瞑想は実業家の新常識!Googleやインテル 大手IT企業も続々導入

マインドフルネスを武器に、変化の激しいビジネス社会を生き抜く

欧米の企業役員や実業家などの成功者がジョギングや読書を好んでいることは、良く知られていますよね。
(弊社Blog「成功者が寝る前に行う6つの習慣」でもご紹介させていただています)

近年では、メディテーション・瞑想を行う人も多いという話しを耳にされる機会も多いのではなでしょうか?

私の尊敬する女性経営者の一人である、「ハフィントン・ポスト」の創業者アリアナ・ハフィントン氏は、瞑想をたしなむ実業家としても知られています。
アメリカ西海岸で毎年行われるカンファレンス「wisdom 2.0」においてアリアナさんは、マインドフルネスが怪しいただの流行ではなく、「メインストリーム(主流)」であると発言し注目を集めました。
最近また瞑想を推奨するアリアナさんの投稿を拝見し、是非皆さまのビジネス効率化のお役に立てばと思いご紹介させていただきます。

実はマインドフルネスは、IT大手のGoogleやインテル、そして、ゴールドマンサックスでも、社員福利厚生の一部として採用されている、注目しないわけにはいかないトレンドです。
今年の初頭には、TIME誌でも表紙を飾りました。

このマインドルフルネス(Mindfulness)とは、「瞑想」そして「気づき」を柱とした、ライフスタイル。
もともと仏教から派生していますが、宗教色がまったくない形をとっていることも多くあります。

宗教色がない場合が多いというのも、その起源に由来します。
マインドフルネスが米国で注目され始めたのは1970年代。
もともと慢性的な痛みを持つ入院患者や、末期のがん患者の痛みのコントロールおよび生活のクオリティオを向上させることを目的にMBSR (Mindfulness-based stress reduction)というプログラムが開発されたのがきっかけでした。
このプログラムは、鬱病にも効果的であるとして、欧米では実際に治療にも取り入れられています。

無の境地を目指さず、ありのままを認める

瞑想といえば、「無の境地」。 “瞑想は実業家の新常識!Googleやインテル 大手IT企業も続々導入” の続きを読む

1カ月後にはFacebookが無料マーケティングツールでなくなる?!

貴社の顧客データベース、Facebookがなくなっても確保できてますか?

ソーシャルメディアは現代のビジネスに欠かせないツールといわれるようになって早数年。
中小企業から大企業まで、FacebookやTwitterをマーケティングツールとして有効活用するノウハウを日々模索し続けています。

実際に、米国でソーシャルメディアを使ってマーケティングを行っている中小企業の80%が、Facebookを最も活用していると答えています(次いでLinkedIn およびTwitter)。
Facebookを使用する目的は多々ありますが、「顧客の獲得」、「ネットワークの構築」、「ブランドの知名度の向上」が主な理由として挙げられています。

日本企業にとっても、今やFacebookが重要な「顧客データベース」となっているのではないでしょうか。

しかし、Facebookや人気ブログプラットフォーム(アメブロなど)は、自社のコントロールが及ばない「顧客データ管理システム」であることを認識していますか?
自社の顧客データベースを、他社に提供しているといっても大げさではないでしょう。

まだ日本ではあまり大きく取り上げられていませんが、先月初旬に発表されたFacebookの方針変更は、Facebookを使用した顧客ベースの構築について、考え直すきっかけになりそうです。

欧米ではこの方針変更についての様々な意見、見通しの記事が、ここ1週間行き交っております。

無料マーケティングツールの終焉

Facebookは、来年の1月より、有料広告オプションを使用せず(つまり通常のタイムラインへの投稿を使用して)投稿される広告的な内容については、ニュースフィードへの表示を大幅に削減することを発表しました。

つまり、今まではFacebookに無料で投稿し、顧客を商品販売ページに誘導できていたものが、有料広告を使わないと効果的に商品の販売が行えないようになってしまうのです。

これは、Facebookを主なプラットフォームとして小売りを行っている企業にとっては(たとえば、Facebookに商品をアップして、リンクを張り、そこから購入ページに誘導し購入する仕組み)、Facebookが無料・格安で使用できるビジネスツールではなくなることを意味しています。

ある中小企業では、従来に比べ通常投稿(有料広告をしない無料投稿)を通した売上が、すでに激減しているということです。
今年、有料広告に毎月$1200投資した事業主の女性は、来年Facebookを使用して事業を続ける場合、毎月$1500支払わなければ同年同様の売上は見込まれないと算段しています。

さらに、今回の方針転換は、Facebook上で商品を販売していないビジネスにも大きな影響を与えます。

Facebookを使用したビジネスの弱点

弊社の過去のblogでも紹介しているのですが、Facebookをビジネスで使用する際に問題になってきたのは、顧客データベースは誰のものかということです。
(詳しくはこちら 「なぜ自社Blogである必要があるのか?」)

Facebookのモデルでは、基本的にプラットフォームを「借りて」顧客データを構築している形になります。
そのため、必死で増やした「いいね!」、つまり 顧客データベースも「借りて」いるプラットフォーム上に存在する限り、Facebookの一存で削除されることや、使用できなくなることがあり得るのです。

今回のFacebookの方針転換から、この「Facebookの一存」が実際に起こりえること、そしてその影響が多大であることを我々はキャッチしなければなりません。

無料で簡単なマーケティングツールとして、多くの企業がその活用方法を模索している中でのこの発表。
今後ソーシャルネットワークを使用したビジネス全体にどのような影響がでるのでしょうか….

顧客データベースは他社のプラットフォームに依存せず、自社で構築することをお薦めします。

自社で構築する方法については、今後のBlogでも改めてご紹介させていただきます。

顧客データベースは、企業にとって命綱です。
他社のプラットフォームを使用するということは、大きなリスクであり、自社の財産を構築できていないことをお忘れなく。

引用元: The Wall Street Journal
New Facebook Rules Will Sting Entrepreneurs
http://online.wsj.com/articles/new-facebook-rules-will-sting-entrepreneurs-1417133694

We tell your story to the world!!

Crazy Egg社のコンバージョン率が363%までアップした理由

世の中のマーケターが思い違いをしている致命的ポイント

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏は、
広告の文章は、短いコピーだけよりも、潜在顧客を納得させるだけの十分な材料(文章)が必要である と説いています。
(詳細は弊社Blogにて「なぜ、短いキャッチで製品は売れないか?広告で顧客を説得するためには!」)

Business Insider でそれを実証する記事「Why Short Advertising Copy Does NOT Sell More(なぜ広告の短いキャッチコピーで製品は売れないのか)」を見つけましたのでご紹介いたします!

 

マーケティングの大半は、リサーチと知識と正確なデータに基づいて行われています。

しかし、マーケティングを十分に勉強し、理解していないマーケターは、本人の意見や憶測を基に判断をしてしまう傾向があり、それは多くの思い違いを引き起こしています。

思い違いの代表例は、現代人は「簡潔なコピー(文章)を好んでいる」という点です。

その理由として、現代人は….

1、    文章を読むことを好まない
2、    限られた時間しか、文章に興味を持っていられない
3、    短い文章を読む習慣がついている
4、    溢れるメディアチャンネルに翻弄されている
5、    携帯やタブレットつい見てしまう習慣がある

確かに、現代人のこれらの傾向は間違っていない。
でも、これが理由で短いコピーのほうが売れるという結論には結びつきません。

 

全ては相対性理論である

優秀なマーケターとそうでないマーケターの違いはなにか。
それは、「どんな文章が長すぎるものであるのか、どんな文章が短いと感じるものであるのか」判断するのは、ターゲットである潜在顧客である、ということを知っているか知っていないか。
そこが決めてです。

ディカプリオ主演の、長編映画「タイタニック」を、10代の恋する女性が見れば、3時間を苦と思わずに見終えてしましょうでしょう。

人は不思議なもので、おもしろい!と思ったものに対しては、もっと知りたいという欲求を生み出します。
そして、興味がないと感じたものに関してはそれ以上知りたいだなんてもちろん思いません。

いいものに対しては、十分すぎると思うことはなく、そして、悪いと判断したものに対しては、すぐにお腹一杯と感じるものですね。

相対性理論を説いた、アルベルト・アインシュタインのTシャツにこう書いてあります。
「熱いストーブの上に座るとそれは一時間にも感じる苦痛な時間である。しかし、美しい女性が隣に座っている一時間はたったの一分であったかのような一瞬にも感じられてしまう。これこそが、相対性理論である」と。

 

「忙しく、怠慢」であるから簡潔さを求める

もちろん、コンテンツクリエイターでいる限り簡潔なキャッチコピーで潜在顧客に重要な情報を提供すべきです。
我々は忙しく、怠慢な生き物ですから。

簡潔であることは、
1)消費者の時間を節約することができる 
2)忙しい消費者にも、あまり製品に興味を持たない消費者に対しても、明確なベネフィットを伝えることができる、

こんな素晴らしい利点がありますね。

しかし、簡潔なコピーに興味をもち、もっと読みたい潜在顧客がいたら?
そこが商品購入の重要なポイントである顧客のための情報はどう提供する?

優秀なマーケターは、盛り込みたい情報を「適当なサイズ(bite-sized=一口で食べれるサイズ)」に分けてフォーマットするのです。

たくさんの情報を求めていない潜在顧客は「写真」と「見出し」だけを見ればいい。
小見出しやそれ以上の情報は読まず、製品を購入するでしょう。

もっとたくさんの情報を求める潜在顧客は、広告内の全ての文章を熟読して、製品の品質や魅力を十分に理解して、納得した上で購入するでしょう。
「忙しくて怠慢な」潜在顧客でも全体の内容を熟読せずとも、何がベネフィットであるかを伝えられるようなフォーマットにすることです。

 

伝説のマーケター オグルヴィが世界のマーケターに伝えたいこと

オグリヴィは著書「Ogilvy on Advertising」でこういってます。

「素晴らしい多くの製品のマーケティングをしてきた経験から言えること。
それは、短いコピーよりも長いコピーのほうが、間違いなく製品が売れるということ。
長いコピーのある広告は、何が消費者にとってベネフィットであるかを印象付け、納得させることができるからである。
たとえ潜在顧客がそのコピーを読まなかったとしてもあることに意味がある。」

ニューヨーク大学リテイリング(小売経営)前学部長のチャールズ・エドワード教授もこう言っています。

「消費者に伝えたい事実が多いほど、製品は売れる。広告が成功する確率は、消費者に商品の適切な情報を伝えた量と比例する。」

John Caples氏は、彼の著書「Tested Advertising Methods」でこう言っています。

ダイレクト・セールスに関わる広告主は、長いコピーを使った広告で結果を出している。
少ない単語やスローガンで構成される簡潔でリマインド形式のコピーは、製品・サービスに関する説明、そして消費者に提供するベネフィットを含んだ長いコピーと同じであるはずがないからである。」

もっとたくさんの専門家の引用をご覧になりたかったらこちら
http://www.businessinsider.com/using-the-power-of-three-to-your-marketing-advantage-2013-5

John Caples氏は学ぶことの多いマーケターでもあります。
彼についても今後ご紹介していく予定です。

 

現代のオンラインマーケットでも実証済

昔の知識人の引用ばかりで、それって現代にあてはまるのか?そう思っていませんか。
しかし、現代の有名マーケターは、100年以上前のクロード・ホプキンス氏の著書から広告の「超基本」を学んでいます。
過去の知識人の知恵を学ぶことはこれまでになく重要なことになってきています。

長いコピーが短いコピーよりも売れるという意実が、オンラインマーケティングでも実証され始めています。
Marketing Experiments社は、クライアント向けのテストを行い、長いコピーがウェブサイトのコンバージョン率を上げていることを実証しました。
全てのテストが、長いコピーがより優れた結果を出したことを証明したのです。

もっとたくさんの実例を知りたければ、Conversion Rate Experts社のウェブサイトを見てみてください。

彼らがどうやってCrazy Eggのコンバージョン率を363%まで上げることが出来たのか。
なんと、ただホームページのテキスト(文章)を20倍の長さにしたことがその理由です。

 

短いコピーよりも長いコピーが売れる理由

なぜ、短いコピーより長いコピーが売れるのか。
理由はたくさんありますが、7つに絞ってリストを作りました。

1、    消費者に、ベネフィットが何かを伝えることができる。そしてその一方、消費者も製品やサービス、企業について知ることができる。
2、    製品、サービス、企業を知らしめることは、それらの可能性を知らしめるチャンスである
3、    消費者の多くの疑問に答え、解決することができる
4、    多くの情報が欲しい消費者に対して情報を提供し、購買率を高めることができる
5、    多くのの情報を提供することは、消費者が安心して快適に製品を購入、また企業と取引を行うことができる
6、    「忙しく、怠慢」な消費者にも重要な情報な何であるかを提供することができる (良いレイアウトがされていることが条件であるが)
7、    重要なキーワードを含んだキャッチコピーはオーガニックサーチエンジンの検索率を高めることができる

広告の中で、文章情報がいかに重要であるか、ご納得いただけましたでしょうか?

世界の潜在顧客のなぜ?に答える、そして心をぐっとつかむキャッチコピーを発信しましょう。

 

引用元:
Business Insider
Why Short Advertising Copy Does NOT Sell More
http://www.businessinsider.com/if-you-think-short-copy-sells-more-think-again-2013-5#ixzz3Kj2xDCpn

 

We tell your story to the world!!

効果的なアートワークで、結果を出す広告を作る!

ただ目立つだけのアートワークは三日で飽きる!CTA に誘い込むアートワークの極意

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。

第九章のテーマは「CTA(Call to Action)につなげるげるためのアートワークの効果」についてです。

 

ホプキンス氏がこの本を執筆した当時、文字だけの広告は珍しくありませんでした。
そのような時代に、ホプキンスは既に、広告でアートワーク(図や絵、写真)を最も効率的に使うための鉄則をすでに提案しています。

 

アートワークの目的をハッキリさせる

アートワークは高価な物。というのも、アートワークのデザイン発注にお金が掛かるというのみならず、スペースをとります。
広告を配信するための費用は、広告そのものの制作費より高いため、スペースは実に貴重な資源。

その資源を使用するためには、しっかり目的を果たす効果的なアートワークを掲載しなくてはもったいないですよね。
つまり、潜在顧客の意思決定を助け、行動を促すための情報となりえるアートワークです。

特にアートワークは、文字より場所をとります。
つまり、同じスペースに文字情報を掲載するよりも効果的に説明できる場合に効果を発揮します。

もちろん、どんな情報や言葉が効果的か、簡単に一般論を導きだすことができないように、どのアートワークが有効か知るための簡単な一般論はありません。
見出しや広告内の文章と同じように、テストを行って、その商品にとって何が効果的なアートワークであるかを導きだす必要があります。

 

受け狙いに走るべからず

過激な絵で注目をあつめても、実際に顧客を説得できなければ、意味はありません。
奇抜な服を着たセールスマンのようなものです。
はじめは思わず目で追ってしまっても、そのセールスマンの情報を信頼して、購入したいという行動までは結びつかないのではないでしょうか?

面白いから、注目を浴びるから、良い飾りになるから、といった理由でのアートワークでは、スペースを有効活用しているとは言えません。

広告で一番大切なのは見出し。
アートワークを使い、見出しのメッセージをサポートしたり裏付けたりすることができれば、アートワークを最大限に活用できているといえるでしょう。
潜在顧客が意思決定を行う役に立つ情報を掲載するという原則は、文字でもアートワークでも共通の鉄則です。

貴社の大切なサービスや商品を海外でアピールするためには、この鉄則にプラスして、展開先のネイティブにとって、効果的なアプローチであることが重要となります。

日本で効果があった広告であったとしても、海外でも同じ効果があるとは限りません。
貴社のサービス、商品のグローバル展開をお考えでしたら、弊社までお気軽にご相談ください。

第九章のマインドマップ

Scientific_Advertising_Ch9

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第十章で!

TEDtalks直伝、そのまま使えるプレゼンテーションのコツ

パワポの使い方、間違っていませんか? プレゼンでやってはならない10箇条

 

前回に引き続き、TEDtalks のキュレーター、クリス・アンダーソン氏直伝のプレゼンのコツをお届けします。
今回は、すぐに職場で生かせる、実用的なプレゼンのコツと、絶対に避けるべき10箇条をご紹介します。

(前回のBlogはこちら 「TEDTalksキュレーターが教える、人生を変えるプレゼンの秘密」)

 

半端に覚えるなら覚えない

準備することが重要といっても、すべてのプレゼンが、TEDtalks のように何ヶ月も時間を掛ける価値があるわけではありませんよね。

もちろん、自然に言葉が口から出てくるまで台本をきっちり覚えることができたらそれに超したことはありません。
そうすることで始めて、自信のあるボディーランゲージが生まれ、そしてまた、どのように話を伝えるかに集中することができます。

でも、完全に覚え切れていないと、悲惨なことになります。
「あれ、なんだったっけな」と思う瞬間に、目が泳いだり、なんだか流れがぎこちなくなってしまいます。
もちろん、オーディエンスはそのぎこちなさに気がつき、プレゼンテーターとオーディエンスとの溝は深まる一方。。

しっかりと覚える時間が無かったら?

そんな時は、箇条書きのメモをアンチョコとして使います。
何を言うかをそのメモを見て思い出せればよいのです。
箇条書きの項目と項目の論理的な繋がりをしっかりと頭にたたき込みます。
そして、時間内に収まるかどうかのリハーサルだけは、忘れないようにしましょう。

陥りがちで、かつ絶対に避けたいのがパワーポイント上の箇条書きをアンチョコとして兼用することです。
前半でも説明しましたが、人間の心理学では、情報を「面白い」と感じるのは最初の1回だけだといわれています。
スライドに掲載した情報を読み上げることは、情報の繰り返となり、新鮮さや面白さが色褪せてしまいます。

情報やプレゼンテーター の価値は、オーディエンスが決める

普段の会話の中でも自慢話ばかりは、なんだか退屈ですよね。
プレゼンでも同じです。

自分の業績にばかりに焦点をおいたプレゼンは、身内以外興味がありません。
クロード・ホプキンスの連載 でも同じ理論が使用されているのですが、オーディエンスの立場に立つことが最も重要です。

自分のプレゼンの内容が、オーディエンスにどのように関係があるのか、どうして重要なのかに焦点を置くことで、聞いてもらえるプレゼンが実現します。
外部を対象にした企業プレゼンも同様です。
自慢話や素晴らしい企業であることを延々と述べるのは御法度。
その企業が素晴らしいかどうかは、情報の受取手が決めることです。

組織がどのようなソリューションを提供しているのか、どのような問題を解決しようとしているのか、
そこに焦点を置いた発表が、企業の魅力を表現することにもつながります。

自慢話に興味があるのは身内だけ、と肝に銘じましょう。

最後に、TEDtalks直伝、絶対に避けたいプレゼンの御法度10点をご紹介します。

せっかく準備したプレゼン、たくさんの人に興味をもって聞いてもらいたいですよね。
そのためには、次のことはしないと心に決めてください!

1.    自分の発表が何についてなのかを延々と話す
ここは冒頭ですっきりとまとめて、本題に行きましょう。

2.    ゆっくりと大げさに話す
発表は演説ではありません。

3.    自分の素晴らしさを知らしめようと必死になる
素晴らしいかどうかは、オーディエンスが判断します。

4.    自分の著書から繰り返して引用する
プレゼンは、自己顕示の場ではありません。

5.    バラバラのフォントで、箇条書きをひたすら詰め込んだパワーポイント 
見にくいスライドは何の役にもたちません。

6.    オーディエンスが理解しないレベルの専門用語を多用する
話の内容を理解してもらえなければ、何の意味もありません。
業界特有の用語や社内用語も避けた方がよいでしょう。

7.    自分や、自社の歴史やすばらしさについて延々と説明する
素晴らしいかどうかは、発表された情報をもとにオーディエンスが判断します。

8.    プレゼンの長さを確認するためのリハーサルをしない
リハーサルの大切さはパート1で説明したとおり

9.    半端に暗記して、必死に思い出しながら話す
覚えられないなら、潔くアンチョコを使いましょう。

10.   アイコンタクトを避ける
痛々しく、自信がないように見えます

思い当たる節はありませんか?

プレゼンテーションの真骨頂TEDtalkからの教訓、次のプレゼンに是非生かしてみてください。

iinettoでは、海外向けプレゼンテーションのリデザイン・リライトのご提案をさせて頂いております。
日本人の好むプレゼン資料と、欧米圏で好まれるプレゼン資料は文化や言語の違いにより異なります。

そのまま翻訳するのではなく、ターゲットに読みたい!もっと聞きたい!と思わせる、そんなプレゼン資料をご提案致します。

また、今年の2月には「世界の競合にプレゼンテーションで勝つための法則」セミナーを開催し、ご好評いただきました。
ご要望がございましたら、個人の方向けからも開催可能です。
いつでもご相談ください!

We tell your story to the world!!

 

TEDTalksキュレーターが教える、人生を変えるプレゼンの秘密

徹底的な準備で、面白いアイデアを面白く伝える

 

TEDTalks といえば、もはや日本でもすっかりおなじみ。

「Ideas worth spreading」を合い言葉に、世界中のプレゼンテーターが20分のプレゼンを披露するインターネット上の無料動画配信チャネル。

最重要項目は「アイディア」であり、有名無名問わず、各業界の第一人者が面白いアイデアや画期的なアイデア、目から鱗の事実などをプレゼン形式で発表します。

アップロードされている動画は今や1900本。
動画の鑑賞は無料で、一部のビデオではボランティアによってつけられた日本語の字幕でも楽しむこともできます。

魅力的なトークを聞くと、世界が少し違った角度で見えて、可能性が広がり、人生がちょっと面白くなりますよね。

プレゼンテーションの最高峰であると言われることも多いTEDTalks。
そのキューレーター、クリス・アンダーソン氏による、最高のプレゼンテーションを作る方法を紹介した資料がCITRIXにより発表されていましたので、ご紹介させていただきますね。

 

練習、練習そして練習

日本の学校教育の中でプレゼンテーションのノウハウを学んだ人は、そう多くはないのではないでしょうか?
その結果、プレゼンテーションがどうも苦手というビジネスマンが少なくありません。

かっこいい海外のプレゼンテーターを見て、どんな秘訣があるんだろう?
欧米ではプレゼンのカリキュラムがあって、だからいいプレゼンが披露できるに違いない。
そう思っている日本人の方、多いのではないでしょうか。

カリスマキュレーター アンダーソン氏は、プレゼンテーションのスキルはひたすら練習することで習得できるものであると力説します。
そしてまた、リハーサルの大切さについて重ねて説いています。

オンライン上で1,000万回以上見られることもあるTEDtalkのプレゼンテーション。
発表時間はわずか20分。

準備にどれくらい費やすと思いますか?

なんと、準備だけで6~9ヶ月を費やしているのです。

何も知らずに見ていると、まるで才能がある人たちの口から、アイデアがあふれるようにこぼれでているよう。
しかし、その裏では、TEDのサポートチームの元、徹底的な準備が行われているのです。

たとえば、脳科学者のジル・ボルト・テイラー氏が自らの脳卒中の経験から得た洞察を語るプレゼンは、1600万回再生された大人気のトーク。
この魅力的なトークが自然に口から出てきていると思ったらそれは大きな勘違いです。

台本を作り、何回も何回もリビジョンを重ね、その台本を一字一句記憶した後、1人で何時間も何時間も練習して、さらには、模擬観客を前に何十回もリハーサルをしているのです。

さらに、魅力的なプレゼンテーションをするためには、台本づくりの段階で気をつけるべきコツがあります。

 

Tips 1: アイデアを絞る

伝えるべきアイデアがあることは大前提ですが、実は、そのアイデアだけでは面白いトークはできません。
興味を惹きつけて面白いと感じてもらえるような見せ方にするために、徹底的にアイデアを練り、練習を重ねます。

一世一代のチャンスだからといって、自分の全人生、全知識をひたすら詰め込もうとすれば悲惨なことになります。
何を伝えたいのか、キーメッセージを徹底的に絞り、具体的な例を交え、ストーリーを描きます。
幅広くではなく、深く掘り下げることが大切です。

 

Tips 2: オーディエンスについて調べる

オーディエンスのトピックに関する知識はどのレベルか?
すでに人気のあるトピックか、それともあまり人気のないトピックか。

それにより、どのような言葉を使うべきか、どのような例を使うべきかなども吟味します。
専門用語ばかり使用するのも困りものですが、事細かに説明しすぎることも、またトークを退屈にしてしまいます。
何から話しを始めて、どのように終わらせるのか?

面白いアイデアは、アイデアだけではだめなのです。

 

Tips 3: パワーポイントの使い方を間違えない

日本企業のプレゼンでは誰もが使用するパワーポイント。
TEDTalk のプレゼンテーターのほとんどは、スライドを使いません。

話をより面白くするための、写真やイラスト、動画などは良く使用されます。
60秒より短い動画も効果的です(ちなみに60秒より長いと、人は興味を無くすと言われています)。

スライドに掲載されている情報を読み上げるようなプレゼンでは、TEDTalk の人気プレゼンテーターにはなれません。
絶対にやめましょう!

マルチメディアはトークをサポートするツールの一つであり、あんちょこではありません。
「そのまま読んでる。。。」と思われことで観客の注意がプレゼンそのものからそれてしまいます。

それだけではありません!

実は、人間心理で、情報を「面白い」と感じるのは最初の1回だけだといわれています。
スライドに掲載した情報を読み上げることで、情報が繰り返され、新鮮さや面白さが色褪せてしまいます。

 

もちろん、私たちがTEDのようなプレゼンテーションをする機会など、なかなかありませんよね。
でも、よいアイデアを、よいアイデアだと感じてもらえる形で提案することの大切さは、すべてのプレゼンの基本。

日々のプレゼンテーションに生かすことができるコツについては、次回のblogでも引き続き、ご紹介させていただきますね。

参考サイト:
https://www.citrix.com/content/dam/citrix/en_us/documents/products-solutions/how-to-give-a-killer-presentation.pdf

 

 

We tell your story to the world!!

なぜ、短いキャッチで製品は売れないか?広告で顧客を説得するためには!

 見出しで惹きつけ、本文で説き伏せる

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。

第八章のテーマは「顧客を説得するための情報」を掲載することの重要性についてです。

 

効果的な見出しを作り、潜在顧客を惹きつけることに成功したとします。
次のステップでは、惹きつけた潜在顧客に「なるほど!これは試してみよう」と思わせる必要があります。

つまり、説得するのです。

もちろん、説得といっても、上から目線の押し売りではなく、潜在顧客が購入の意思決定するために役に立つ情報を提供し、潜在顧客を行動(購入)へと導きます。
商品を購入するために、顧客はお金を払います。
お金を払うなら、自分にとってその価値があるか、実際に購入する前に知りたいと思いますよね。

 

広告の読み手は、「潜在」顧客である!

対象読者は商品の「既存」顧客ではなく、「潜在」顧客です。

実はこれが非常に大切です。

読む人は製品に興味がある人。
そしてその中で特にターゲットすべきなのは、買おうか迷っている人。
意思決定に必要な情報をできるだけ多く掲載することが重要だとホプキンス氏は力説します。

たとえば、車を買いたいと思っているとします。
人によって、車選びにおいて大切にする基準は異なりますよね。
値段、排気量、エンジンの種類、色や形、サイズなど実に色々な要素を組み合わせて、購入するかを決めます。

「排気量」が一番重要なファクターである顧客にとっては、排気量の情報を得ることができないということは、購買する意思を決定できないということになります。

 

長くなることを恐れず、たった1度のチャンスを逃がさない!

情報を詰め込みすぎて広告が長くなることを怖がらないでください。
「短くシンプルが一番」というルールは、実は都市伝説のようなものです。

もちろん、意思決定に必要な情報が少ない商品の広告は、簡潔が一番でしょう(たとえば、ガムの広告に延々とスペックを必要する必要はありませんよね)。

しかし、必要と判断した情報は、どんなに長くなろうと、恐れずに掲載します。
シンプルで短くても、意思決定の役に立たない広告は、あまり効果的ではないですよね。

もちろん、どのような情報を掲載することが有効なのかを見つけ出すためには、何度もテストを重ね、その商品にとって有効な情報を見つけ出す必要があります。

特に紙面の場合、読者が同じ商品の広告を読むのは、おそらく1度きり。

人の出会いと同じです。
次のチャンスはもうないかもしれないと肝に銘じ、1回の広告でしっかりと口説き落としてください

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

第八章のマインドマップ

Scientifc Advertising Ch8

 

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第九章で!

We tell your story to the world!!

 

Photo by
https://www.flickr.com/photos/nesster/

有名コピーライターロバート・ブライが提唱する、効果的な見出し 7つのコツ

基本を知れば、プロでなくても簡単に書ける、「売れる」キャッチコピー

これまで見出しの重要性については何度もBlogでご紹介させていただきました。

プロのコピーライターでなければ、いい見出しなんて書けないんじゃない?
見出しの書き方なんてこれまで教わったことない!
そう思い込んでいらっしゃいませんか?

でもそんなことはありません。
我々は、これまでにたくさんの見出しを目にし、興味があるか興味がないか判断してきているのですから。
たくさんの本を読み、習得してきたように、たくさんの見出しに出会って感動し、時には目もくれず、良し悪しを自然と習得しているはずです。

ただ、実際にどういった見出しが、どのような効果を生んでいるのかが分からないから自信がないだけ。
本日は、有名コピーライター ロバート・W・ブライが提唱する7つの見出しのコツについてご紹介いたします。

 1) Direct Headline  ダイレクトヘッドライン

最もシンプルな見出しのフォーマットです。
製品の特長について直接的に言及します。

巧妙なテクニックはいりません。
製品の特長についてダイレクトに伝える、ただそれだけでいいのです。

25%オフの芝刈り機を売ろうとするならば、見出しは「今なら芝刈り機が25%オフ!」でしょう。
シンプルすぎて購買意欲を駆り立てられない人もいるかも知れませんが、ダイレクト・ヘッドラインとしての役割はこれで十分果たせています。

“有名コピーライターロバート・ブライが提唱する、効果的な見出し 7つのコツ” の続きを読む

「世界最高」な製品が売れない理由

「全世界で愛される」製品と「世界52カ国で愛用される」製品の違いを知る

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。

第七章のテーマは「具体的な情報を掲載する」ことの重要性についてです

貴社の製品が素晴らしいことを潜在顧客に伝えたい。
これまでにない最高の自社製品であることを知って欲しい。
そんな思いを伝えるにはどうしたらいいのでしょうか?

 

なんとなくのうたい文句ではなく、具体的に説明する

「世界最高品質」という宣伝文句。
なんだか大げさな気がしませんか?
それに、「何が世界最高なのか?」という疑問も湧いてきますよね。
「世界最高かあ・・・。ちょっと買ってみようかな」と思うほど、現代の消費者の心はピュアではありません。

潜在顧客の興味をひくためには、「世界最高」や「かつてない」などの曖昧でなんとなくの表現ではなく、
具体的な数字や情報を盛り込むことが何倍も効果的だと、ホプキンス氏は説明します。

 

ここで曖昧なキャッチコピーと具体的なキャッチコピーを比較してみます。

製品の種類 曖昧なキャッチ 具体的なキャッチ
セールの情報 「割引価格です」 「15日まで25%引き」
シェービングクリーム 「豊かな泡立ち」 「今までの20倍の泡立ち」
カミソリ 「ひげそりを素早くする」 「たった78秒でひげそりを終わらせる」
「全世界で愛される」 「世界52カ国で愛用される」

どのケースとも、後者の方が「もっと知りたい」「試してみたい」という興味をそそられませんか。

 

潜在顧客の利益になる具体的な数字を掲載する

では、具体的なキャッチコピーを作るためには、どのような具体的な情報や数字を掲載したらよいのか?
ここでもまた、顧客の立場にたち、顧客が製品を選ぶのに役立つ数字であることが大切です。

たとえば、次のような情報なら、商品を選ぶ際の参考になりますよね。

製品開発に関する数字
45,990時間をかけて開発した/1億3457万円を投資して開発/37人のエンジニアが協力して開発した

製品の効率性についての数字
ホコリの吸収力が従来より55%アップ

製品仕様についての数字
30%軽量化

 

目新しさや特別な情報である必要はない

また、広告制作業界の人間にとってみれば当たり前で、あまり価値がないと判断される情報でも、消費者にとっては知りたい情報である場合もあります。

かつて、多くのビール会社は、自社のビールを「ピュア」とうたってきました。
消費者は、「純度が高い」ですとか「琥珀色が透き通った」イメージなど、それぞれにあいまいなイメージが湧くでしょう。

そこで、ある企業が、より具体的な情報を消費者に提示すべく、ビールが空気清浄機つきのエリアで冷やされている写真や、ビールをフィルターに通す際の写真を掲載。
さらに、機械を使用して瓶を4回洗浄している現場や、地下4000フィートからくみ出した水を使用していることを説明しました。

この工程は、このビール会社特有のものではなく、多くのビール会社が行っていたかもしれません。
しかし、消費者にとっては、ただ単に「ピュア」であることをアピールされるよりも、
製品が出来上がるまでの工程を具体的に知れたことで、「信頼」と「高品質」への期待が高まったのです。

同じ文字数でも、具体的な情報を盛り込むことで効果的が倍増することが多くあります。

広告とは、高額な宣伝費を投資した高価なもの。
だからこそ、個人が主張する何倍もの説得力を持たせることができます。
何をどのように主張するか丁寧に検討を重ね、実際にどれが効果的なのデータを積み重ね、より効果的に潜在顧客の「買いたい!」につなげてください。

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

 

第八章のマインドマップ

Scientific_Advertising_Ch7

 

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、
ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第九章で!

We tell your story to the world!!

 

8つの心理作戦で「売れる広告」を作る

100年前から変わらない人間心理と「売れる」広告の関係性

よい広告をつくるためには、人間の心理を理解することが大切だということは、現在では常識になっています。

『Scientific Advertising』の第六章において、ホプキンス氏は人間の心理が広告に与える影響とその根拠を交え、自らの考えを展開します。
心理学がどのように広告に影響を与えるのか、8つのポイントから見ていきましょう。

8つの人間心理で、顧客の心をしっかりつかむ

1.    「好奇心」を誘う
潜在顧客の好奇心をくすぐることで興味をひくことができ、効果的です。

2.    「お得感」に訴える
ここで注意するべきなのは「お得感」のアピールは効果的ですが、「安さ」に訴えるだけの広告は効果がないという点です。
というのも、何かを買うとき、「安い」から買うというのは心理的にプライドが傷きます。
人は常にいいものを食べたい、身に着けたい、所有したいという欲求の生き物です。
「安物」と「お得な商品」は全く別です。

3.    高価格で価値を提供する
「値段」は商品の価値を決める大切なポイントです。
同じ商品でも、安いと興味を示さなかった顧客が、高いと興味を示すケースもあります。
これは、高い価格を提案することで、商品に「価値がある」というイメージを持たせるという効果があります。

4.    信頼感を提示して、「1週間無料お試し」の効果を更に高める
「1週間無料お試し」は、なじみ(近所や行ったことのある)の販売店から提供された場合の方が効果的。
顔見知りの人間が約束をしてくれることで強い印象を与えることに成功するのです。
さらに、先にお金を払って一週間無料お試しをした後に返金するよりも、一週間のお試し期間後に代金を支払ってもらう方が効果的であることが証明されています。

5.    「所有欲」と「特別感」に訴えるプレゼント
「プレゼント」や「景品」を用意する際は、名前入りなど「所有欲(自分のもの)」や「特別感(自分だけのもの)」があるプレゼントが効果的です。
申込書に記入する手間があるにも関わらず、応募率が高くなります。 “8つの心理作戦で「売れる広告」を作る” の続きを読む