リニューアルオープンのリニューアル、これも和製英語ってご存知でしたか?
エリックがオフィスで翻訳をしている時に経理スタッフに声をかけた一コマ。
エリック 「Mくん、お店を改装することって日本語でなんていう?」
経理M 「え。リニューアルオープンですか?」
エリック 「やっぱりね」
「じゃあ、ウェブサイトを再構築してアップすることは?」
経理M 「それも、リニューアルっていいますよね」
エリック 「やっぱりね」
「知ってる?英語では、改装することをリニューアルとは言わない。ウェブサイトの再構築もリニューアルとは言わないよ。
お店の改装はremodel。ウェブサイトの再構築はredesignが正しい。Renewalっていったらおかしいね。」
経理M 「え!そうなんですか!?リニューアルってなんでも使ってしまっていましたし、そのまま英語でも置き換えられるものだって思ってました。」
エリック 「また、Japlish(和製英語)一つみつけちゃったね。」
そうなんです。
よく、日本で「リニューアル中」という貼り紙を見ますが、英語であれば正しくは「Closed For Remodeling」です。
私も日本語で話すときはなんの違和感なく、改装=リニューアルという言葉を使っています。Webサイトもリニューアルと使っています。
日本語で話すのに、和製英語を使用しない方がいいとお伝えしたいわけではないのですが、
既にリニューアルという言葉は定着した日本語として認識いただき、英語では日本語の使用方法と同じようには使用しないということを心にとめて置いて頂ければ幸いです。
よく企業様の英語のWebサイトや大切な資料で、日本人の英語のできる方が翻訳されている場合、このような和製英語をよく見かることがあります。
日本語での使い方が定着していると、英語を使う際にもつい間違って使ってしまうということがある危険があるということですね。
近日、皆さまもびっくりなネイティブは使わない、和製英語特集をご紹介しようと思います。
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Mia Omatsuzawa 大松澤実絵
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