従業員満足度が高い海外企業の共通点
弊社もようやく3期目突入です。一緒に働く仲間も増え、当たり前のことですが、ますます責任についてや、会社のリーダーとしてどうあるべきかなど、考えるようになりました。弊社の場合、多言語の翻訳を取り扱っている為、働く仲間もさまざまな国の方々です。
そこで、アメリカの企業で、従業員にとって働きがいがあると評価されている企業の共通点を調べてみたところ、大きくわけて以下の3点でした。
1.No rules just for the sake of rules
(形式だけのルールはない)
2.A corporate mission that employees can believe in
(従業員にとって、会社の使命に意義がある)
3.Adding value to employees beyond salary
(会社が従業員に対して、お給料以外の価値を与えている)
従業員満足度の高い会社として、Google, Zappos(ザッポス), Whole Foods Marketなどが有名ですね。
Googleを例に取りあげると、 仕事の20%の時間を自分の興味があるプロジェクトに使うことができ、その成果を定期的に発表するそうです。
この結果、Google AdWords、Google Labs などが生まれました。
続いて、靴の通販会社で、2009年11月にAmazonが同社史上最大の買収額で買収したZappos。
Amazonは買収時点でZapposが扱う靴などの商品をすでに取り扱っていたにもかかわらず、Zapposを独立したブランドとして存続させました。これは、重複や余剰などの冗長性を嫌うアメリカ式のマネジメントからすると、AmazonがZapposのブランド価値をいかに高く評価しているかわかります。
Zapposの第一のプライオリティーは企業文化。カスタマーサービスに関するルールがなく、対応時間の制限もなければ、それぞれに権限と予算が与えられており、お客様の心を動かす為ならば、「ほとんど何をしても良い」といった斬新なルール。そこから生まれたさまざまな感動のストーリは様々な記事で取り上げられています。
今回、アメリカ進出サポート実績No.1の株式会社イマジナ様と共同で、「グローバル企業の為の企業カルチャー浸透セミナー」を開催させていただきます。海外に拠点のおありの企業様を中心に拠点先のグローバル環境において、多様な価値観を持つ社員が何を求めているか、そして企業理念を具体化し、どう社内外に浸透させていくのかを、豊富な成功事例をもとにお話しいたします。
ご興味のある企業様はinfo@iinetto.comまで、ご連絡いただければ幸いです。
We tell your story to the world!!
Mia Omatsuzawa 大松澤実絵
最新記事 by Mia Omatsuzawa 大松澤実絵 (全て見る)
- 英語のレベルによって株価や出来高は変動する! [ハーバードビジネスレビュー研究結果] - 9月 30, 2019
- 海外ロードショーベストプラクティスーアメリカ編(前半) - 7月 29, 2019
- 米国トップ企業のIRコミュニケーションをエリックが分析! - 3月 13, 2019
- 「中期経営計画」の英訳~貴社はどのように翻訳されていますか?~ - 7月 10, 2018
- 「中期経営計画」をグローバルビジネス英語でどのように翻訳していますか? - 4月 12, 2018