グーグル会長 エリック・シュミット氏直伝のメール管理術

メールで出来るタスク管理!成功者のCC活用術

 

ビジネスの世界はいまやメールなしでは成立しませんが、日々送られてくる大量のメールに対処しきれていると自信をもって言えるでしょうか?
グーグルの元CEOで現会長のエリック・シュミット氏およびジョナサン・ローゼンバーグ氏によるEメールの使いかたのコツ9点が、
Timeオンラインで紹介されていましたので、日本語紹介させていただきますね。
私たちが受信するメールより圧倒的に大量のメールを受信するであろうシュミット氏のメール術、参考にしてみてください。


1.    素早く返信する

特定の相手に対してだけでなく、全員のメールへ素早く返信しましょう。「了解」などといったシンプルな返答でもかまいません。
「メールの返信が早い人」という立場を確立させることで、大切な議論や意思決定のプロセスに含めてもらえる可能性が高くなります。


2.    実用的でシンプルな表現を使う

シンプルでクリアな表記を心がけましょう。
まず下書きをして、後から余分な部分を削除してみてください。若干時間はかかりますが、ミスコミュニケーションによる手間を最小限にすることができます。


3.    受信箱を定期的に整理する

受信箱に届く大量のメール。
次にどのメールに返信するかを考えるだけで、相当な時間が過ぎてしまいますよね。

新しいメールを開いたら3つのうちのどれかを即座に選びます。

1.読む必要がないと判断できるくらい読む
2.読んですぐに返事をする
3.後で読む

1. は、返事をする必要のない、お知らせメールや、メーリングリストの該当など。
ほとんどのビジネスメールは2の対応をすることが必要ですね。
可能な限り、この2つのアクションをとりましょう。こうすることで、未読になっているメールは、複雑な案件のみとなります。
これらのメールは、スターマークをつけたり、「要対応」フォルダをつくり、移動します。
一日の終わりに「要対応」フォルダを整理しましょう。理想的には、フォルダ内のメールを無くすことですが、現実的には、残っているメールが5件以内を目指すとよいでしょう。そうしないと、あとで、どのメールから見ればいいかを考えることで、時間を無駄にしてしまいます。


4.    新しいメールから返信する

最新のメールから対応することで、関連する古いメールに自然に対応していることになる場合が多くあります(新しいメールで情報が変更されたり、議論が進んでいたりする場合が多いため)。

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絶対に知っておくべき英文ライティングの常識7つ

言葉も時代とともに変化する。生きた言葉で伝えることの大切さ

グローバルビジネスに関わる皆さまは、英文を書いたり、チェックしたりする機会がある方も多いのではないでしょうか。
基本的な英文法は大丈夫!と自信のある方も、実は学校や英会話教室で勉強したことが、今の常識では間違っているなんていうことがあるかもしれません。

英語ネイティブ向けの英語サイトで、文法においてよくある誤解に関する記事がHubspotに投稿されていました。
英文ネイティブに向けて書かれている英文ライティング手法ですから、私たち日本人にとっては、少しつっこんだ内容になっています。
グローバルビジネスに関わり、英語に携わっている方々においては、知っていて損はない情報ですので、日本語でご介させていただきますね。

1.文の終わりに前置詞を使ってもいい

前置詞を文の最後に使用してはいけないと、習った記憶がある人も多いのではないでしょうか?
実は、前置詞を文の終わりに使うのは、正しい文法。

「Which building is he in?」
「Bob has a lot to be happy about.」

カジュアルなメールだけでなく、フォーマルな文書でも大丈夫です。

たとえば、

「Bob has a lot to be happy about」
「Bob has a lot about which to be happy.」

どちらも文法上は正しいです。そんな時、何を基準に選んだらいいのか?
最初の文は、前置詞を最後においていますが、単純な文章で理解しやすいですよね。
2つ目の文章は冗長的でなんだか堅苦しく聞こえます。

判断に迷ったら前置詞の場所ではなく、文のわかりやすさで選んでください。

2.不定詞と動詞の間に他の単語をいれてもいい

プレインイングリッシュでは、「to walk」や「to see」などの、不定詞と動詞はなるべく近くに置く、という原則があります。
しかし、文法的には他の単語を間に入れても誤りではありません。

“to automatically update an account.”

こちらの例文でも問題なく使用できます。
ただ、動詞の目的語が離れることで文章の意味がわかりづらくなってしまう場合や、不自然になる場合は、止めた方がよいでしょう。
また、あまりたくさんの単語を挿入することは動詞の目的が不明確になってしまうため避けたいところです。

3. 「i.e.」と「e.g.」の意味は違う

「i.e.」と「e.g.」の意味が違うことはなんとなく知っていても、具体的にどのように違うのかと質問される「はて?」となってしまう人も多いのではないでしょうか?
実は、全く違う意味ですので、気をつけてください。

「i.e.」は、「つまり」「言い換えると」といった意味になります。
「e.g.」 は「例としてあげると」「たとえば」といった意味になります。

次にこのような表現を見かけたときは、注意してみてくださいね。

4. “–” と “—” の意味は基本的に同じ

“–” はen ダッシュ、 “—” はemダッシュと呼ばれます。
一文を分割したり、説明的な表現を挿入したりする際は、どちらのダッシュも使用できます。

ただ、それぞれ独特の使い方もあります。
「–」は、期間を表したり(例:that will take 5–10 minutes)、異なるものを併記したりする(例:we crossed the Spanish-French border)ときに使用します。

「—」は、引用を示す際に使用します。(例:’To be or not to be, that is the question.’ —Shakespeare”)

5.子音が始まる単語の前にはAをつけて、母音で始まる単語の前にはanをつけるわけではない

ほとんどの場合は、子音が始まる単語の前にはAをつけて、母音で始まる単語の前にはanをつけることで問題ないのですが、正しくは、子音の音で始まる単語の前にはaをつけ、母音の音で始まる単語の前にanをつけます。

つまり、「I have an RSS feed」 が正しくて、「I have a RSS feed.」は間違えていることになります(アールエスエスのアが母音発音のため。) どちらが正しいのか疑問に思ったら、口に出して発音してみるといいですね。

6. Andやbut、 orで文を始めてもいい

Andやbut、 orで文章を始めてはいけない!と学校で習ったことを覚えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、現代の作家やライターは、特に気にすることなくAndやbut、 orで文を始めています。

結局はスタイルの好みとなります。使用した方がわかりやすい場合は使用しましょう。
どっちでも同じ、あるいは無い方が読みやすいと考えられる場合は使用しないという考え方をすればいいでしょう。

生きた言葉で、伝える

言葉は生き物。

もちろん基本はそう変わるものではありませんが、時代と共に変化する部分も多くあります。
また、何が「一般的」かという基準も、時代と共に変わります。
日本語も同様ですが、文章や話し言葉には流行りすたりがあります。

iinettoでは、変化し続ける海外のトレンドをタイムリーに発信していきます。
皆さまに海外で勝てる!コミュニケーションの必勝法をお伝えしていきます。

海外コミュニケーションでお困りの方、いつでもお気軽にご相談ください。

参考サイト:
Hubspot
http://blog.hubspot.com/marketing/grammar-myths

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キャッチコピーで売上げが10倍変わる理由

潜在顧客を絞ったキャッチコピー(見出し)で結果をだす

 

広告の神様、デイヴィット・オグルヴィが称賛するクロード・ホプキンス氏著 『Scientific Advertising』 ダイジェスト版。

第五章のテーマは「見出し」です。
正しいオーディエンスの興味を惹きつけるために必要不可欠な見出し。
広告への反応は、見出しによって10倍近く変わるといっても大げさではないとホプキンスは熱弁します。

 

広告と営業マンの違いをしっかりと認識する

営業マンの営業活動は、お客様との一対一。
顔と顔を合わせてコミュニケーションを取り、興味を惹きつけるために戦術を練ることが出来ます。
しかし、貴社の製品やサービスに本当は興味がない人や、社交辞令で受けいれてくれている顧客に時間を費やし、貴重な時間を失ってしまう場合も多いですよね。

広告は不特定多数の人の目にふれます。
広告の情報がオーディエンスが欲しいと思うものでなければ簡単に無視されてしまいます。
しかし、「見ないと悪いな」と感じさせることもなく、本当に興味のある人だけが広告に注目するとも言えます。
そう考えると、広告は売り手側にも買い手側にとって、無駄のない効率のいいツールだと言えます。
だからこそ最大限に生かす手はない。

制作側は誰に読んで欲しいかをハッキリさせる

ではどうやって、見出しを使って、本当に興味をある潜在顧客を惹きつけるのでしょうか?

一番わかりやすい成功事例が、週刊誌や新聞の見出しです。
忙しい朝の時間帯に、新聞を隅から隅まで読んでいる人はいるでしょうか。
では、新聞を読むときに、どの記事を読むか、どのように決めますか?
見出しを見て、「お!面白そう!」と興味を持った見出しを見て、本文に進むのはないでしょうか?

興味の無い見出し、知る必要がないと判断した見出しの記事なんて、絶対読みませんよね。
政治に興味がない人は、政治関連の見出しの記事は読み飛ばすでしょうし、サッカーに興味がない人は、サッカー関連の見出しなんて目にも留めません。

そして、忙しい人ほど紙の新聞を取っていたりするものです。
それくらい新聞の見出しというものは、ぱっとみて自分にとって必要な情報なのか、
必要な情報でないのかが判断できる情報が的確に盛り込まれているということです。

広告の見出しも同様です。
潜在顧客が「ちょっと見てみよう」という気持ちになることが最初のステップです。
そのためには、商品に興味があるであろうと考えられる潜在顧客の人物像を明確に定め、見出しを考える必要があります。

まずは、常識の範囲で潜在顧客の人物像を絞ります。
化粧品の広告であれば、女性が対象顧客になりますし、髭剃りの広告であれば男性が常識の人物像です。
関心を引きたい相手に注力し、見出しを考えてみてください。

何の特徴をアピールしたいのかを見定め、そして調整する

潜在顧客の人物像がクリアになれば、製品のアピールすべき特徴も見定まってきます。
とはいえ、ひとつの商品には、アピールできる様々なポイントや使い方がありますので、見出しの効果や反応をみて、調整していくことが大切です。

まずは、制作サイドがもっとも効果があると考えるポイントを見出しに使用し、反応が悪かったら、別のポイントを試してみるなど、実際の反応に柔軟に対応することが必要だとホプキンスは指摘します。

たとえば石けんの製品特徴をアピールするにしても、「肌に優しい」「植物性の原材料を使用」「なめらかな泡だち」「さわやかな香り」など、注目すべきポイントは多数ありますよね。

潜在顧客の人物像を想定し、アピールするポイントを絞りましょう。
そして、反応をモニタリングし、反応が悪ければアピールポイントを調整します。
インターネットが主流の現在、実際の反応をリアルタイムでモニタリングすることは、当時にくらべて、ぐっと簡単になっているので、是非試してみてください。

特定の機能や使い方にフォーカスすることは、もっとも利益がでるアピールポイントはどこかを考えることでもあります。
前章でもお伝えしておりますが、制作側が「これはいける」と思うポイントとオーディエンスが「これはいい!」と思うポイントが必ずしも一致するとは限りません。

潜在顧客の人物像の立場にたって、どこが魅力的に映る特徴であるかを考えることを忘れないでください。
そしてまた、自信があるアピールポイントの反応が悪かったら、他のアピールポイントに焦点をおいた見出しを試し、調整をし続けることが
いいキャッチコピーを生み出すためには不可欠なのです。

 

見出しを書く!

見出しやキャッチコピーの作成は、実は記事そのものよりずっと時間がかかるもの。
一行のために何時間も時間をつかうことさえあります。
弊社のコピーライターはまず、見出しを100通り考えます。

見出しには、全体の9割の時間を費やしても、費用対効果が見られます。
その位、見出しの効果というものは高いものです。

100通りの見出しの中から、見出しに使われなかったコピーを本文で小見出しとして使うことも可能ですので
見出しに使わなかった99の見出しは本文全体に活用できますので決して無駄にはなりません。

見出しのライティング方法は、過去のブログ 記事「知れば知るほど奥深い!読者の心をつかむキャッチコピーの秘密」も参考にしてみてくださいね。

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

第五章のマインドマップ
Scientific Advertisign Ch5
マインドマップをご存知 ですか?
イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。
そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

マインドマップは本来、紙と鉛筆で描くものですが、今やPCソフトウェアやタブレットのアプリケーションなども存在します。
機会があれば、マインドマップについてももっとブレイクダウンした情報をご紹介させていただきますね。
では、第六章でまたお会いしましょう。
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ソーシャルメディアを利用して実際に商品を「売る」為に重要な4つの基本とは?

4つの基本をマスターし、潜在的売上数量を最大限に伸ばす

 

フェイスブックやツイッター、Linkedinなどの、ソーシャルメディアが我々の日常にすっかり定着し、遂にはビジネスの世界に入り込んできて久しいですよね。

2013年4月には、米国証券取引委員会(SEC)が、ソーシャルメディア利用した重要なIR情報の発信を認めるなど、ソーシャルメディアの勢いは留まりません。

参考URL:米国証券取引委員会(SEC)プレスリリース
SEC Says Social Media OK for Company Announcements if Investors Are Alerted
http://www.sec.gov/News/PressRelease/Detail/ PressRelease/1365171513574

しかし、実際にソーシャルメディアをビジネスにどう生かすかについては、日本ではまだ、足踏みをされている企業様が多いのではないでしょうか。
情報管理やコンプライアンスの面において「怖い」ツールだという印象が先立たれているのではないでしょうか?

ソーシャルメディア先進国の米国では、着実に企業のマーケティングに組み込まれ、その成果を発揮しています。
ソーシャルメディアトレーニングを行う企業も着実に増加してきています。

日本でも、2013年にネット選挙が解禁となり、Facebook での選挙活動もメジャーになってきました。
経営者の会で親しくさせていただいている株式会社ジェイコス様が運営されている「勝つ!政治家.com」は、ソーシャルメディアで政治家の方の選挙活動をサポートし、成功されている素晴らしい事例です。

今回、ソーシャルメディアでのマーケティングのイロハを簡単にまとめてご紹介させていただきます。

 

ソーシャルメディアマーケティング 4つの基本

ソーシャルメディアが日本に浸透し始めて間もない数年前、ソーシャルメディアを使ったマーケティングはシンプルでした。
何かを書いて投稿し、結果がでたらラッキー。

しかし、今やすっかり洗練されたオンラインマーケティングツールとして進化しました。
ソーシャルメディアでマーケティングを行うにあたり、もっとも重要な4つのポイントを確認していきましょう。

 

1.    モニタリング

 

1_Monitor

今やソーシャルメディアは誰もが使うツール。
業界や競争相手に関しての話題をリアルタイムでモニタリングし、リアルタイムな戦略を練ることができるのが最高の利点です。

とはいえ、自社や同業他社についてどんなトークが繰り広げられているのかを、手動でチェックするのは非常に時間がかかってしまいますよね。

現在は、ソーシャルメディア上の会話をモニター・分析することができるプラットフォームも一般的になってきましたので、そのようなソフトを使用することをお勧めします。
弊社でも導入しているMentionGoogle Alertsが手軽に導入でき、お薦めです。
詳しくは弊社Blog「情報化社会で効率よく必要な情報を得る方法」にてご確認ください。

これらのソフトは、キーワードを登録しておくだけで、選択したソーシャルメディアの中からそのキーワードにヒットするトーク(投稿やつぶやき)を収集してくれる便利なものです。
例えば、弊社であればキーワードに「iinetto」と登録することで、弊社がソーシャルメディア上で話題に取り上げられていれば、ソフトが自動で情報収集をしてくれます。

広告キャンペーンを実施する前から、モニタリングすることを忘れないでくださいね。

ソーシャルメディア上で、競合相手が上手くやっている部分、失敗している部分を把握しましょう。
また、市場でのチャンスを探し当て、貴社の動向や商品に対する消費者の反応もみてみましょう。

 

2.    マーケティング・マネージメント

 

2_Manage

ソーシャルメディアを使用したマーケティングは、開始してからが勝負です。
マーケティング活動を開始したら、成果をリアルタイムでモニタリングしながら(どんな投稿が効果的で、どんな投稿に効果がないのか等)活動内容を調整します。
ユーザーの反応をリアルタイムで確認できるのがソーシャルメディアの利点です。

ソーシャルメディアへは、定期的に投稿することも大切です。
手動での投稿は、担当者の負担になるので、指定した時間に投稿されるシステムを使用するといいですね。

自動投稿に対応したサービス、ソフトをご紹介いたします。

● dlvr.it (英語サイト)
RSSフィードを使って、Facebookページへ自動投稿してくれるWebサービス

【導入方法】
http://c-brains.jp/blog/wsg/14/05/13-110000.php
(引用元:バシャログ RSSフィードからFacebookページへ自動投稿してくれるWebサービス「dlvr.it」)

●  Social Networks Auto-Poster (英語サイト)
Wordpressのプラグイン

【導入方法】
http://netaone.com/wp/social-networks-auto-poster/
(引用元:NETAONE Social Networks Auto-Poster – 複数のソーシャルメディアに自動投稿できるWordPressプラグイン)

●  Facebookの事前投稿予約システム

【導入方法】
http://f-navigation.jp/manual/pages/pages_reservation.html
(引用元:Facebook Navi Facebookページの投稿を予約する方法- PCのみ可)

 

 

3.    計測

 

3_Measure

マーケティング活動の成果を計測することは、その効果を目に見える形で確認するという意味で、非常に大切になります。
モニタリングした結果をデータとして数値化することで、ソーシャルメディアの費用対効果を上層部へ報告でき、説得力も増しますよね。

とはいえ、いったい何のデータを計測するのか?
各ソーシャルメディアのプラットフォームから、どのように自社サイトへのアクセスにつながっているか、データをとることが最も重要になります。
Twitter や Facebookでの有料広告が、ソーシャルメディアおよび企業ホームページへの訪問にどの程度影響を与えているかの数字を確認することも必要ですね。

次の段階として大切なポイントは、自社サイトへのアクセスを増やすこと。
ソーシャルメディアのプラットフォームでは、訪問者の細かい計測(ページビュー、サイトに訪問している平均時間や使用OS、年齢や国など)を行うことが困難な場合が多いからです。
自社で計測できる自社サイトへ誘導し、詳細な数値を割り出すことが実際の売上に繋げる重要なポイントです。

詳しくは、 弊社の過去のBlog「Faceboookがもし突然なくなったら、あなたのいいね!はどこからもらう!?」や、「見込み客を集客する超優秀な営業マンを育てあげる仕組み」を参照してみてくださいね。

 

4.    売上げ

 

4_Monetize

まずは、自社のホームページに潜在顧客を誘導することが重要ですが、マーケティングの究極の目的は、売上げですよね。

ソーシャルメディアマーケティングが直接の売上げにつながるのか?
そこが、皆さまが一番知りたいポイントなのではないでしょうか?

ここは、まだ正確なデータが発表されていない部分ではありますが、現時点での検証結果としては、ソーシャルメディアを使って販売を促進するためには、割引、クーポンや特典を提供するという方法が効果的だとされています。
ソーシャルメディアを通じた販売が実現すると、「友だち」による口コミを広げることができるという意味で、非常に可能性を秘めた分野です。

ソーシャルメディアの真の可能性とは?
ソーシャルメディアの根底に流れるのは口コミパワー。
自分の友だちや知り合いが、その商品をどのように評価しているのかは、他人の評価とはその情報の価値がちがいます。
テレビやガイドブックで「おいしい」と言われるレストランよりも、グルメな知り合いが「おいしかったよ~」といったレストランに行ってみたいのは、今も昔も変わらないのではないでしょうか。

信頼できる人による評価を得ることの大切さは、パブリックリレーションズの世界でも、良く強調されます。
友だち同士でのネットワーク内での評価が確定すると、人気が倍々ゲーム的に広がっていく可能性を秘めたメディアです。

フェイスブックは、そのプラットフォーム上での商品販売の可能性に目をつけ、フェイスブックから他のサイトに行くことなくタイムライン上の商品を購入することを可能にする「購入する」ボタンを導入するための準備をしています。

また、多くの企業が恐れているソーシャルメディアによる炎上ですが、実はソーシャルメディアを、上手に使用して、そのようなトラブルに効率的に対応することで、逆にイメージアップにつなげることもできる優秀なツールです。

欧米でのソーシャルメディアを使った危機管理の好例に関しても、近日中にブログで紹介させていただきますね!

引用元:Entrepreneur
The Four Ms of Social Media That All Marketers Should Master
http://www.entrepreneur.com/article/237971

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ダイアモンドが婚約指輪になった起源は、広告業界苦肉の策だった

消費者に新しい価値を提供し、歴史を塗り替えた究極の広告

 

businessinsider.com という海外発信のBlogサイトで「14 Ads That Changed The World(世界を変えた14の広告)」という面白い記事を見つけました。
マーケティングの素晴らしいケーススタディですので、その中の2つをピックアップしてご紹介させていただきます。

広告の歴史は、1704年、ニューヨーク市にある不動産を売ろうとした人物がその広告を新聞に掲載したのが始まりであると言われています。

それから300年が過ぎ、広告はその歴史を重ね、変化を遂げてきました。

その歴史のなかでも、新しい常識や価値を提案し、伝説となった広告があります。今回は、世界を変えた広告を2点紹介します。
当たり前に思っていたことが、実は広告が始まりだったなんて、面白いですよね。

 

オレンジジュースにだって始まりがある?!

サンキストのオレンジジュース(1907年)

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起きがけにオレンジを絞り、できたてのオレンジジュースを飲む。映画にも出てきそうな、アメリカの朝食風景ですよね。

この、オレンジを絞ってジュースにする光景が大きく広まったのも、広告が始まりでした。

1900年代の始め、カリフォルニアではオレンジの収穫過多による、過剰在庫に陥り、厳しい状況でした。
消費が追いつかず売れ残ってしまう。。。
困った生産者団体は、1907年、広告界の巨匠アルバート・ラスカー氏に相談をもちかけました。

アルバート・ラスカー氏と言えば、本Blogにてシリーズでご紹介させていただいているクロード・ホプキンス氏と同時代に活躍した広告・マーケティング界の巨匠。
彼の手にかかれば売れない物はないと言われました。(ラスカー氏についても近いうち詳しく紹介させていただきますね!)

ラスカー氏は、カリフォルニア州の生産者のオレンジを「サンキスト」というひとつのブランドとしてまとめることを提案しました。
さらに、オレンジの新しい用途として、オレンジジュースを提案。
自宅でオレンジを絞って、フレッシュなオレンジジュースを飲むためのジューサーを一緒に販売することで、大きく売上げを伸ばしました。

豊富で安価なオレンジ、でもそのままでは食べる量には限界がある。
そんな消費者の心情を読み取り、売れ残ったオレンジをたたき売りして押しつけるのではなく、新たな価値を提供したのです。
キャンペーンは大成功し、食卓の歴史まで変えてしまいました。

 

ただの高級品から誰もが一度は手にいれたいと憧れる愛の証に

De Beersのダイアモンド(1947年 )

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引用元:debeers.com “The Most Iconic Slogan A Diamond is Forever”
http://www.debeers.com/culture/current-news-and-events/9108230c-8a7f-4c43-bad6-b7699374c534/a-diamond-is-forever

いまやすっかり婚約指輪の定番となったダイアモンド。
その起源を考えたことがありますか?

実はこれも広告が始まりなんです。

1938年、宝石業界はダイアモンドの販売に苦戦していました。
過去20年に渡り販売が減少しているのみならず、世界大恐慌が更なる追い討ちをかけました。

当時のダイアモンドは、お金持ちだけが所有できる宝石でした。

困り果てたダイアモンドの産出・製造企業による産業団体「De Beers」は、広告代理店N.W. Ayer社に相談を持ちかけました。
N.W. Ayer社は、ダイアモンドを一般消費者向けに再ブランディングすることにしました。

そして、1974年、歴史的なキャッチコピーが生まれました。

A Diamond is Forever
「ダイアモンドは永遠の輝き」

実は、このコピーを考案した本人たちはあまり乗り気ではなかったとされています。
とにもかくにもこのコピーでキャンペーンを立ち上げます。

このコピーにアメリカの消費者は飛びつきました。
「永遠」が「永遠の愛」と結びつけられることになり、ダイアモンドはただの高価な宝石から、一般消費者にとって一生に一度は手に入れたい愛の証と進化したのです。

ただ高いだけの宝石に、買う理由を提供することで大成功したキャッチコピーです。

 

キャッチコピーの力を最大限に利用する

20世紀の三大広告人クロード・ホプキンス氏は、「広告の役割は作り手の自己満足ではなく、相手の立場になって商品を販売することである!」と主張しています。
(弊社Blogにて、ホプキンスの著書「Scientific Advertising」を日本語訳にてお届けしております。連載Blogははこちら

今回ご紹介した二つの広告も、売れない商品を売るための苦肉の策とはいえ、消費者への押しつけではなく、全く新しい価値を提供することで成功していますよね。

グローバル展開が当たり前となった今、全世界に貴社の製品や貴社のキャッチコピーを発信していくことが求められています。
文化や言語を超えて、ターゲットとするネイティブに本当に「伝える」ためには、闇雲にただ翻訳を行えばいいわけではありません。

消費者に新しい価値があることを伝えられる、そんなキャッチコピーにローカライズしなければなりません。

貴社の素晴らしい製品、企業価値をグローバルに発信されるのであれば、是非お気軽に私、大松澤(mia@iinetto.com)までご相談ください。
ネイティブの目線から貴社の英語が不自然になっていないか、リライトのご提案を含むレポートも無料にて行わせていただいております。
こちらも合わせて、お気軽にお問い合わせください。

無料査定のお問い合わせはこちら。
http://iinetto.com/satei/

 

引用元:
Businessinsider.com “14 Ads That Changed The World”
http://www.businessinsider.com/ads-that-changed-the-world-2014-8

 

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販売に直結させたい広告は情報量が勝負!情報量と販売量は比例する

通信販売から学ぶ、広告の鉄則

 

シリーズで連載させていただいている『Scientific Advertising』ダイジェスト。

第四章で、クラウド・ホプキンス氏は、通信販売の広告を分析し、文字情報の量の大切さを力説します。

なぜ、通信販売の広告を分析したのでしょうか?

POS システムなどが存在しなかった当時、広告枠・内容と、実際に販売数を計測することができる通信販売は、費用対効果を正確に測るための数少ない貴重な方法でした。
※POSシステム・・・商品の販売情報を記録し、集計結果を在庫管理やマーケティング材料として仕様するシステム

分析の結果、枠が限られている場合、写真やイラストなどを多様に使用し、デザイン性が重視された広告より、文字情報を詰め込んだ方が、実際に注文される数が増えることがわかりました。 一字一句すべてに有効な情報を含めることが、何よりも重要なことがわかったのです。
潜在顧客が求めているものは、何を訴えているのかわからないかっこいい広告ではなくて、その商品やサービスを購入してどんなベネフィットを享受できるのかを理解できる、具体的な文章が盛り込まれている広告ということです。

 

結果をとるかプライドをとるか。プライドの代償を考える

でも、文字情報が詰め込まれている広告といわれても、ピンときませんよね。Mead Cycle Coが20世紀初頭に制作した自転車の広告を参考にしてみてください。

bicycle

白黒の紙面に文字情報がところ狭しと掲載されていますね。

もっとも美しい広告が、もっとも結果を出す広告であるとは限らないのです。もちろん、広告を出す側にも、ダサい広告をつくりたくないといプライドがある場合もあります。だけれども、制作者側のプライドは消費者に「販売」するという実績には、結びつけることはできないのです。

作り手のプライドではなく、対象とする潜在顧客が何をもとめているのかを分析し、目的を達成するための有効な手法を選択することが重要です。必要であれば、余計なプライドを捨て、結果のでる、ダサくて読みにくい広告をつくる勇気が求められます。

当時でも、ひたすら文字情報をつめこむ広告を、退屈だと言う人もいました。込み入ってごちゃごちゃしていて読みにくいという人もいました。でも、退屈で込み入って読みにくい、情報がぎっしりつまった広告に、当時の顧客は最も反応しました。

ちなみに、30年後に掲載された類似商品の広告がこちらになります。どうでしょう?

scooter

まったく同じスタイルですね。ホプキンス氏が提案する情報をつめこむ方法が有効なことを示す証拠ではないでしょうか。

もちろん、ホプキンス氏が分析しているのは、大昔の通信販売広告ですので、現在のホームページを使用し、写真をいくらでも使用することができる通信販売とは環境が異なります。それでも、見たことのない、触れない商品を買うときに、情報量が大切なのは、今も昔も変わりませんよね。

高額商品や実際に試してみなくてはわからない商品(眼鏡や靴)が、オンライン通信販売においてどのような進化を遂げているかを説明している、興味深い記事をみつけましたので、参考にしてみてくださいね。

参考サイト:『ニュートップL.』お試し・返品もOK! 進化するネット通販の顧客サービスに学ぶ

 

 

人は忘れる生き物。だからリマインダーを使用する!

「へえ、いいかも」と思う広告をみても、たいして時間がたたないうちにすっかり忘れてしまうという経験はありませんか?

優れた広告は、読者が「忘れてしまう」ことを前提に作られています。かつては、切り取れるクーポンを添付することで、読者はクーポンを切り取ることり、そのクーポンがリマインダーの役割を果たしていました(ちなみに、クーポンがもつリマインダー以外の重要な役割は前章 で説明しているので、参照してみてください。)

今の時代の情報量は当時とは比較にならないほど。忘れられる頻度もさらに高くなっていますが、リマインダーとして使用できるのはクーポンだけではありません。ホームページにウィッシュリストがあれば、気になる商品を登録できるし、フェイスブックのページを「いいね」すれば最新情報を積極的にチェックしなくてもタイムラインに流れてきます。

ちなみに、iinettoのフェイスブックページも「いいね! 」してみてください。 皆様がiinettoを忘れかけたころに、海外発の最新情報、グローバルコミュニケーションやオンラインマーケティングに関する、役立つなるほど情報をタイムラインにお届け致します。 そして、グローバルコミュケーションでプロの助けが必要になった際に、iinettoがタイムラインに表れた時こそ、わたしまでご連絡ください!

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

第四章のマインドマップ

Scientific Adverising-Ch4

 

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第五章で!

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Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止

議論を深めるべき社内ミーティングではパワポは役に立たない!

プレゼンテーションとパワーポイントは切っても切れない関係。そう思いこんでいませんか?

実は、米国ではパワーポイントでのプレゼンテーションを好まない企業リーダーが増えてきています。
実際に、Facebook COO シェリル・サンドバーグ氏や、LinkedInのリード・ホフマン氏、AmazonのCEO ジェフ・ベゾス氏など、有名企業のリーダーが社内でのプレゼンテーションでのパワーポイントの使用を禁止しているのです。

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Amazon CEOのジェフ・ベゾス氏流の社内プレゼン

“Facebook、LinkedIn、Amazonが、社内でのパワーポイントの使用を禁止” の続きを読む

企業が強いUSPを持つべき理由

強いUSPは、従業員と顧客を魅了し、そして企業を成功へと導く

 

“1,000 songs in your pocket.”
「ポケットに1,000曲のミュージックライブラリを」

アップル社が2001年に最初のiPodを発売したときの製品のスローガンです。

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iPodの発売により、アップル社は経営の窮地から救われたといっても過言ではないでしょう。
実は、ポータブルミュージックプレイヤーはアップルのiPodが業界初ではありませんでした。
Sonyは1980年代に既にウォークマンを発売していましたし、MP3プレーヤーは少なくともiPod発売の3年前には別の会社から発売され市場に出回っていました。

しかし、なぜiPodは、発売後すぐに爆発的な売上を成せたのか。
デザイン性や機能はさることながら、何が消費者の心を魅了したのでしょうか。

その答えは、「ポケットに1,000曲のミュージックライブラリを」という強力なUSPをスローガンにしたことではないでしょうか。

製品のスローガン = USPとは限りません。
事実、多くのスローガンはUSPとはいえません。
なぜなら、多くのスローガンは広告会社によって作られたキャッチコピーであり、企業自信が考え出すUSPではないからです。

マクドナルドの事例が一番理解しやすいかと思います。
CMで良く耳にする「I’m love it」、これはマクドナルドのUSPではありませんよね。
なぜみなさんはマクドナルドに行きますか?
恐らく、マックに行けばあの味が食べれる、という保証があるからではないでしょうか。
つまり、マクドナルドが他社に負けないポイントは、全世界どこに行っても同じ味を食べれるところなのです。
「I’m love it」は、USPではありません。

なぜ多くの消費者はiPodを買ったのか。
小さくて持ち運びに便利。持っていてオシャレ。なのに、1,000曲ものミュージックライブラリになる!これですよね。
「ポケットに1,000曲のミュージックライブラリを」はスローガンでもあり、他社に負けないiPodのUSPでもあることはご理解いただけますよね?

USPとスローガンは似たようなものに見えるかも知れませんが、似て非なるものです。
ここで、もう一度以前のブログで定義したUSPについておさらいします。

USPとは、貴社が他社には絶対に負けない強み(製品やサービス)、競合他社とは相いれない製品やサービスを指します。

定義について補足すると、

・USPはスローガンではない
・USPは安易に変更するものではない。会社としてどのような存在であるか、あるいは、貴社の製品やサービスが何であるかを明示する。
・USPは消費者の求めているものであり、消費者の視点からみたWIIFM(what’s in it for me? )であること、独自性のあるベネフィット(メリット、利益)であること

アップル社の他に1000曲ものミュージックライブラリをポケットに入れて持ち歩ける製品は当時は存在していませんでした。
このスローガンは、USPはアップルのiPodにしかない独自のベネフィットです。

製品のUSPがいかに重要であるか、製品の売上に影響力があるものであるかはご理解いただけましたでしょうか?

 

それでは、企業のUSPとは何か、一緒に考えていきましょう。
そして企業が強いUSPを持つためには、どうすればよいか議論していきましょう。

経営層にとってのベネフィット

 

Fedexは自社で約650の飛行機を持っていることをご存知ですか?
参照URL:http://about.van.fedex.com/fedex_express

2_fedex

機体保有数でいえば、Fedexは世界で5番目に大きな航空会社です。
そんなにたくさんの飛行機を持っているのであれば乗客も乗せてしまえばもっと多くの利益がでるのではないか?
そう疑問に思われる方もいらっしゃると思います。

なぜ、乗せないのか。
なぜなら、これがFedexのUSPだからです。

Safe, reliable overnight delivery for your important packages.
「お客さまの大切なお荷物を、安全に、そして1日で確実にお届けします。」

これがFedexのUSPです。

そしてこのUSPを貫き通し、Fedexは運送業界で確固たる地位を確立し、トップに上り詰めました。
Fedexにより、今やあたりまえとなったovernight delivery market(荷物の翌日渡し)というシステムが構築されたのですからね。

Fedexは、USPにのっとり航空旅客市場には参入しません。
それがFedexが成功した秘訣です。

経営で大成するためには、USPとは何かを理解し、そして一つのことにフォーカスし、一つのことを完璧にやり遂げてください。

強いUSPがあれば、経営層は一つのゴールに向かってフォーカスできるのです。
USP以外の業務やポリシーについては拒否するという判断が出来るのです。

 

従業員にとってのベネフィット

 

従業員にとって、強く明確なUSPを掲げる企業に勤めることは大きなベネフィットです。

企業にUSPがあることで、従業員は経営層の意思決定を明確に理解することが出来ます。
従業員は、企業のUSPの理解の基に、自主性を持って業務を遂行することが出来るのです。
USPに納得していれば、組織の全体が一つのゴールに向かって業務に従事することが出来るのです。

Zapposの成功事例をご紹介いたします。

3_zappoos

ZapposのUSPは我々にも理解できる非常に簡単なものです。

The best customer service in the universe.
「世界一の顧客サービス」

Zapposでは販売員それぞれが独自の方法で、消費者をハッピーにさせる接客をします。
Googleで「zappos customer service」と検索すると、企業のUSPの通りのたくさんの従業員の事例をご覧いただけます。

一方で、世の中には様々なトラブルを抱える企業が数多く存在しますが、それは強いUSPを掲げていなことが一つの理由と僕は考えています。

センシティブな状況や、混沌とした状況の時でも、USPを理解している従業員(経営層)は、企業のUSPに従って一貫した行動と判断をすることが出来るものです。

 

ステークホルダーにとってのベネフィット

 

強いUSPを持つことももう一つ価値は貴社のステークホルダー(株主、ローカルコミュニティ、政府機関など)に企業のビジョンを明示できることです。
ステークホルダーが貴社のUSPを知っていれば、それに対して貴社が適正なパフォーマンスを行っているか、適切な活動を行っているかを評価できるのです。

もし貴社がUSPにマッチしない経営をしていたら、ステークホルダーは株価にその評価を反映してくるでしょう。
そして、経営層は経営方法が間違っているということに気づくことが出来るのです。

 

結論
企業が強いUSPを持つことは、製品のUSPと同等に重要であることがご理解いただけましたでしょうか。
「経営理念」や「ミッション」よりも、USPは経営層、従業員、そしてステークホルダーに対して企業が存続する目的を明示することが出来ます。

 

貴社には強いUSPはありますか?そして、貴社の製品にはこれぞというUSPはありますか?

貴社のUSP、是非僕にも教えてください。

 

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英文ドラフトはこちら!

Title: How a Powerful USP Can Guide Your Company, Your Employees, and Your Customers

“1,000 songs in your pocket.”

That was the Apple slogan for the first iPod back in 2001. The iPod was arguably the product that saved Apple from extinction, but the iPod certainly wasn’t the first portable music player. Sony created that with the Walkman in the 1980s. It wasn’t the first MP3 player, either. MP3 players had been introduced to the market at least three years before the iPod.

But it was this powerful slogan (and USP) that propelled Apple to the top of the market in short order. Obviously design and function had much to do with the popularity of the iPod…but “1,000 Songs in Your Pocket” is pretty hard to beat.

Now, not every slogan is a USP. As a matter of fact, most slogans are NOT unique selling propositions–they’re just something that the advertising agency (or the company president’s wife, etc.) thought was clever.

We discussed this earlier using McDonald’s as an example. “I’m Loving It” is neither unique nor a selling proposition. But what about “1,000 Songs in Your Pocket?” That is definitely BOTH a slogan and a USP.

You see, when a USP and a slogan are the same, then powerful things happen in your business. No one else besides Apple told the public that they could put 1,000 songs in their pocket. A unique benefit from owning the Apple iPod.

So, you see what a powerful USP can do for a product. What can a USP do for a company?

I would argue that a strong USP is vital for a company.

USP Benefits to Management

Did you know that FedEx has about 650 airplanes in its fleet (http://about.van.fedex.com/fedex_express)? By that measure, it’s the fifth largest airline in the world. So why doesn’t FedEx carry passengers? Because that’s not the FedEx USP.

Safe, reliable overnight delivery for your important packages.

That’s the FedEx USP. And by sticking to that USP, FedEx has built for itself the number one position in the overnight delivery market. As a matter of fact, FedEx created the overnight delivery market–again, based on this USP.

FedEx management doesn’t get into the passenger airline market because that is not their USP. Management can focus on doing one thing, one thing only, and one thing well, because they know their USP.

That’s what a strong USP can do for your company–it can keep managers focused on one goal and reject branching out into areas that aren’t in keeping with their USP.

USP Benefits to Employees
As an employee, working for a company that has a strong, clear USP is a major benefit.

Employees can frame management decisions in the context of the company’s USP. Employees can act with autonomy based on their understanding of their company’s USP. Employees can engage in their daily work, knowing that everyone in the organization is working toward the same goal–pursuing the company’s USP.

One example (although very rare, admittedly) is Zappos. The Nevada company’s USP is rather easy for an outsider to understand:  The best customer service in the universe.

(I’m not sure that’s how they would state it, but nevertheless that USP reflects how Zappos operates.)

Zappos prides itself on stories where customer service representatives go out of their way–on their own–to serve customers and make them happy. Just Google “zappos customer service” and you’ll find any number of examples of employees who understand the corporate USP.

On the other hand, I could point to any number of companies that got themselves into trouble–legally or ethically–because the company didn’t have a strong USP.

When faced with confusing or delicate circumstances, employees (and managers) who can point to a strong USP will consistently make better decisions than employees who work at companies that have no guiding unique selling proposition.

USP Benefits to Stakeholders

Another valuable factor for having a strong USP is that it helps your stakeholders (shareholders, local community, government agencies, etc.) buy into your company’s vision. When stakeholders know your USP, then they can evaluate your company’s performance and actions as reflected in that USP.

And when your company does something that doesn’t match that USP, your stakeholders will let you know quickly in terms of feedback and share prices.

Conclusion
You see how a strong USP can benefit a company just as much as a strong USP benefits an individual product.

Even more than “corporate vision” or “mission” (which are usually just retreaded, feel-good corpspeak), a USP offers a definite sense of purpose for corporate management, employees, and stakeholders.

Does you company have a strong USP (in addition to USPs for your products)? Let us know what your USP is.

成功者が寝る前に行う6つの習慣

超多忙でもできる!翌日の生産性を高めるための成功者の習慣と研究事例

ビジネスで成功を収めている人の多くは早起きで朝に様々な習慣を持たれている記事を最近よく目にしますね。
そんな成功者たちは朝以外にどんな習慣を持っているのか気になりませんか?
例えば、寝る直前は何をしているのでしょう?その秘密を知りたくありませんか?

米国発信のブログでそんな6つの習慣について、紹介されていましたので日本語でご紹介いたします。
次の日を更に素晴らしい一日にするために成功者はこんな習慣を実践しています。

1、    1日1時間読書をする

マイクロソフトのビルゲイツは熱心な読書家です。
彼は、毎晩就寝前に、1時間読書をします。

読書を習慣的にすることは、新しい知識を得るだけでなくストレスの軽減、記憶力の改善に役立ちます。

エセックス大学の2009年の研究によると、1日たった6分読書をするだけで68%までストレスを減らすことができることが証明されています。

そして、もう一つの大きなベネフィットがあります。
素晴らしい書物を毎晩読むことで、脳が長期的に健康でいられることが出来るのです。
読書をすることで、精神的な訓練を行っているのです。

英国では、読書による精神的刺激が、認知症になる確率を平均32%まで減少させることをが研究によって実証されています。

2. 電源を切る

ハフィントンポストの創設者として有名なアリアナ・ハフィントンは、過去に疲労から意識を失い頭を5針縫う経験をしています。
どんな忙しさだったのでしょうか。壮絶ですね。

その事件以来、彼女は「アンプラグ(電源を切る)」を推奨する布教者になったのです。

彼女は寝る前に、携帯電話を別の部屋に隠してしまうのです。

なぜそうするのか?
実は、この習慣は医学的にも効果があることが証明されています。
ハーバード大学の睡眠医学を専攻するCharles Czeisler教授によると、携帯電話の明るい光は人間の自然な眠りのリズムを壊し、我々に日中であるという錯覚を起こさせるそうです。
明るい光によって人間の脳が発信すべき眠りにつくための物質を妨げるのです。

ですから、アリアナ氏は質のよい睡眠を得るために携帯電話を別の部屋に隠してしまうのです。

3. 歩く

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消費者心理に切り込む秘策?!
最新マーケティング手法の礎となる、人間心理をついた広告の基本

リスクフリーの「お試し」で消費者の心を開く

 

人間というのは自分勝手な生き物です。つまり、消費者だって自分勝手な生き物。無理やり商品を買えと言われたって、自分の得にならなければ買いたくありません。何かを買うときには、対価を払うだけの「理由」が必要ですよね。

『Scientific Advertising』の第三章では、広告を通じて顧客の利益となるサービスを提供する大切さをホプキンス氏は語っています。もちろん、最終的に顧客の「買いたい!」を生み出すためサービスです!

 

リスク無しの低コストで、「一番欲しい情報」を提供する

顧客の「買いたい」を生み出し、行動をおこさせるための情報を提供することが大切なことは、前章 「超優秀営業マンを超える営業マンとは? 「買いたい!」を生み出す広告を作る」でも説明させていただきました。

そもそも、顧客が欲しがっている一番の情報とは何だと思いますか?値段?入手できる場所?
それもそうですが、多くの場合、商品が自分にとってどのように役立つかを判断する情報ではないでしょうか?

商品がどのように役に立つか。。。。それって使ってみて感じることが一番だと思いませんか?自分のためにどのように訳に立つかもわからない商品を買いたいと思う人はあまりいませんよね。。。

 

無料お試し、1週間無料トライアル、サンプル、割引クーポン
現在の「当たり前」の裏にある人間心理

そこで、無料お試し、サンプル、無料トライアルなどの出番です。今ではすっかりおなじみのサービスですが、その背景にある人間心理について考えたことはありますか?

未知の商品を購入することには、「損するかもしれない」といった不安がつきものです。そんな消費者に、売り手目線で「いいから買って」といっても無理な話。消費者に、リスクなく、無料(または割引価格)で、試してもらうチャンスを提供することで、買ってもいいかもと思わせる第一歩を踏み出させる心理作戦が、この無料お試し系の販売促進の始まりです。顧客に、商品を使ってみる「理由」を提供することにもつながります。

この方法に関してもホプキンス氏は、営業マンとして、自分が提供するサービスが顧客サイドにどのように写るのかを考えるように提案しています。

 

最新のマーケティング手法に応用される、価値を提供する種まき

このサンプル作戦は、「買いたい」を生むためのいわば種まき。実は、これはインバウンドマーケティングという最新のマーケティング方法の基本的な考え方でもあるのです。インバウンドマーケティングについては、弊社のブログ「見込み客を集客する超優秀な営業マンを育てあげる仕組み 」でも詳しく紹介させていただいておりますので、参考にしてみてください。

 

引用元:

Scientific Advertising

http://www.scientificadvertising.com/ScientificAdvertising.pdf

 

 

第三章のマインドマップ

Scientific_Advertising_Ch3

マインドマップをご存知 ですか?

イギリスの著述家、Tony Buzan(トニー・ブザン)が提唱した思考・発想法の一つです。
頭の中で起こっていることを視覚化し、思考を整理し、発想を豊かにします。
マインドマップを描くことで、記憶力が高まる効果も得ることができます。
今回のシリーズでは全章に僕が描いたマインドマップを掲載します。

ただ、このBlogを読むだけでなく、クラウド・ホプキンス氏のバイブルを、僕のマインドマップを参考に、ご自身の中で視覚化し、想像し、連想しながら展開していってみて下さい。

そうすることで、今回の学びを実際の生活や仕事に活用できるようになります。

それでは次は第四章で!

 

We tell your story to the world!!