英語でのプレゼンで絶対口にしてはいけない10のNGワード

ついつい出てしまいそうなあの言葉、実はプレゼンではご法度!

苦手な方も多いプレゼンテーション。

実は、オーディエンスの興味を引けるかどうかは、最初の1分が勝負。そしてまた、ミスが多いのも最初の1分と言われています。
舞台にたって、緊張のあまり、つい自分を守るために言い訳っぽい発言を口にしたくなる衝動に駆られた経験、あるいは口にしてしまった経験のある人も多いのではないでしょうか。

プレゼン中に口にしてはいけない10のNGワードを紹介している英語ブログサイトがありましたので、紹介いたします。


1. 
I’m very jet-lagged/tired/hungover
今日は時差ぼけがひどくて・疲れていて・二日酔いでして

なぜか多いこの言い訳。「実は急遽昨日呼ばれまして」なども同類です。
オーディエンスが期待しているのは、興味深いプレゼンテーション。あなたの体調など、知ったことではないのです。


2. I’ll get back to that later
これについては後で説明しますが。

もしプレゼン中にオーディエンスから質問がでる場合、その機会をモノにしてしまってください。後で説明しようと思っていたことを質問されたら、その場でそのセクションの説明をしてしまいましょう。
質問者だって、勇気をもって質問しています。その勇気に応えることで、オーディエンスの心を掴むことができます。後回しにしないようにしましょう。


3.Can you hear me? Yes you can!
聞こえますか?聞こえますよね。

この台詞で始まるプレゼンに居合わせたことがある人も多いのではないでしょうか。
マイクを数回たたいて、「後ろの方、聞こえますか?」と始めます。音響をチェックするのは、プレゼンターの役割ではありませんよね。

普通にマイクに向かって話し始めて、もし上手く声が届いていないように感じたら、リラックスします。3つ数えて、また話し始めます。それでも声が届いていないと感じる場合、ステージをおり、担当者に小声で伝えます。対応を待つ間、オーディエンスには余裕のほほえみを見せましょう。そもそも、聞こえていなかったら、聞こえてますか?に反応できませんしね。。。

 

4.I can’t see you because the lights are too bright
ライトがまぶしくて皆さんの顔が見えないのですが。

ライトがまぶしいと、観客の顔は見えません。でも、そんなことは、オーディエンスにとっては、どうでもいいことです。
余裕の態度で、時々笑顔を混ぜながら、観客の方向を見つめ、プレゼンを進めましょう。オーディエンスの顔が見たい場合は、客席に歩いて行って、その人の側まで行ってしまいましょう。
もし、客席の挙手を数えたい場合などは、目の上に手をかざしたりせず、担当の人にライトを落としてもらうように伝えます。


5.Can you read this?
読めますか?

スライドの文字のサイズは、観客の平均年齢の2倍のサイズのフォントを使うことを原則としましょう。つまり、オーディエンスが40歳ならば、フォントサイズは80です。
このサイズでは、スライドに多くの情報を詰め込むことはできませんが、文字が多いスライドは結局あまり有効ではありません。


6. Let me read this out loud for you
声に出して読んでみますね

絶対に、決して、読むのに時間がかかるほどの情報をスライドに入れないでください。

スライドに文字が多く掲載されていると、オーディエンスは、それを読もうとしますよね?読んでる間に何が起こるか。。。あなたの話している内容は聞いていません。。。

もしも、どうしても文字情報を盛り込まざるを得ず、情報を詰め込んだ場合、絶対にステージ上で音読しないでください。
「ちょっと読んでください。」とオーディエンスに問いかけたあと、読むのに必要な時間を提供し、スピーカーは黙っているようにしましょう。


7.Shut off your phone/laptop/tablet
携帯電話の電源は切ってください

一昔前なら、電源を切ってくださいといっても問題ありませんでした。しかし、そんな時代は今は昔。
最近では、プレゼンからの収穫をツイートしたり、スマホにメモをとったりすることも当たり前。退屈なプレゼン中に、携帯ゲームをすることも止めることはできません。電話はサイレントモードにするようにお願いしましょう。


8.No need to write anything down or take photos, the presentation will be online later
後からスライドはオンラインにアップロードしますので、メモしたり写真をとったりする必要はないですよ。

後でオンライン上にアップロードするのは素晴らしいですが、通常、良いプレゼンのスライドにはあまり文字が記載されていません。
ということはスライドがアップロードされてもあまり役に立たないですよね。多くの人にとって、書き留めることは、記憶にとどめるという作業でもあります。好きにしてもらいましょう。

 

9.Let me answer that question right away
今の質問の答えですが。

オーディエンスから質問がされた、その直後に質問に答えるのは素晴らしいですね。しかし、プレゼンターにとってはハッキリ聞こえた質問が、他のオーディエンスにとっては、よく聞こえていない場合があります。
「皆さんに聞こえるように、質問を繰り返してから、お答えしますね」といってから質問に答えましょう。質問の応えを考える時間かせぎにもなります。


10.I’ll keep it short
手短に済ませますね

手短に済ませるといって、手短に済まされたことがあるでしょうか?長いプレゼンに限って、この台詞で始めることも多々あります。オーディエンスは、興味深いプレゼンを聞きたいだけで、手短かどうかは関係ありません。
もし時間について、説明したい場合は、「30分の枠をもらっていますが、20分で終わらせます」などと、具体的にし、言ったからには守りましょう。それと、必ず規定の時間内に終わらせるように準備をしましょう。たった5分でも時間オーバーは、オーディエンスに非常に迷惑です。
どきっとされた方、いるのではないでしょうか?

緊張のあまり、言い訳の1つもしたくなることも多いプレゼンですが、言い訳は、プレゼンの質を下げてしまう役割しかもちません。主役はスピーカーではなくオーディエンスです。常にオーディエンスの立場に立って、彼らが知りたい、聞きたい言葉を選むことにベストを尽くしてください。

関連サイト
TEDtalks直伝、そのまま使えるプレゼンテーションのコツ
TEDTalksキュレーターが教える、人生を変えるプレゼンの秘密
一目でわかる、プレゼン目的別ガイド

引用元:
10 things you should NEVER say during presentations
http://thenextweb.com/lifehacks/2013/09/12/10-things-you-should-never-say-during-presentations-2/

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Mia Omatsuzawa 大松澤実絵

Chief Executive Officer (CEO)One World Link Inc.
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