究極のFacebookマーケティング虎の巻(前編)

ゴールデンウィークでご休暇中の方々、あるいは、なか2日の平日を通常通りお仕事されている方々、お疲れ様でございます。

Google+などの新しいソーシャルメディアプラットホームの出現でFacebookのソーシャルネットワークの独占は度々苦境に立たされているかもしれませんが、ユーザーベースで8億4500万人以上と、相変わらず人気ナンバーワンソーシャルネットワークサイトであるという事実は変わりません。

そして、自社マーケティングの目標達成に利用できるFacebookの可能性を理解し始めている企業も多くなってきています。実際、欧米ではFacebookを利用しているB2B企業の41%、B2C企業の62%がFacebookで顧客を獲得しているというデータもあります。

そうは言っても、特に機能が頻繁に追加、削除、変更されることを考えると、いろんなソーシャルネットワークサイトのニュアンスを理解するのは手間がかかる作業ですよね。そこで、時代に取り残されないよう、企業やマーケット担当者がFacebookを最大限に活用できる便利な虎の巻を以下にまとめました!

 Facebookマーケティングをマスターする35の秘訣

1)個人プロフィールではなく企業ページを作る

まず一番大事なことから。Facebookのビジネスポテンシャルを最大限にするには、個人プロフィールではなく、企業ページを作成して企業をアピールしましょう。ページの開設は簡単で、https://www.facebook.com/pages/create.phpにアクセスし、段階的なセットアップ指示に従えばOKです。(すでに企業用に個人プロフィールを作ってしまってないですか?大丈夫、今Facebookでは簡単に企業ページへ変換できますよ。

2)バニティーURL(個人用URL)を作る

一旦企業ページを作成したら、ページをもっと共有可能で見つけやすくするためにhttp://www.facebook.com/usernameで認識可能なバニティーURL(個人用URL)を作ろう。(例:http://www.facebook.com/iinettollc)

3)クリエイティブなカバー画像を追加する

Facebookの新ページデザインでは851 x 315ピクセルのカバー画像で企業ページトップを飾りましょう。新規のページ訪問者の気を引くようなユニークなものを作成すると良いでしょう。ただ、Facebookのカバー画像規約に従い以下の情報は入れないようにしてくださいね。値段や購入情報(例:「40%オフ」や「当社HPからダウンロード」)、Facebookの特徴、機能への参照(例:「いいね!」「シェア」など)、HPアドレス、Email、住所、またはページ内の「基本データ」に入れるべき連絡先情報、「今すぐ購入」や「友だちに教える」などCTA(行動喚起)。アメリカのソーシャルメディア会社から高く評価されている企業のFacebookページをこちらでご紹介します。創造性をぐっと引き出してみてください。

                        

4)ブログコンテンツを自動掲載する

タイムラインページへのコンテンツ投入開始!ビジネスブログを維持している場合は、自動掲載リンクを使って新しいブログコンテンツへの接続が可能です。WordPressなど多くのブログプラットホームソフトウェア内でこの機能が自動的にオファーされています。オンにするだけで自社HPと同期が可能です。(注意:自動化に力を入れ過ぎないこと。一部のコンテンツを自動掲載するのは良いですが、本当の人の手によって投稿し、ファンとのエンゲージも行いましょう。

5)ブログ投稿のメタ記述を完全にする

Facebookにリンクを搭載する際、画像だけでなく短い記述も取り込まれていることにお気づきでしたか?その記述はページのメタ記述から引っ張られています。そのためFacebookに共有する場合、存在感を最大限に引き出すためにも、すべての掲載ブログコンテンツのメタ記述をアピール性のある良いものにすることをお忘れなく。

6)7日毎に投稿をPinで固定する

 

Facebookのもう一つの新ページデザイン機能として、タイムライン上の投稿の一つを一回につき7日間[Pin] = ページトップに固定できるというものがあります。投稿をページトップに固定させることによって、新たにアップデートされた投稿の下に埋もれてしまうのを防ぐのです。注目すべきコンテンツや、イチオシの売り出し情報のCTA(行動喚起)、特集したいイベントやプロモーションなどにこの機能は使えます。7日間毎に固定をアップデートして古いものと置き換えましょう。固定をアップデートするには、記事上をマウスオーバーし、上部右端えんぴつアイコンをクリック、[トップに固定]を選択します。

 7)投稿をハイライトまたは隠す

 特定の投稿を他より目立たせるためにハイライトするなど、タイムライン上のアイテムに手を加えましょう。個別の投稿の上をマウスオーバーし、星のアイコンをクリックして投稿をもっと大きく、目立たせることができます。また、えんぴつアイコンをクリックでタイムラインから隠す(または完全に削除する)こともできます。

8)ビジュアルコンテンツを最大限に利用する

Facebookの新タイムラインページデザインは、画像や動画などのビジュアルコンテンツにより重点を置いています。これを利用しないのはもったいないFacebook独自の調査によると、「フォトアルバムや画像を含む投稿は、その他の投稿の2倍以上のエンゲージメントを生み出す。」といいます。これらの画像が今はより大きく目立ってページ上に表示されるので、必ずFacebookページには一番良いビジュアルコンテンツを投稿する、または既存のコンテンツをもっとビジュアル的にする努力をしてみましょう。写真、図表、インフォグラフィック、その他のコンテンツを思い浮かべてみましょう。そして、その画像はいつでもPinterestやGoogle+などの他のビジュアル重視のソーシャルネットワークサイトにも利用することができます。

9)専用のページタブを作る

Facebookの新ページデザインでは新規閲覧者向けのいわゆる「ウェルカムランディングページ」の作成機能が消去されてしまいました。それでもページの[閲覧&アプリ]のセクションからアクセス可能な専用タブを作って、活用することができます。これをFacebookページ用のランディングページとして考えましょう。専用タブの作り方についてはまたアップしていきたいと思います。ケーススタディーや売り出し情報、その他のプロモーション等、いろんなものを表示するCTA(行動喚起)として利用できます。

10)ライフイベントの追加

 

新Facebookページデザインがサポートするもう一つの機能が「ライフイベント」です。これで、企業の歴史の中の画期的出来事をアピールすることができるでしょう。ファンの増加、受賞歴、製品発表、大きなイベント、その他称賛に値するものなど、企業最大の業績のいくつかをハイライトするためにこの機能を利用できます。最新(または過去)のライフイベント作成はステータスアップデートボックスからできます。ここからの指示で名前、場所、日付、ストーリー説明、画像などの情報をライフイベントに入力。設定サイズは843 x 403ピクセル。 

↓は弊社クライアント様のライフイベントの例です。

11)Facebookインサイトを使う

FacebookインサイトはFacebook独自の分析ツールで、自分のFacebookページの存在感を測定と分析するのに最適。このツールでFacebookページ管理者はページアクセスやエンゲージメントについての分析データを入手でき、どのコンテンツがファンとエンゲージしているか、していないかを知ることができます。自社ページのインサイトは、http://www.facebook.com/insightsへアクセス、またはページ上の[管理者用パネル]をクリック。またコンテンツ戦略改善に役立つFacebookインサイトの分析方法を勉強されることをおすすめいたします。

12)他のユーザーや企業ページをタグする

以前Facebookでは他ユーザーのタグ付けしかできませんでしたが、今は他ページのタグ付けもできます。企業ページのタイムラインにユーザーからのコンテンツ投稿を可能にし、よりエンゲージメントを強化し、インタラクティブなページにしましょう。この機能を有効にすることによって、他ユーザーの投稿に自分のページがタグされていればそのユーザーからの投稿を自分のタイムラインに自動掲載することもできます。この機能を有効にするには[権限の管理]の「iinetto LLCのタイムラインに誰でも投稿可能にする」と、「iinetto LLCトップに『他の人からの最近の投稿』ボックスを表示」をチェックします。

いかがでしょうか? 何か知りたい! ここを具体的に説明してもらいたい!などのご要望等ありましたら、いつでもコメントをお願いします! それでは後編へ続く。。。。


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Mia Omatsuzawa 大松澤実絵

Chief Executive Officer (CEO)One World Link Inc.
英語のコミュニケーションにお悩みの方、私にご相談ください。真のコミュニケーションを、心と心のコミュニケーションの実現をご提供いたします。 担当記事:主に英語のコミュニケーション、ライティングについての記事を担当。また、価値あるグローバルな情報をいち早く日本語で皆様にお届けいたします。      mia@oneworldlink.jp  Facebook(Mia Omatsuzawa) 

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