Pinterestが女性を獲得する4つの理由(Facebookの負けか)

Facebookも油断は決してできませんね。 女性消費者にアピールするには一つの画像が千の言葉を意味するということ。こうやってPinterestは3月だけで1億400万件のアクセスを誇り、今やTwitterやFacebookに次ぎ、人気第3位のソーシャルメディアサイトとなりました。

Inside NetworkのAppDataによると、このPinterestの成功に貢献しているのはほぼ完全に女性だけだといいます。 実に97%のサイトユーザーが女性とのことです。

BlogHerの女性とソーシャルメディアに関する年間調査によると、女性は他サイトからの推薦よりも、Pinterestの推薦を信用するそうです。81%の女性がPinterestを信用するのに対して、Facebook(67%)、Twitter(73%)となっています。

理由は?それは女性が自分のサークル内の他の女性のことを誰よりも信用するからであり、結果として、47%の女性がPinterestでの推薦を元に何かを購入したのに対し、わずか33%がFacebook上の推薦で何かを購入しています。

各企業が話題の宝庫Pinterestに乗って、一夜にしてフォロワー数を増やしたというのも不思議ではないですね。多くの製品がFacebookやTwitterで成し得たよりもっと露出しており、なぜそうなのか比較的分かりやすい!

まとめとして、以下にPinterestが女性をターゲットとしてFacebookよりも優れる理由を4つ挙げます。

1. シンプルで清潔感があり、面倒が無い。これで閲覧が快適で簡単になる、つまりマーケティングを成功させる2つのメイン要素。Pinterestの視覚的に目を引くレイアウトで、消費者はほとんど文字無しで、単に画像見ることになります。一方、Facebookは文字が非常に多く、潜在顧客を逃す可能性があるでしょう。

2. マーケット担当者が消費者の興味に直に触れられる。 潜在顧客の金鉱のごとし情報を簡単に知ることができます。たとえば、インテリアデザイン・マーケティングチームが「部屋の装飾」のセクションで影響力を持つ人は誰かを知り、フォローを始め、どういった流行をみんながRepinやLikeにしているかがわかるという利点。

3. リラックスできる。 Pinterestはほとんど匿名というユーザーにとって安心できる環境を提供しています。フィードを継続的にアップデートすることも、人の生活情報でいっぱいになることもない。Pinterestは自分の趣味を楽しむ場所であって、だれかのステータスを支持したり、誕生日を祝ってあげる場所ではない。ユーザーは否定的な要素無しのゾーンで経験を共有し、Facebookの重たい作法無しで、短くコメントする。それだけです。

4. 企業はすばらしい利用法を見つけた。 Martha Stewart LivingKate Spadeは相当の数をPinしています。というのもそれぞれに19,000と34,000の新しいフォロワーを獲得し圧倒的な反応を得たからです。Kotexも最初にPinterestキャンペーンを主催した一企業として名高いでしょう。同社はイスラエルで50人の「影響力のある」女性を探し、Pinterestで何をPinしているのか見ました。そして彼女たちにネットで仮想ギフトを送り、彼女たちがそのギフトをPinすると、今までPinしたものを元に選ばれた本物のギフトが彼女たちに郵送で届けられたのです。結果は、大成功!! 彼女たちのほぼ100%がギフトをPinし、コメントを載せたのです。

つまり、Pinterestはオンライン上でかつてない方法で女性たちを呼び集め、難なく影響力のとても強い消費者マーケットを取り込んだと言えます。いろいろな意味で、PinterestはFacebookよりも本当に魅力的で、画像を得た女性消費者の間でもっとトレンディー、ということではないでしょうか。

次回のブログではPinterestの調査結果をInfographicを用いてわかりやすくお届けいたします。

お楽しみに。

Photo: ndonelly’s photostream (http://www.flickr.com/photos/ndonelly/)


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Mia Omatsuzawa 大松澤実絵

Chief Executive Officer (CEO)One World Link Inc.
英語のコミュニケーションにお悩みの方、私にご相談ください。真のコミュニケーションを、心と心のコミュニケーションの実現をご提供いたします。 担当記事:主に英語のコミュニケーション、ライティングについての記事を担当。また、価値あるグローバルな情報をいち早く日本語で皆様にお届けいたします。      mia@oneworldlink.jp  Facebook(Mia Omatsuzawa) 

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