います。

でも、思い出してください。
SECが発信するPlain Englishのガイドラインは、米国で英語がネイティブでない多人種にも理解しやすいことが大前提に作られたガイドラインです。

この記事の例文をお読みいただければ、英語が得意でない方でも、どれが読みやすいか、読みにくいかはご理解いただけたのではないでしょうか。
実際、この記事を書いているライターの英文はさすが、理解しやすく、翻訳も短時間で出来てしまいました。

日本語も英語も、端的にわかりやすく!
多くの人に読んでもらえるいいライティングをしていきたいですね。

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コストカットとCSRのDouble Win! UPS社の驚きの実例から学ぼう

Priceonomicsの最近の記事でUPS社(United Parcel Service)が2012年のみで1千万ガロンのガソリン(車でいえば、5,300台に相当)を削減した方法について掲載がありました。

その驚きの方法とは….?
運送車のルートを右回りにしただけです。

約10年前、UPS社のエンジニアは運送コストの調査を行いました。
そしてその結果、運送経路を右回りのみに変更することで解決策を見出したのです。
左回りの運送経路の方が高いことを発見したのです。
UPS社はガソリンの消費量を削減しただけでなく、CSRにも直接結びつく大いなる貢献をしたのです。

多くの企業はCSRを植林やゴミ拾いなどの社会貢献であるとご理解されている傾向があります。

確かにそれは間違っていませんが、いかに自社事業を効果的に発展させ、そしてそれがCSRに結び付いていくか、その両方を達成してこそ、本当のCSRと言えるのです。

事業にどの程度コストがかかっているか把握されていますか?

経費や時間をもっと削減できるかもしれません。そしてそれが同時に貴社の社会へのPRになる可能性も含んでいるのです。

オリジナルサイトは下記にてご覧いただけます。(英語版のみとなりますがご了承ください)
http://priceonomics.com/why-ups-trucks-dont-turn-left/

PS. この記事は、企業Blogの素晴らしいケーススタディでもあります。
Priceonomicsはインターネットでの有益な情報発信のサポートをするコンサルティング企業です。

有益な情報と発信のノウハウについて、是非このBlogサイトから学んでみてください!
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英語版のドラフトも添付させていただきます。

Do you know what drives efficiency in your company? We can all learn from a Surprising Practice at UPS

 

A recent article on the Priceonomics website describes how UPS saved 10 million gallons of gas in 2012 alone (the equivalent of removing 5,300 cars from the roads), just by designing routes that use only right-hand turns.

 

About 10 years ago, UPS engineers researched company cost drivers. The solution they came up with was to design all routes to make right-hand turns (this would be left-hand turns in Japan). The researchers found that turning left against traffic results in wasted time, gasoline, and higher rates of traffic accidents.

 

Not only does UPS save gas, they can make a fantastic corporate social responsibility claim that is in direct relation to their business.

 

Most companies get involved in CSR for the public relations benefit, usually taking the form of tree planting, garbage pick-up, and so forth. While there’s certainly nothing wrong with that, how would it be to combine CSR with effective business practices? A double win for sure.

 

Do you know what drives costs in your business? It could be that a creative approach saves you money, time, and gives you a PR boost all at the same time.

 

You can read the original article (English) HERE. http://priceonomics.com/why-ups-trucks-dont-turn-left/

 

PS. This article is a wonderful case study of corporate blogging. Priceonomics is a consulting company that helps pull useful data from the Internet. See how their blog (featured on their top page) provides both informative information and a demonstration of expertise in their field.

 

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感嘆符(!)も国によって使い方が微妙に違う?!

安易に使用している感嘆符(!)。
英語圏と日本では微妙にニュアンスが異なることをご存知でしたか?

日本で見る英語に翻訳された文書に表記されている感嘆符(!)を見て、たまにどきっとすることがあります。
感嘆符の使用方法が英語圏と日本では微妙に違うのですね。

感嘆符は、英語での使用方法を間違えるとネイティブに不快感を感じさせることがありますので要注意です。

中学生の授業で感嘆文の最後には必ず感嘆符を付記すると習いましたが、文法の観点から安易に判断せず、文意で使用されることをお薦めします。

英語圏では主に、注意、警告、怒り、強調を表現する際に感嘆符を付記します。
我々日本人は、感嘆符を主に強調文で汎用する傾向があります。

例えば、日本語の文章を単純に英訳して、感嘆符を付記したことで意図していない怒りを込めた文章になってしまうケースがあります。
明らかにいい意味を表現している場合や下記のようなセールスレターの文言であれば問題ありません。

Last chance! (最後のチャンスです!)

Ends today! (本日が最終日!)

Only $47.97! (たったの47.97ドル!)

Act now! (今すぐ!)

Don’t forget! (忘れないで!)
※但し、これはセールスレターの場合はOKですが、個人的なレターの場合は避けたほうがいいですね。

Half-price through Thursday! (木曜日まで半額です!)

そもそも、感嘆符は元来の日本語の正書法にはなく、海外から伝わってきてから日本独自の使用方法やニュアンスが築かれたものです。
ここにも英語圏と日本でのダブルスタンダードが生まれていますね。

日本語を英語に翻訳される際には、グローバルスタンダードなニュアンスで感嘆符を使用していきましょう!

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Investor Relation Best Practice
‐Financial Section –

ここにもあった!日本のガラパゴス化

現在日本の上場企業では、「日本基準」「米国GAPP(基準)」「IFRS(国際財務報告基準)」という3つの会計基準が認められています。

これまでのBlogで我々日本人は言語や文化についても独自文化を大切に守って愛した結果、様々な局面でガラパゴス化してしまっている点にも触れて参りました。

会計基準においてもガラパゴス化は及んでおり、これは国際市場での比較可能性、資金調達手段の多様化を抑制している原因でもあると感じます。

日系企業では大企業のみがIFRSを適用すればいいという考えが多く、遅々として導入が進んでいない状況ですね。
日本政府は当初2015年前後のIFRS導入義務付けを予定していましたが、その2015年を目前に会計基準の扱いの方向性は定まっていない状況です。
IFRS導入のためのローカライズも何社かお手伝いさせていただいておりましたが、2011年頃を目途に縮小傾向になったことを記憶しています。

弊社では海外投資家向けのIR資料の英語版や中国語版の制作のお手伝いさせていただいておりますが、主旨は2つのパターンに分かれています。

1) 海外市場に上場しているため、英語版のアニュアルレポートの提出が必須である企業様
2) 海外市場に上場していないが、海外投資家向けのIRツールとして制作される企業様

1) のパターンでは、監査法人が米国GAPもしくはIFRSの基準に合わせて数値および科目の振替を行いますので、我々が深く関与することはあまりありません。
問題は2)のパターンです。米国GAAPやIFRSにはない日本独自の科目を翻訳する場合、とても苦労します。

金融庁が公表しているタクソノミには、日本の財務諸表の英訳がおおよそ掲載されています。
お客様からのご要望で、タクソノミの英訳を使用することがありますが、ネイティブが読んだとき、その科目が何を意図としているか理解できないことがあります。
http://www.fsa.go.jp/search/20130301.html
勘定科目リスト(EXCEL:3,146KB)

原因は、1)日本にしか存在しない科目であるから、2)注記の補足が不足しており諸表の中身が見えないから。主にこの二つでしょう。

新規の科目を英訳する際は最新の注意を払ってください。
解決方法としては、まず監査法人に相談をしてください。そして、科目の内容の十分な説明と合わせて財務知識のある、ネイティブの翻訳者に相談してください。
一度定訳となったものは、原則変更することは混乱を招くためできません。

安易に翻訳会社に依頼し、直訳してしまうケースが一番危険です。
海外投資家は常に数字を一番に見ています。極論を言えば、財務諸表しかみていない投資家も多くいます。

正しい科目の翻訳と、必要であればきちんとした注記を入れることで、海外投資家に正しい業績や財務内容の説明ができ、効果的にアピールすることができますよ!

ここで、あまり財務にお詳しくない方に、日本の会計基準には存在しない科目ついて一つだけご紹介!

◆有給休暇引当金
世界的に従業員の福利厚生の観点から有給休暇制度が普及されていますが、この制度に対する会計処理がIASと日本基準では大きく異なります。
日本基準では、有給休暇に関しては特に会計上は考慮することなく、給料の締め日において発生した月給を当該月の発生費用として認識しています。有給休暇の発生については、会計事象として捉えていません。
これに対して、IAS(米国GAAPも)では、有給休暇の発生については、会計事象と捉え費用認識することになります。つまり、将来における従業員の有給休暇の消化は、企業にとっては損失であり、その将来損失が当期以前に起因するものであれば、当期末において引当計上するという考え方です。
http://www.aap.or.jp/seviceLine/ifrs/kokusaikaikei08.html

その他にも、米国基準では、日本会計基準でいう「経常損益区分」というものは存在しません。

日本会計基準で営業外費用、特別損失に表示区分される項目のうち、事業に関するもの、例えば固定資産の 除売却損益等は、米国基準では営業費用に計上されます。従って米国基準に基づく営業利益は、 日本会計基準に基づく営業利益よりも少なくなります。

http://www.nsspirit-cashf.com/fs/bs_english.html

少しご紹介しただけでも、え!こんなに違うの、と思われませんでしたか?
これでは海外投資家が日本の財務諸表を見たところで、国際市場での比較検討することは非常に難しいですね。

企業様によっては、SEC(米国証券取引委員会)に上場していなくても米国GAPPの財務諸表を作成されている企業様もあります。
とても時間がかかることですが、素晴らしいと思います。

将来、グローバルに企業展開をお考えであれば、会計基準もグローバルスタンダードに!
元監査法人でのアカウントの知識を豊富にもつエリック・ジャクソンがいつでもご相談に乗ります。お気軽にご相談ください!
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欧米向けプレスリリースのSEO対策

貴社の海外版プレスリリースを簡単にヒットさせるはじめの一歩

欧米だけではなく、日本でも欠かせなくなっているSEO対策
いまでは誰もが耳にされているかと思います。

【SEO=Search Engine Optimization=サーチ・エンジン・オプティマイゼーション】
特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。

検索エンジンサイトでのキーワード検索結果として、上位ページと下位ページでは、クリック率・誘導率にきわめて大きなかい離がある。
また、検索エンジンサイトの検索結果からの誘導そのものは、他の広告媒体などとことなりコストがかからないため、企業サイトにとって、極めて効果が高く重要なポジショニングとなっている。 このため、検索エンジンが検索キーワードによる検索結果として表示する順位の決定アルゴリズムを分析し、自社サイトの上位表示を目指すための修正・最適化を実施することで、これらを実現する風潮があらわれた。
これが検索エンジン最適化である。

引用元:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96

 

つまり、ユーザーが知りたい、調べたい、と思って検索エンジンで使用するキーワードがありますよね。
それを、自社サイトやプレスリリースにあえて盛り込むことで、検索結果で上位に上がりやすくするための技術です。

【各国のエンジンシェア】
中国 百度(Baidu) 中国インターネットユーザーの約 70%のシェア
米国 Google     中国同様インターネットユーザーの約70%のシェア

graph1

引用元:
http://www.infocubic.co.jp/solutions/seo-service.html
日本もですが、今やGoogleのエンジンシェアは重要視するべきポイントですね。

 

【米国のトップ50の検索キーワード】

  1. New (110,059 times)
  2. First (56,724 times)
  3. Mobile (28,534 times)
  4. Professional (27,859 times)
  5. Most (25,774 times)

the most overused pr words

引用元:
http://www.marketingprofs.com/chirp/2014/24221/top-50-overused-words-in-press-releases-infographic

ただ、単純に和文のプレスリリースを翻訳するだけでは勿体ない。
旬の検索キーワードを把握し、プレスリリースに盛り込んでいくだけで検索率は明らかな変化が見られます。

また、定期的にプレスリリースを発行することも、検索上位に上げるポイントです。
少なくても月に1-2回はプレスリリースを発信できれば理想的ですね。

 

弊社では週3回のブログ更新を継続させていただいておりますが、実際に、Webからのお仕事の依頼が非常に増えております。 また、そのほとんどが、まさに弊社で一番お役に立てると確信している、ただの翻訳ではない、本当に良い英文ライティングを必要とされている企業様からのご依頼です。

それではここで、SEOに関連する情報で一つ以前どこかで読んだ記事の内容をご紹介いたします。

日本人がいつから文章中に「」を多く使用するようになったのか。

弊社Blog「広告のキャッチコピーや企業理念の英語でよく見かける引用符」でも、触れさせていただきましたが、欧米では「」は引用符としてのみ使用いたします。

しかし、日本では固有名詞を指したり、会社の経営理念や、用語を強調する際に汎用していますね。
これは、日本語のキーワードをGoogleに認識させるためのガイドとして汎用されるようになった経緯が一節にあるそうです。

確かに、日本語は英語のように固有名詞や何か特別な意味を示す際に使用するキャピタライズ(単語を大文字ではじめる)のような手法がないため、判別が難しいという特性があります。
それ故に、「」を使用するようになったということもなるほど納得ができますね。

弊社では海外版プレスリリース発信代行のお手伝いをさせて頂いております。
SEO対策はもちろん、読み手のネイティブに訴求力ある文章でライティングさせて頂いております。

広告宣伝費をおさえ効果的なプレスリリースが発信できる方法についてご興味があれば、info@iinetto.comまでご相談ください。

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あなたの日本語、日本人に伝わっていますか?
– Plain Japanese –

日本語もグローバルスタンダードに

先日「あいまいな日本語からいい英語は生まれない 」にて発信させていただきましたが、
日本人は冗長的であいまいな表現を好むため、文章の内容が非常に分かりにくくなる傾向があります。
せっかくのレポートも読み手に正しく、わかりやすく伝わらなければ全く意味がありません。独りよがりな日本語ではなく、読み手の立場にたって一度ご自身の文章を読んでみてください。

日本語も英語も分かりやすいライティングをするコツは一緒です。
1文をできる限り短くし、シンプルな構造にすることです。

では、日本語の場合の1文の文字数の目安は?
人間が情報を保持できる時間は3秒だそうです。そして1秒間に読むことができる文字数は10文字程度。

ですから目安は「10字×3秒=30字」です。
行政文書なのは特性上30字で納めることが難しいため、60字が目安です。

1文を短くするこつはこちらのサイトをご覧ください!
http://csms-seo.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/sentence-45e8.html
弊社では、企業様の海外IR資料の企画・制作・翻訳のお手伝いをさせていただいております。
決算短信の定性情報でよく見かけるのですが、かかりが多く、表現があいまいな、非常に文章の長いレポートを拝見する機会があります。
ネイティブの日本人でさえ、かかりがどこなのか、言いたいポイントが何なのか、もはや理解できない文章になっているのです。

特に業績が悪化した場合などは、原因と結果をあいまいに表現したいという背景があるのでしょうが、内容を理解できないレポートをだれが読んでくれるのでしょうか?

1文に1トピック、30字以内、このルールを実践するだけでぐんと読みやすく、理解しやすい文章になります。

英語化を前提とした文章であれば尚のことです。
伝えたいポイントが明確な文章であれば、英語に翻訳しても間違った理解で翻訳されることはありません。

ビジネス文書は特に、グローバルスタンダードなPlain Japaneseにしていくべきではないでしょうか。
是非、実践してみてください!

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アニュアルレポート ベスト・プラクティス 【任意ページ】

読み手は投資家だけじゃない!
従業員もビジネスパートナーもベンダーもステークホルダー

 

今日のトピックをお話する前に、なぜアニュアルレポートが企業にとって重要であるか思い出してみましょう。

上場企業にはアニュアルレポートを発行する法律的義務が勿論あります。
しかし、それ以上に企業がアニュアルレポートを発行すべき、いくつかの利点があります。

企業は投資家、未来の投資家、当局やベンダー、お客様、ビジネスパートナー、従業員、そして未来の従業員や社会に、アニュアルレポートを通してコミュニケーションを取り合うことができるのです。

経営層はどういったメッセージをこれら全てのステークホルダーに発信していくべきなのか。

上記に挙げたステークホルダーが貴社のアニュアルレポート対して興味をもつポイントはそれぞれでしょう。
プレインイングリッシュのベスト・プラクティスとして、ひとつの特定ターゲットのためにライティングをすることが挙げられています。

さまざまなタイプの読み手が必要とする答えを提供できるアニュアルレポートを制作するためにはどうすればいいのでしょうか。

ひとつの方法に、充実した任意セクション制作することを推奨いたします。

さまざまな読み手を満足させることのできる、有益で魅力的な情報に飛んだセクションを制作します。
任意セクションは雑誌や新聞の記事のように多くのコンテンツと情報が盛り込まれているイメージです。

前回のBlog「アニュアルレポート を企画する前に知っておきたい基本知識と大切な意識」でアニュアルレポート全体のコンテンツのご紹介をさせていただきました。
下記に任意ページのコンテンツリストを抜粋して再度ご紹介いたします。

7. 任意ページ
–  セールス&マーケティング(営業戦略)
– ビジネスモデル – 経営戦略・成長要因
– パフォーマンスを図る主要な指標
– 目標と進捗
– 将来の展望(財務、製品、イニシアティブ)
– 主要な製品、製品開発 – MD&A(経営サイドからの経営分析)
– ガバナンス
– CSR(社会的責任)・サスティナビリティ(社会的持続性)
– セグメント情報・関連会社情報など – 経営理念・企業価値
– カスタマー、ベンダー、パートナー会社からの声

アニュアルレポートには、法的に定められているコンテンツを盛り込みさえすれば、任意ページには貴社が発信したい情報を掲載してOKです。

ただし、数値やデータについては注意してくださいね。監査法人が監査した数値やデータでなければならないものも含まれている可能性があります。

上記のリストを見てお分かりいただけるよう、アニュアルレポートの任意ページに含まれるトピックスの範囲にはほぼ制限はありません。

一番重要なことは、自社をステークホルダーの立場から見ること。自分をステークホルダーの立場に置き換えて議論することです。

あなたがもし未来の投資家であったら、その企業について何を知りたいと思うでしょう。
企業のトップにどんな質問を投げかけたいと思うか考えてみてください。

あなたがその企業の従業員だとしたら、何を知りたいと思うでしょう?
従業員の立場にたって考えた時に、何を一番知りたいと思うでしょう?

お客様の立場であったらどうでしょう。

ビジネスパートナーであったら、もしくは当局であったら?

読み手の立場から自社をみる習慣と技術を習得してしまえば、すべてのステークホルダーが求めている答えを盛り込んだアニュアルレポートを制作できるのです。

例えば、CSR活動のページを制作するのであれば、そこには政府側からの観点と地域社会、両方が求める答えが記載されているだけでなく、従業員がそれを読んで貴社の従業員であることを誇れるようなコンテンツにしましょう。
ちょっと補足しますが、CSR活動とは社会貢献と理解されがちですが、あらゆるステークホルダーからの要求に適切な意思決定をすることを指しています。ステークホルダーにはもちろん従業員も含まれていますよね。

貴社がどんな企業なのか、業界でどういった立ち位置にいるのか、そしてどんな目標に向かっているのか。
効果的な任意ページは、それらすべての質問に答えることができるのです。

ご経験されている方も多いかと思いますが、効果的な任意ページを制作するにはたくさんのアイディアと多くの時間を要します。
企画とは常に多くの時間を要するものです。
ですが、企画さえしっかり立ててしまえば、実際のライティングは意外に簡単なものになります。

アニュアルレポートのベストプラクティスを実践するために、絶対に忘れていけないこと。それは、表紙や前半のページでたてたテーマの一貫性です。
任意ページでも一貫してそのテーマを使用してください。
テーマを一貫させることで、読み手は貴社のアニュアルレポートを論理的に理解し、また貴社が伝えようとしていることをストーリーで理解することができます。
一貫したテーマはコンテンツに印象を持たせます。

それでは、素晴らしい任意ページの実例をご紹介いたします。
Potash Corp社の2013年アニュアルレポートです。

Potash Corp社はよりよい食物を作るための土壌養分を作っている企業であり、世界経済や地球の環境維持において重要な役割を果たしている企業です。
言うまでもないのですが、ここのIRチームは素晴らしいです。
potash_2013_cover

任意セクションは8ページのMD&Aページから始まります。
企業によってはMD&Aの内容を社長メッセージに盛り込む場合もあります。10Kラップの場合は、SEC指定のフォーマットにMD&Aが記載項目となっています。

 

potash_2013_mda

ここでは、

–    製品概要
–    市場での位置づけ(競合他社との比較)
–    ビジネス環境についてのディスカッション
–    Potashの強み
–    ビジネス戦略
–    リスクおよびリスク管理体制

などの多くのトピックスと情報を盛り込んでいます。

ただ情報が盛りだくさんなだけでなく、フォーマットやデザインを読みやすく工夫しているので、拾い読みをしたい読者、じっくり読み込みたい読者、いずれの読者にも対応できているところが素晴らしいです。

フォーマットとデザインについて一部はすでにPlain Englishでもご紹介していますが、アニュアルレポートで実際にどのような効果的なデザインができるのかは今後のBlogでご紹介させていただきますね。
Potashのアニュアルレポートを参考にするだけでもとても勉強になると思いますよ。

次の任意ページでは、
–    会社の業績
–    業績ハイライト、注釈
–    将来の見通し   について触れています。

potash_2013_performance

そして、最後はさらに素晴らしいページです。

potash_2013_goals_and_targets

 

ここでは、企業の目標とターゲットについてディスカッションしているのですが、Potashは実に正直に目標数値に対する進捗状況を明示しています。
日本企業に留まらず、欧米圏でも目標数値に対する達成状況を具体的数字で明示できている企業はありません。
先日、僕の友人の日系監査法人に勤めている人間も同じようなことを言っていましたよ。これはグローバルに企業に求められている課題でしょう。

ですから、僕はこれをより多くの企業に実施していただきたいです。
そうすることで、ステークホルダーとのコミュニケーションはより意味があり、価値のあるものになると確信しています。

お時間があれば是非、Potashの2013年アニュアルレポートを読んでください。
Potashのように、効果的で有益な情報を発信し、全てのステークホルダーの疑問に答える技術を習得してください。

貴社のアニュアルレポートで何か疑問に思われていることはありませんか?
いつでもinfo@iinetto.comにお問い合わせください。
喜んで質問にお答えいたします!

We tell your story to the world!!

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英語版のドラフトも添付させていただきます。

Before I talk about today’s topic, let’s go back and take a look at the reasons why companies issue annual reports in the first place.

Of course, public companies issue annual reports because it is required by law. But, beyond that, there are many good reasons why companies should issue thoughtful and informative annual reports.

Companies issue annual reports to communicate with investors, potential investors, governments and government agencies, vendors, customers, business partners, employees, potential employees, society, and others. But, what is the message corporate management should tell to all of these stakeholders?

Now, I just listed 10 different stakeholders who might be interested in reading an annual report, but they are interested for different reasons. The best practices of plain English tell us that we should write for one specific target reader at a time. The question then is how to create one annual report that answers the needs of all of these different types of readers?

One of the ways we do this is through a well-written narrative section. We include information in a way that is informative and engaging, as well as meets the needs for all of these reader groups. A narrative section is the part of your report that most looks like magazine or newspaper articles.

When we gave an overall view of the different sections of annual reports [ADD LINK HERE TO BLOG POST], we listed many different types of content that could fall under the category of narrative section. Here’s the list again:

. Narrative Section

.. Sales and Marketing

.. Business Model

.. Business Strategies, Growth Drivers

.. Key Performance Indicators

.. Targets/Progress

.. Future Outlook (financials, products, initiatives, etc.)

.. Key products, Future Development

.. Management’s Discussion and Analysis (also including risk, segment info, market trends, competition, etc.)

.. Governance and Corporate Leadership

.. Corporate Social Responsibility, Sustainability

.. Other Company Info (regions, segments, subsidiaries, etc.)

.. Corporate Mission Statement (company philosophy, values)

.. Customer/Vendor/Business Partner Testimonials

As long as the company meets its minimum reporting requirements in an annual report, this narrative section can contain almost any kind of information the company wants to publish. Of course, you have to be careful when including numbers and data in these sections, because some of those numbers and data may have to be audited by your accounting firm.

As you can see, you have an almost limitless range of topics to include in the narrative section of your annual report. The best thing to do, however, is to look at your company with a fresh set of eyes. Put yourself in the position of these stakeholders we just discussed.

As an investor or potential investor, what do I want to know about this company? What questions would I ask the company president if I was sitting down at a table with him or her?

Now, pretend you were an employee within your company. What kind of questions do you have? As an employee, what is the single most thing that you would want to know about your company?

How about your customers? How about your business partners? How about governments and government agencies?

If you can master putting yourself in the position of the potential readers, then you should be able to come up with content that answers the questions of every reader.

For example, you could write an article on your company’s CSR activities that answers questions from both government’s and society’s points of view, not to mention your employees, who want to be able to have pride in the company they work for.

As a company, who are you, where are you, and where you going? These are questions you can answer through effective narrative sections in your report.

As you can see, writing an effective narrative section for your annual report takes a lot of thought and a lot of preparation. Fortunately, the planning usually takes the most time. The better planned the content is, the easier it is to actually write.

Also, don’t forget that your annual report (if it’s based on best practices) has a theme established on the front cover and early sections. Be sure to use your theme throughout your narrative section as well. A consistent theme helps your readers navigate logically through your annual report. A consistent theme helps your reader understand the story that you’re trying to tell them. A consistent theme makes sure the content is memorable.

Let’s take a look at an example of a great narrative section: Potash Corp Annual Report 2013

http://potashcorp.s3.amazonaws.com/2013_PotashCorp_Annual_Integrated_Report.pdf

Potash Corp is a company that makes soil nutrients for better food production. They play a very important role in the global economy and in keeping the world healthy. Not to mention the fact that they haven’t excellent investor relations and public relations team.

The narrative section of the Potash Corp 2013 annual report begins on page 8 with their management’s discussion and analysis. Some companies will include this information in their message from the president, or in the case of a 10k wrap, the management’s discussion and analysis is included in the filing with the SEC.

In their and MD&A section, Potash covers a lot of topics and a lot of information. They give an overview of their products,

they provide comparison to their competitors, they offer a discussion about the business environment, they talk about their strengths, they talk about their business strategy, they talk about the risks, and they talk about how they plan to deal with these risks.

That sounds like a lot of information, and it is, but Potash doesn’t excellent job of formatting and design tailored to both types of readers: readers who like to skim and readers who like to read in detail. We’ll talk about formatting and design as part of plain English and effective communications in an upcoming blog post, but a great place to start your study would be with Potash Corp.

The next narrative section of the Potash 2013 annual report goes over business performance, providing highlights, an explanatory review, and a future outlook.

The final narrative section of the Potash 2013 annual report is very interesting. In this section, the company discusses their goals and targets, but he can tell that Potash is very serious about achieving their goals. How can you tell? Because the company gives specific numerical goals to the extent possible, and they track their actual progress towards those goals. This is something that I wish more companies have the courage and commitment to do, because it would make corporate communications and investor relations much more meaningful and much more valuable.

When you get a chance, read through the Potash Corp 2013 annual report and ask yourself if this company is doing a good job of answering the questions in the minds of their diverse stakeholders in a way that is effective and informative to all. Moreover, did they reflect and reinforce the theme (“Food Matters”) throughout the report (my answer: Yes).

Do you have questions about your company’s annual report? Feel free to send us an e-mail at info@iinetto.com. We would be happy to take a look at your report and answer your questions.

We tell your story to the world!!