誰もが読みたくなる広告の秘密

海外のキャッチ-な上手な見出しを参考に
貴社のお客様向けの素敵なキャッチコピーを生み出しましょう!

皆様はどんな見出しが好きですか?
どんな見出しについつい目がいってしまったり、その先をクリックしてしまいますか?

以前のBlog「コミュニケーションのポイントは全てここから!AIDAの法則をご存知ですか?」でAIDAの法則についてご紹介させていただきました。

A= Attention(注目)

I=Interest(興味を引く)

D=Desire(欲求をもたらす)

A=Action(行動要請)

まずは何よりもAttentionです。
読み手(聞き手)の注目をぐっと広告へ引き寄せます。
読んで(聞いて)もらわなければ何の意味もありません。

広告だけでなくBlogやアニュアルレポート、雑誌の記事など、どんなライティングでも同じことがいえます。

広告の見出しは「広告の中にある、広告」ともいえます。
読み手に立ち止まってもらい、興味を持ってもらうための広告なのです。

思わず「ねえ、見てよ。あの広告面白くない?読んでみたい!」とさせる見出し。
それが素晴らしい見出しの効力です。

私がコピーをライティングする時、見出しには最低50%の労力を費やします。
多いときには40から50案の見出しを考えることもあります。

その中から、広告として最も良いと思った見出しを採用しますが、残りの案は小見出しやセクションの見出しとして活用させています。

「100 best headlines of all time」というキーワードでGoogle検索をすると、有名な見出しや効果の高い見出しを掲載しているサイトがたくさん見つかります。
このオリジナルリストは米国のスーパーマーケターのJay Abraham(ジェイ・エイブラハム)から来ていると言っていいでしょう。

常に意識していただきたいことは、自分よがりなコピーではなく、読み手(聞き手)に言葉をフィットさせていくことが大切です。
そして、広告をリリースした後も、見出しがどんな効果を生んでいるのか常にテストし続けていってください。(ここが非常に重要です!)

今回のBlogより、私が選んだ英語見出しのトップ100をご紹介していく予定です。
この見出しをヒントに、貴社のビジネスやカスタマーにあう見出しに作り変えてはいかがでしょうか?

まずは10の見出しをご紹介いたします!
※意味をご理解いただけるよう和訳は直訳調で参考掲載しております。

1. “The Secret Of Making People Like You”
人に好かれる秘密はこれ!

2. “A Little Mistake That Cost A Farmer $3,000 A Year…”
その農夫は、小さな失敗で、年間$3,000も損をした。

3. “Advice To Wives Whose Husbands Don’t Save Money – By A Wife”
お金が節約できない夫の妻たちへのアドバイス… 同じ妻より

4. “The Child Who Won The Heart Of All”
みんなの心を魅了した子ども

5. “Are/Were You Ever Tongue-Tied At A Party?”
パーティでしゃべれなくなってしまった経験ありませんか?

6. “How A New Discovery Made A Plain Girl Beautiful”
新しい発見で、劇的美女に変身

7. “How To Win Friends And Influence People”
友情を勝ち取り人に影響を与える方法

8. “The Last 2 Hours Are The Longest And Those Are The 2 Hours You Save”
残りの2時間が一番長く感じるけれど、そこには節約できる2時間がある

9. “Who Else Wants A Screen Star Figure?”
映画スターみたいなスタイルになりたいとおもいませんか?

10. “Do You Make These Mistakes In English?”
あなたの英語に、こんな間違いありませんか?

 

次回以降も、引き続き有名な英語の見出しをご紹介させていただきます!

 

英文のドラフト原稿も参考に投稿させていただきます。

How did you like that headline? Did it get your attention? A while ago, we spoke about the AIDA method of writing and presenting. ‘

A = Attention

I = Interest

D = Desire

A = Action

 

There’s a reason the first A is for Attention. If you can’t get your advertisement read (or listened to), then you’ll never make a sale, and that’s the truth.

So, what is a headline when it comes to talking about advertisements (or blog posts or annual reports or articles or…any writing, actually)? The headline is the advertisement FOR your advertisement. It’s what gets someone to stop and pay Attention. To think, “Hey, that’s interesting. I want to read more.”

When I write advertising copy, I spent at least 50% of my time on the headline. I’ll write maybe 40 or 50 different ideas for headlines. I choose the best for the top headline of the advertisement, but I keep the others to use as sub-headlines and section headings in the rest of the ad copy. You see, the A = Attention isn’t just for the top of your ad or article. You have to keep getting the reader’s attention, and one way to do that is by using attention-getting headlines throughout your advertisement.

 

If you google “100 best headlines of all time,” you find thousands of websites that point to these headlines as the most famous, most effective headlines ever. From what I can tell, the original list came from super-marketer Jay Abraham. Some of these headlines were written more than 100 years ago, but you can see how they can be just as effective today as they were back then. All you need to do is change the words to fit your audience and you’re good to go. Oh, and don’t forget:  You should always be testing the effectiveness of your ad, starting with your headline.

 

Here are the first 10 of the top 100 headlines of all time. How would you change them to match your business and your customers?

1. “The Secret Of Making People Like You”

2. “A Little Mistake That Cost A Farmer $3,000 A Year…”

3. “Advice To Wives Whose Husbands Don’t Save Money – By A Wife”

4. “The Child Who Won The Heart Of All”

5. “Are/Were You Ever Tongue-Tied At A Party?”

6. “How A New Discovery Made A Plain Girl Beautiful”

7. “How To Win Friends And Influence People”

8. “The Last 2 Hours Are The Longest And Those Are The 2 Hours You Save”

9. “Who Else Wants A Screen Star Figure?”

10. “Do You Make These Mistakes In English?”

 

We’ll continue with more famous headlines in future blog posts!

 

We tell your story to the world!!

社員をやる気にさせる魔法の名言

米航空宇宙局(NASA)でも成功しているモチベーションアップのルール

 

星の王子様の著者として有名なアントワーヌ・ド・サン。

彼の数ある名言の中からとても興味深い名言を一つご紹介いたします。

Antoine_de_saint

“If you want to build a ship, don’t drum up people to collect wood and don’t assign them tasks and work, but rather teach them to long for the endless immensity of the sea.“

「船を造りたいのなら、男どもを森に集めたり、仕事を割り振って命令したりする必要はない。代わりに、彼らに広大で無限な海の存在を説けばいい。」

http://ja.wikiquote.org/wiki/アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ

 

男どもに、ただ、木を切ってこい、運んでこい、というだけではその仕事は魅力的でなく、やりがいも感じられない。

でも、彼らに船で出る海の素晴らしさを説き、その素晴らしい海に出る船を作っているという誇りを感じさせれば、その仕事はロマンにあふれる魅力的な仕事になり、夢中になって働けるのです。

 

この名言を実行して成功している米航空宇宙局(NASA)で働く清掃員の事例があります。

 

一方の清掃員に仕事について尋ねると,「やりがいがない」と答えました。「せっかく掃除をしても,すぐにみんなが汚してしまう」などと愚痴ばかりこぼすのです。ところが,もう一方の清掃員は違いました。「この仕事は名誉な仕事だ。我々は人間を月に送り込んでいる。私の仕事は,宇宙ロケットの故障を防いでいるのだ」。

この違いは,管理者が発した動機付けの差にありました。

前者の清掃員の管理者は,彼にただ一言「きれいにせよ」と言っただけでした。しかし,後者の清掃員 の管理者は,彼にこう伝えました。「この掃除はとても重要な仕事です。小さなゴミやチリ一つでも,ロケットエンジンの故障の要因になり得るからです。あなたにしっかりと清掃してもらわないと,月に向かうあの宇宙ロケットの打ち上げは成功しません」。

引用元:http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20090603/171211/

 

どんな仕事にも意義があり、その仕事をする従業員がいなければ大義は成し遂げられない。

アントワーヌ・ド・サンの名言を読み、弊社の企業理念、使命について、社員に伝え続けていかなければならないと、改めて胸に留める機会となりました。

 

We tell your story to the world!!

アニュアルレポートを企画する前に知っておきたい基本知識と大切な意識

アニュアルレポートは大企業や上場企業だけのものだと思っていませんか?

今回から数回に渡り良いアニュアルレポートをどうやって制作していくか、最も汎用的であるTraditional Annual Reportを基本にご紹介させていただきます。

本題に入る前にまず、どういった企業がアニュアルレポートを制作するべきなのか、考えたことはありますか?

多くの方々は、アニュアルレポートは上場企業の情報開示ツールであるととらえられているでしょう。
一度その固定概念を捨てて、改めてアニュアルレポートとはなんのために制作するのかを考えてみてください。

アニュアルレポートは、貴社がステークホルダーに向けて、貴社がどんな企業であるのか。これまでどういったい成果を挙げてきたのか、またこれからどこに向かって走っているのかをお伝えすることのできるドキュメントです。

そう。貴社のストーリーを発信する貴重なチャンスです。

パフォーマンスを図る主要指標が何であるのかを定義し、貴社のゴールを公示し、またそのゴールに向かってどんなマネージメントをしているかを納得させることのできるまたとないチャンスです。

質問です!
– 従業員はいますか?
– 大切なビジネスパートナーもしくはベンダーがいますか?
– 資金調達をお考えですか? – カスタマーをお持ちですか?
– 出資者がいますか?

これらの質問に一つでもあてはまるのであれば、是非アニュアルレポートの制作をご検討ください。

上場企業でなければ、財務状況やその他の企業情報について開示する必要がないとお考えかもしれません。
それはちょっと違います。
どんな会社にもステークホルダーは存在します。
ステークホルダーが知りたい貴社情報や年間のトピックスが必ずあるはずです。

中小企業であれば、まずはシンプルな2~3ページのアニュアルレポートから始めてみてください。
貴社の成功に必要不可欠な人々に、ビジネスの進捗情報やビジョンを共有できる情報を盛り込み、そして共有してください。

アニュアルレポートを制作することで、ステークホルダーと企業が年に一度、情報を共有できることの重要性を意識してみてください。

さあ、それでは、本題に参りましょう!

今回は、アニュアルレポートで重要とされているセクションについて大まかにご紹介いたします。
アニュアルレポートにどんなコンテンツを盛り込むのか、一つのアイディアとしてご参考ください。

1. 表紙・裏表紙

2. At-a-Glance(アットアグランス)・事業概要

3. 目次

4. 財務ハイライト・重要な数値情報

5. 社長メッセージ

6. 財務情報の年間比較(通常は5年から10年の数値を比較)

7. 任意ページ (コンテンツとしてご提案いたしますが、ここからは必須項目ではありません)

–  セールス&マーケティング(営業戦略)
– ビジネスモデル – 経営戦略・成長要因
– パフォーマンスを図る主要な指標
– 目標と進捗
– 将来の展望(財務、製品、イニシアティブ)
– 主要な製品、製品開発 – MD&A(経営サイドからの経営分析)
– ガバナンス
– CSR(社会的責任)・サスティナビリティ(社会的持続性)
– セグメント情報・関連会社情報など – 経営理念・企業価値
– カスタマー、ベンダー、パートナー会社からの声
※上記からいくつかのコンテンツをピックアップして一つのストーリー、セクションに組立てます。

8. 株式情報(株価、配当金など)

9. 財務諸表および注記

10. 監査役の声、意見

11. 補足情報

以上がコンテンツの大まかな骨組みとなります。

次回からはそれぞれのセクションを掘り下げ、世界で開示されているアニュアルレポートの事例やベスト・プラクティスを交えてご説明させていただきます。

参考サイト:

 

英文のドラフト原稿も参考に投稿させていただきます。

For the next few weeks, we’re going to talk about what makes a good annual report. We’ll base our discussion on the traditional annual report (usually the most editorial content of all of the types of annual reports).
Before we go too far, though, let’s talk about what kinds of organizations should put out an annual report.
Most people think an annual report is the sole domain of public companies. But, here’s some food for thought (especially if you’re in company management). The annual report is a document that tells all of your stakeholders who you are, where you’ve been, and where you’re going. It’s a chance to tell your story. It’s a chance to define your key performance indicators, to publicize your corporate goals, and to convincingly demonstrate who your leaders are who will be taking the organization toward those goals.
So, ask yourself:  Does you organization have employees? Do you have important business partners or vendors? Are you looking for funding? Do you have customers? Do you have donors? If you answered “yes” to any of these questions, then you might want to think about creating an annual report. As a private company, you don’t have to disclose all of your financials or other secret information; but, I’m sure you have a lot of completely “shareable” information or annual highlights that your stakeholders would love to know! As a small- or mid-sized company, your annual report could simply be a two- or three-page letter–anything that will help you share your company’s progress and vision with the people and groups that are important to your success.
OK, let’s talk about designing an annual report for a public company. Today, we’re going to cover the major sections that go into an annual report. It’s just a 30,000-foot view, but this gives you an idea as to what you might want to include in your annual report when you’re in the planning stages.
So, without further ado, here are the major sections that you’ll find in most annual reports. The list is by no means exhaustive or all-inclusive, but it’s a good start.
. Front Cover and Back Cover
. At-a-Glance/Business Overview
. Table of Contents
. Financial Highlights/Important Figures
. Letter from the CEO
. Comparative Financials (usually between five and 10 years’ worth of numbers)
. Narrative Section (suggested content, but remember that the report must meet minimum reporting requirements)
  .. Sales and Marketing
  .. Business Model
  .. Business Strategies, Growth Drivers
  .. Key Performance Indicators
  .. Targets/Progress
  .. Future Outlook (financials, products, initiatives, etc.)
  .. Key products, Future Development
  .. Management’s Discussion and Analysis (also including risk, segment info, market trends, competition, etc.)
  .. Governance and Corporate Leadership
  .. Corporate Social Responsibility, Sustainability
  .. Other Company Info (regions, segments, subsidiaries, etc.)
  .. Corporate Mission Statement (company philosophy, values)
  .. Customer/Vendor/Business Partner Testimonials
[Some of the content described above could well be combined into one story/article/section]
. Stock Information (share prices, dividends, etc.)
. Financial Statements and Notes
. Auditor’s Opinion Letter
. Supplemental/Supporting Documentation
For the next few weeks, we’ll talk about each section in more detail, giving you examples of best practices using real-world annual reports.
Here are some of the websites we referenced for today’s post:

 

情報化社会で効率よく必要な情報を得る方法

便利アプリ・ツールを使用して時間の有効活用しませんか?

新聞、雑誌、ラジオ、TV、ニュース、インターネット、あらゆる手段で情報が手に入る時代。自社や自分にとって有用な情報を効率よく情報収集できていますか?

前回のBlog記事では有益な情報を効率よく取得するアプリ・ツールを紹介させて頂くお約束でしたので、ご紹介させていただきます。

■Google Alerts

http://www.google.co.jp/alerts

指定のキーワードに関連する最新の Google 検索結果(ウェブ、ニュースなど)をメールで配信してくれるサービス。下記は「日本語 英語」で登録しているものアラートです。

google alerts

■Mention(英語版のみ)

https://en.mention.net/

指定のキーワードに関連する情報が見つかった時に告知してくれるツールです。

検索言語を指定したり、検索対象(Web、SNS、画像、RSS等)を絞ったりとgoogle alertよりもきめ細やかに設定が可能です。初期登録が必要ですが、Google、FacebookやTwitterのアカウントでも登録可能です。ブラウザ上でもスマホアプリとしてもインストール可能です。

突然ですが、エゴサーチ、やっていますか?

自社がオンライン上でどのように情報開示されているのかは把握されいますか?

まだ、情報収集をされていないのであれば是非、エゴサーチを試してみてください。

mention

 

上記のサービスは、キーワードの登録に自社の会社名、製品(サービス)名、役員名等を入れてエゴサーチをする際に利用する方法もあります。

弊社もMentionを用いてエゴサーチを行っております。(画像内のキーワードは弊社のエゴサーチ用のキーワードになっています。)

※エゴサーチ

インターネット上で、自分の本名やハンドルネーム、運営しているサイト名やブログ名で検索して自分自身の評価を確認する行為のことである。エゴサーフィン (egosurfing) ともいいます。

引用:http://ja.wikipedia.org/wiki/エゴサーチ

 

■Google News

https://news.google.co.jp/

オンライン新聞のGoogle版です。ニュースのカテゴリ(ジャンル)とニュース提供元で情報の絞り込みが可能。ニュース提供元については先日のBlog(Japlish)で話をしたように重要な要素となります。

また、Googleアカウント内でウェブ履歴を有効にしているとクリックしたニュース記事を基にユーザーに最も関連・関心のある記事を自動で選択してくれるので使えば使うほど自分用にカスタマイズされます。

google_news

 

■Feedly(英語版のみ)

RSSリーダーをまとめて管理できるアプリ。

登録したいサイト名もしくはフィードURLを検索して登録できます。最初の登録と設定さえしてしまえば、あとはFeedlyのアプリ上で情報を閲覧するだけです。

よく閲覧するサイト、Blog等がある場合登録しておくと非常に見やすいです。
※弊社Blogはiinetto.comで検索すれば登録できます。ぜひ、ご登録を!

feedly

現時点で日本語対応していないのですが、さほど難しい英語表記はありませんのでぜひ下記サイトからインストールしてみてください。

itunes:

https://itunes.apple.com/jp/app/feedly-reader/id396069556

android:

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.devhd.feedly&hl=ja

 

■FlipBoard

雑誌をめくるような感覚でページをめくって情報が見られます。

Feedly同様自分用にコンテンツを設定する必要がありますが、ニュース以外にも食べ物、旅行、ファッション等既存のコンテンツが充実しており、プライベート用に登録するといいアプリです。もちろんビジネスカテゴリーもありますのでご安心ください。

Flipboard

iTunes:

https://itunes.apple.com/jp/app/flipboard-anatanososharunyusumagajin/id358801284

Android:

https://play.google.com/store/apps/details?id=flipboard.app&hl=ja

 

いかがでしたか。

ぜひ、今後の情報収集にお役立てください。

Japlish!

和製英語の怖さ

和製英語と言われるカタカナ表記の日本語を私たちは日常的に目にしますね。
何年か前に過剰なカタカナ表記が新聞紙面に氾濫し、出来る限り日本語での表記に戻そうという動きもありました。

発音が和製になり、ネイティブにはそのまま伝わらないという危険性もありますが、和製英語になる過程で全く別の意味に解釈されていまっているパターンがあります。
これが、間違ったコミュニケーションを生む一番の怖さです。

具体的な例をおもしろくまとめたサイトをご紹介させていただきます。

http://nihonshock.com/2009/09/katakana-mysteries-6-loan-words-japan-got-wrong/

間違った理解をしないためにはどうしたらいいのか?
日常的ネイティブの方とコミュニケーションをとる。でもそんな環境にいる日本人の方は少ないと思います。
まずはじめの対策案として、作成元が海外の記事を読むことは、和製英語を間違って理解することを回避するだけでなく、日本を海外視点で見ることもできますのでお勧め致します。

弊社スタッフがRSS(定期購読)しているサイトを少しご紹介いたしますね。

Wall Street Journal
http://jp.wsj.com/home-page

Japan Real Time
http://realtime.wsj.com/japan/

※Wall Street Journalの原文記事(英語)は有料会員のみ閲覧可能ですが、Japan Real Timeは無料で確認が可能です。(一部原文記事がないものもあります)

次回のBlogでは海外の有益な情報を簡単に入手するアプリについてご紹介させていただきます。

We tell your story to the world!!

アニュアルレポートの欧米トレンド

海外投資家に発信するのであれば、是非欧米トレンドを知っておこう!

アニュアルレポートは、株主や従業員、その他のステークホルダーにダイレクトにメッセージを伝えるまたとない機会です。
レポートの内容次第で、有効なマーケティング資料にもなり、全く使えないただの紙になる可能性だってあります。

アニュアルレポートにもさまざまな様式があるのをご存知ですか?
今日は、みなさんもよく目にする主なアニュアルレポートの種類についてご紹介いたします。

1)
Traditional Annual Report(典型的なアニュアルレポート)
財務諸表、株主へのメッセージ、会社概要、ビジネスモデル、今後の見通し、重要な決断、ガバナンス、役員の経歴などを含む長いタイプのレポート

2)
Summary Annual Report(要約された短めのアニュアルレポート)
1)    のような典型的なレポートをギュッと凝縮した短いレポートです。
通常、財務情報詳細や注釈がなく財務ハイライトのみの掲載です。もっと詳細を知りたい読者には10-Kで確認してもらうよう誘導します。

3)
10-K Wrap(10-K ラップ)
制作費用(印刷費用)がぐっと抑えられるので、欧米では最もポピュラーなアニュアルレポートになりました。
10-Kラップとは様式「10-K」での届出文書を文字通り表装(ラップ)し、米証券取引委員会(SEC)に提出するレポートです。
Traditional Annual Reportに比べ情報やチャートや情報が少ないですが、それに相対する情報が盛り込まれています。

4)
Integrated Report(統合レポート)
最近よく耳にするようになりましたね。米国よりどちらかというとヨーロッパでトレンドですね。
Integrated Reportは、財務情報と企業の社会的持続可能性についてまとめたレポートです。
オンラインレポートやアニュアルレポートのアプリがあるのをご存知でしたか?
また少数ではありますが、オンラインレポートのみ(印刷物を出さない)の会社も増えてきましたね。

オンラインでの開示はアニュアルレポートの発信や株主とのコミュニケーションのためのツールとして非常に重要です。
米商品取引所(SEC)は、投資家への発信ツールとしてソーシャルメディアの使用に関する規制緩和を行いました。

今や、30社以上企業や金融機関がiOS対応のアプリでアニュアルレポートを制作しています。米GE 社は特にアプリが充実していますので是非、ご覧になってみてください。

アプリでのオンラインレポートは今後アニュアルレポートの大部分を占めてくるでしょうね。もっと掘り下げた内容は別のBlogでご説明させていただきますね。

アニュアルレポートのトレンドとは(NIRI 2012年調査結果)

NIRIの調査結果からいくつかポイントとなる数値情報をご紹介いたします。

・回答者の88%がなんらかの様式でアニュアルレポートを制作している。
2010年の調査結果は87%、2008年の91%からは少し減少。

・インフレ調整後や景気後退の4年後のレポートの印刷予算の中央値は2%増の65,000ドルに上昇。

・印刷用アニュアルレポート毎の費用中央値は上昇し続けており、2008年以降44%増、2010年からは31%増。

・オンラインアニュアルレポートの予算は2010年より30%増、2012年の制作費用平均は15,330ドル。(中間=5,000ドル)

・Traditional Annual Report代わりに、Summary Annual Reportや10-K Wrapいずれかの様式を使用している傾向がある。

・印刷用アニュアルレポートの全体のボリュームは51~100ページのレポートが主流である。

引用元:
Latest Trends in Annual Reports
http://www.niri.org/Main-Menu-Category/resource/publications/Executive-Alert/NIRI-Annual-Report-2012-Survey-1413.aspx

====

英語版のドラフト原稿も記載させていただきます!

The annual report is one of the few chances during the year that company management gets to talk directly to its shareholders, employees, and other stakeholders. Some companies view it as a major marketing document, while others look at it like an expensive nuisance. Accordingly, annual reports come in all shapes and sizes, some extremely useful, some not very useful at all.

Here are the major types of annual reports you’ll see used in practice most frequently.

. Traditional Annual Report
Long-form report that includes detailed financial statements, shareholder letter, company overview, business models and future outlook, important initiatives, governance, management bios, etc.

. Summary Annual Report
Much shorter and much less detail than a traditional report. Usually just financial highlights without details financials and notes. Readers are referred to the 10-K for more details.

. 10-K Wrap
Growing in popularity because of lower production costs (for printing). The 10-K Wrap is the form 10-K filed by the company with the SEC, a front and back cover, and some editorial content (letter to investors, business overview, etc.) by the company (but much less information, charts, editorial information than a traditional annual report).

. Integrated Report
A new trend in reporting, more popular right now in Europe than the United States. An integrated report combines parts of traditional financial report with sustainability social responsibility.

“An integrated report is a concise communication about how an organization’s strategy, governance, performance and prospects, in the context of its external environment, lead to the creation of value in the short, medium and long term.” Source: http://www.theiirc.org

We’ll talk more about the integrated reports in the future.

. Online Reports and Annual Report Apps
While only a few companies are doing online-only reports, online disclosure is becoming a very important means of distributing annual reports and talking to shareholders. The SEC has relaxed rules on using social media to make investor relations announcements.

To date, more than 30 companies, financial institutions, and not-for-profits have created annual report apps for iOS. U.S. company GE in particular has put a lot of resources into their app.

Online reporting (and apps) will become an even greater part of annual report and investor relations communications, so we’ll deal with this in detail in a separate blog post.

Trends in Annual Reporting

According to the National Investor Relations Institute, these are some of the key trends in annual reports (2012 survey)

Latest Trends in Annual Reports
http://www.niri.org/Main-Menu-Category/resource/publications/Executive-Alert/NIRI-Annual-Report-2012-Survey-1413.aspx

Key Points from NIRI 2012 annual report survey . 88% of 2012 respondents produce an annual report in some form, holding steady with 2010 results (87%), and down slightly from 2008 (91%).

. After four years of decline and after adjusting for inflation, median annual reports print budgets increased by two percent in 2012 (to $65,000).

.The median cost per printed annual report copy continued to increase, up 31% over 2010 and 44% since 2008.

. Electronic/online annual report budgets have experienced an increase of 30% over 2010; the average cost of producing an online report in 2012 was $15,330 (median=$5,000).

. In lieu of a traditional annual report, respondents continue to utilize alternative annual report formats such as the Summary Annual Report and the 10-K Wrap.

. Median printed annual report total length remains steady, between 51 to 100 pages.

なぜ自社Blogである必要があるのか?

貴社の重要な財産(記事)が一気になくなってしまったら!?

日本でBlogと言えば、著名人によるBlogツールを使用したBlogですね。
用途によってはとても便利で有益ですが、もし今後グローバルに展開されることをご予定されているのであれば、自社Blogへの切り替えをお薦めいたします!

自社BlogをBlog提供会社で運用する場合のデメリット

理由1:
Blogツールでは独自ドメインの設定ができません。

Googleでは、同じドメインからはある一定の個数までしか検索結果に反映されてきません。
なので、たとえば「六本木 おいしいお店」という記事を書いたとしても、著名人が同じキーワードで記事を書いていたら、検索結果にはほぼ表示されないという結果です。

理由2:
余計な広告が表示されます。
あなたのBlogにBlog提供会社が選んでいる広告が表示されます。
せっかくあなたのBlogに見込客が到達しても、余計な広告に興味をひかれ、サイトを去ってしまう確率が上がります。

理由3:
Blog提供会社の規則に乗っ取って運用する必要があります。
・商用利用の禁止
・突然の仕様変更やメンテナンスが発生する
・ブログの著作権がBlog提供会社側である場合もある
最悪、規約違反をした場合無条件でブログを削除されてしまう可能性もあります。

つまり、Blogツールに記事を投稿した段階で、その記事の著作権はBlog投稿会社に移行してしまうケースがあり、もはやそれは自社の財産ではなくなっているということですね。

理由4:
Blog提供会社がBlogサービスを終了した場合データがすべてなくなってしまう。

それまでの大切な財産が、自身の理由でなくなくなってしまうなんて恐ろしいですね…

理由5:
海外SEOに非常に弱い
ここが本日お伝えしたい一番のポイントです!
国内有名Blog提供会社では国内での認知度は高いですが、海外では認知されていないケースが多いです。そこで海外向けにコンテンツを発信したとしても、検索にひっかかる可能性は弱いです。

自社Blog作るのって大変じゃないかと思われている方、多いと思います。
弊社でも導入していますが、Wordpressなどを使用されると大変便利です。
最初の導入は少し手間がかかりますが、導入後はBlog提供会社と同じような感覚で投稿が可能です。
We tell your story to the world!!

コミュニケーションのポイントは全てここから!
AIDAの法則をご存知ですか?

魅力的なプレゼンテーターはこれを実践しています。
Attention|Interest|Desire|Action

2月1日(土)にセミナー「世界の競合にプレゼンテーションで勝つための法則」を開催いたしました。
たくさんの皆様にご参加いただき心より感謝いたします。

ほんの一部セミナーの内容をご紹介させていただきます。
今回はAIDAを主軸に、おもしろいプレゼンテーションの根本的な構造についてレクチャーさせていただきました。

AIDAとは?
http://m-words.jp/w/AIDAE383A2E38387E383AB.html

Attention(注目)

Interest(興味を引く)

Desire(欲求をもたらす)

Action(行動要請)

昔からあるマーケティング用語なのですが、一般的にはそこまで浸透はしていませんね。

まず、プレゼンテーションを聞いてもらうために注目してもらう。
そして興味を継続させ、もっと聞きたい、もっと知りたいという欲求を起こさせる。
最後に実際に起こしてもらいたい行動要請です。

注目させるためにもいくつかの手法があります。話上手だなあと感じる方はこれを実践しています。
プレゼンテーションのみならず、ビジネスシーンで上司や部下と話し合うとき、お客様と交渉する時、プライベートで大切な話を伝えたいとき、全てのシーンで使える方法です。

プレゼンテーションではパワーポイントとにらめっこされる方が多いかと思います。
資料も数値も大切な説得材料ですが、まずは聴き手が面白い!もっと聞いてみたい!そんな気持ちにさせるプレゼン方法について一人でも多くの方にお気づき頂けたら幸いです。

今回は4時間半のセミナーでしたが、これは1日、2日かけてもっともってブレイクダウンしていきたいと感じました。
3月に次回のセミナーを開催予定ですが、同テーマにてお時間を拡大し、お届けしたいと考えております。

seminar2
We tell your story to the world!!

アニュアルレポートは誰に向けてのメッセージ?

アニュアルレポートはただの年次報告書ではない。
重要なマーケティング資料です!

 

アニュアルレポートはステークホルダーに向けて発信するツールの一つですが、ここで改めてステークホルダーとは何か?

  • 機関投資家
  • 個人投資家
  • 行政機関
  • 政府
  • 従業員
  • 取引先
  • 金融機関

アニュアルレポートは誰に向けて発信するもの?と質問されると、ついつい投資家に向けてという概念にとらわれがちです。
しかし、取引先に会社案内としてお渡しする企業様もありますし、企業の内側から見がちな従業員にとってみれば、
自社の経営陣の考えを知ることができる希少なツールです。

ステークホルダー(読み手)をきちんと想定して読み手にとって有益な情報を盛り込み、うまく活用することで、アニュアルレポートの費用対効果は各段にあがります。

日本でよく見られるアニュアルレポートで残念なポイントは、過去の業績や実績にフォーカスしすぎる傾向があります。

例えば、アニュアルレポートを投資家の観点から見てみるとします。
その企業に投資したい!と思う要素として、過去の実績も重要ですが、その企業にどの程度の将来性・可能性があるかがポイントになります。

企業の「現在と今後」にもっとフォーカスしてテキスト(内容)を展開することで読み手にとってより有益なレポートになるのです。

また、日系企業があまり得意としないKPI (業績評価指標)についてより具体的に明示することも重要です。
具体的な数値目標を設定し、達成するためにどのような経営陣がどのようなオペレーションを行うのか説明してください。
ゴールまでの達成状況を具体的に報告することも有益なレポートとされるポイントです。

また、経営者がどういった数値や指標をKPIの判断基準にしているかも盛り込むと数値への信頼性が増しますね。

Walmart社のアニュアルレポート(PDF)内のMD&A(21ページ)は非常に良い例ですのでご紹介いたします。
Company Performance Metricsには具体的にKPIをどういった単位で評価するのかなどが記載されています。

1

※画像クリックで拡大します。

全体的にも非常によくできているレポートですので、是非ご一読ください。

アニュアルレポートは、ただの年次報告書ではなく企業の主要マーケティング資料として使用できるツールです。

あなたも一人のステークホルダーです。
あなたの欲しい情報は何か?あなたの知りたい情報は何か?それが貴社のアニュアルレポートには盛り込まれていますか?

We tell your story to the world!!

2月19日(火)グローバル企業の為の企業カルチャー浸透セミナーを開催いたします。

従業員満足度が高い海外企業の共通点

弊社もようやく3期目突入です。一緒に働く仲間も増え、当たり前のことですが、ますます責任についてや、会社のリーダーとしてどうあるべきかなど、考えるようになりました。弊社の場合、多言語の翻訳を取り扱っている為、働く仲間もさまざまな国の方々です。
そこで、アメリカの企業で、従業員にとって働きがいがあると評価されている企業の共通点を調べてみたところ、大きくわけて以下の3点でした。

1.No rules just for the sake of rules
(形式だけのルールはない)

2.A corporate mission that employees can believe in
(従業員にとって、会社の使命に意義がある)

3.Adding value to employees beyond salary
(会社が従業員に対して、お給料以外の価値を与えている)

従業員満足度の高い会社として、Google, Zappos(ザッポス), Whole Foods Marketなどが有名ですね。

Googleを例に取りあげると、 仕事の20%の時間を自分の興味があるプロジェクトに使うことができ、その成果を定期的に発表するそうです。
この結果、Google AdWordsGoogle Labs などが生まれました。

続いて、靴の通販会社で、2009年11月にAmazonが同社史上最大の買収額で買収したZappos。
Amazonは買収時点でZapposが扱う靴などの商品をすでに取り扱っていたにもかかわらず、Zapposを独立したブランドとして存続させました。これは、重複や余剰などの冗長性を嫌うアメリカ式のマネジメントからすると、AmazonがZapposのブランド価値をいかに高く評価しているかわかります。

Zapposの第一のプライオリティーは企業文化。カスタマーサービスに関するルールがなく、対応時間の制限もなければ、それぞれに権限と予算が与えられており、お客様の心を動かす為ならば、「ほとんど何をしても良い」といった斬新なルール。そこから生まれたさまざまな感動のストーリは様々な記事で取り上げられています。

今回、アメリカ進出サポート実績No.1の株式会社イマジナ様と共同で、「グローバル企業の為の企業カルチャー浸透セミナー」を開催させていただきます。海外に拠点のおありの企業様を中心に拠点先のグローバル環境において、多様な価値観を持つ社員が何を求めているか、そして企業理念を具体化し、どう社内外に浸透させていくのかを、豊富な成功事例をもとにお話しいたします。

ご興味のある企業様はinfo@iinetto.comまで、ご連絡いただければ幸いです。
We tell your story to the world!!