(水) 5月07日
Q. ビジネス英語における、1文の理想的な平均語数はどれくらいでしょうか?
a. 15 words
b. 20 words
c. 30 words
正解:b.
解説:
ビジネス英語では、1文あたりの語数は約20語が目安とされています。内容を明確に伝えるため、40語を超える長文は避けた方がよいとされています。短く、わかりやすい文を意識しましょう。
(月) 5月12日
Q.次のうち、ビジネス英語として最も簡潔で自然な表現を選んでください。
a. We conducted a hearing for the purpose of understanding stakeholder opinions.
b. We held a hearing to understand stakeholder opinions
c. We did a hearing for understanding stakeholder opinions.
正解:b.
解説:
「Held a hearing to understand(〜するためにヒアリングを実施した)」は、簡潔かつ自然な表現です。
aの「for the purpose of understanding(〜する目的で)」は文法的には正しいですが、冗長に感じられます。”to understand” に短縮することで読みやすくなります。
cは “did a hearing” という不自然な表現を使っており、ビジネス文書には不適切です。
(水) 5月14日
Q.過度に形式的な次の英文を、最も適切なビジネス英語に修正したものを選んでください。
We hereby announce the completion of the acquisition.
a. We have completed the acquisition.
b. The acquisition has been completed.
c. We hereby inform you of the acquisition completion.
正解:a.
解説:
「We have completed the acquisition(買収を完了しました)」は、現代のビジネス英語で好まれる、明確で直接的な表現です。
bは受動態で、場合によっては使えますが、ビジネス英語では能動態の方が読みやすく自然に感じられます。
cは “hereby” や “inform you of” などの硬い表現が並んでおり、現代の英語としてはやや古めかしく感じられます。
(金) 5月16日
Q. 次の日本語を、最も適切なビジネス英語に翻訳したものを選んでください。
「コスト削減策を講じました。」
a. We reduced costs.
b. Cost-reduction measures were implemented.
c. We took cost-reduction measures.
正解:c.
解説:
「We took cost-reduction measures(コスト削減策を講じました)」は、自然でよく使われるビジネス英語の表現です。
aは意味が近いですが、単に結果(コストを削減した)に焦点を当てており、「施策を講じた」というニュアンスが抜けています。
bは受動態になっており、英語のビジネス文書では推奨される“能動態を90%以上使用する”という原則からは外れます。
(水) 5月21日
Q.次の英文の続きとして最も適切なものを選んでください。
The board of directors consists of seven members who make positive contributions to board discussions.
a. The board meets once a month to
b. They meet once a month to…
c. It meets once a month to…
正解:a.
解説:
aのように、主語を繰り返して明示する方がビジネス文書では明確で好まれます。
bの “They” は直前の “discussions” を指しているようにも読めるため、文意が曖昧になります。
cの “It” は technically に “the board” を指していますが、ビジネス英語では “It” で文を始めると曖昧・抽象的な印象になりやすく、避けた方が無難です。
(金) 5月23日
Q. 次の文のような “the fact that” という表現は、ビジネス英語として明確でプロフェッショナルでしょうか?
We revised our forecasts upwards in light of the fact that demand recovered faster than expected.
a. はい
b. いいえ
正解:b. いいえ
解説:
“in light of the fact that” は冗長な表現で、ビジネス英語では簡潔さが重視されるため避けた方が良いとされています。以下のように書き換えることで、より洗練された印象になります:
- We revised our forecasts upwards due to stronger-than-expected demand.
- We revised our forecasts upwards as demand recovered faster than expected.
- We revised our forecasts upwards following a faster-than-expected recovery in demand.
このように短く言い換えることで、同じ意味をより自然かつ明快に伝えることができます。
(水) 5月28日
Q. 次の日本語に対する英訳として、ビジネス英語で最も適切なものを選んでください。
「社外取締役が経営陣に助言を行います。」
a. Advice is provided to management by outside directors.
b. Outside directors provide advice to management.
c. Management is advised by outside directors.
正解:b.
解説:
選択肢bは能動態で書かれており、英語のビジネス文書では読みやすく、明確で自然な表現です。
aやcのような受動態の文も文法的には問題ありませんが、主語と動作がはっきりしないため、冗長になったり曖昧な印象を与えることがあります。英語のビジネス文書では、可能な限り能動態を使うことが推奨されています。
(金) 5月30日
Q.次の英文の後に続く文として、最も自然なものを選んでください。
Operating income increased by 9% year on year to 18.3 billion yen.
a. This was due to…
b. This increase in operating income was a result of…
c. This result was due to…
正解:c.
解説:
ビジネス英語では、曖昧な代名詞(this/that/itなど)の使用を避け、指している内容が明確にわかるようにすることが大切です。
aの “This” は直前の名詞(billion yen)を指しているように見えるため不明瞭です。
bの表現は内容が正確ではありますが、すぐ前の文とほぼ同じ内容を繰り返しており、冗長です。
cの “This result” は簡潔かつ自然に前の文全体を要約しており、読みやすく、つながりも良いため最適です。

Jessica Azumaya

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