多くの日系企業にある英語の使い方のここが変?(補足)

会社名や商品名を英語の大文字だけで表記することは英語のネイティブの観点からすると要注意!

大切な自社のサービス名や商品名、さらには会社名の英語表記がすべて大文字であると、英語のネイティブから見た場合、非常に不自然だというお話を前回のBlog でご説明させていただきました。

少し補足をさせていただくと、すべて大文字にすることは絶対に良くないという意味ではありません。
例えば、デザイン的に大文字のほうが映える場合や、他に目的がある場合。
他に目的がある場合の例としては、「怒り」や、「叱責」を文字で表す場合があげられます。

ただ、日本でよく見かけるすべてを大文字だけにしている会社名や商品名は、特に理由があってではないような気がします。

プレスリリースサイトへの投稿では、すべてを大文字表記とした場合、スタイルが不適合と判断され承認されないプレスリリースサイトもあります。

弊社Blogのトップ画像に埋め込んでいる文章はすべて大文字じゃないか!と思われる方々も多いと思いますが、これはデザイン的な理由と、タイトルなのですべて大文字でもネイティブが違和感を感じることはないためです。

あのYahoo!もトップ画面ですべて大文字表記を使っていますが、これは実は「Yet Another Hierarchal Officious Oracle (もう一つの気の利いた階層構造のデータベース)」 の頭文字を取った略語なのです。

創業者のデビッド・ファイロとジェリー・ヤンがインターネット上に置かれているさまざまな情報を効率よく探し、評価し、整理した独自のデータベースを作り上げたサイト。それをYahoo!と名づけたといわれています。

こういった感覚のギャップを理解するのは非常に難しいですし、奥深いものだなぁとつくづく感じています。

We tell your story to the world!!

 

多くの日系企業にある英語の使い方のここが変!?

会社名や商品名を英語の大文字だけで表記することは英語のネイティブの観点からすると要注意!

大切な自社のサービス名や商品名、さらには会社名の英語表記がすべて大文字である日系企業をよくみかけます。これは、英語のネイティブからすると、非常に不自然です。

Google、Apple、McAfee、Facebook、iPhone、などなど、米国企業では、すべてが大文字表記の会社名や商品名はありません。

“多くの日系企業にある英語の使い方のここが変!?” の続きを読む

Plain English (プレイン・イングリッシュ)をご存知ですか? -Part1-

1970年代に国策の一貫としてカーター大統領より大統領令として発令された“Plain English”

なんのために?
アメリカは様々な人種が集まった国。
日本のように教育レベルが平均しているわけでなく言語レベルも様々です。それでも国民は法律を知っていなければならないし、新聞を読んで世の中の情報を知っていなければならない。保険にも加入しなければならないし、家を買う時にはローンを組んで契約書を結ばなければならない。
そのような時、内容が小難しく理解出来ない文書であったら、双方の不利益になりかねません。
であれば、発信する文書をPlain English (平易な英語)にしてしまえばいい! “Plain English (プレイン・イングリッシュ)をご存知ですか? -Part1-” の続きを読む

あなたなら”I love you”をどう訳しますか?


先日弊社オフィスでTOEICの神様、松岡浩史先生のセミナーを開催いたしました。
松岡氏はTOIECをロジカルに分析し、ロジカルに教えることを徹底されています。英語圏の国の文化や歴史の違いなども深く理解されているため、それ故に翻訳がいかに難しく、また奥深いものなのか、ということについても、セミナー後の対談で伺うことができました。
TOEICは英語を話せるようになる、第一歩であり、その先に真のコミュニケーションが存在するというお話で盛り上がった中、松岡先生のお話で一番印象に残ったお話のご紹介です。 “あなたなら”I love you”をどう訳しますか?

” の続きを読む

TOEIC5回満点講師:松岡浩史先生による、TOEIC対策本気勉強会を開催いたしました!

グローバルコミュニケーションの第一歩として、英語の単語力や文法力はどうしても避けられないものですよね。
先日発信したBlogにも掲載いたしましたが、文章の構造の違い、文化や考え方の違いからか、日本人の英語への苦手意識は払拭できていない現状です。
まずは、ベースとなる英語力を一人でも多くの方に習得いただく機会を提供させていただきたいという想いから、セミナーの協賛をさせて頂きました! “TOEIC5回満点講師:松岡浩史先生による、TOEIC対策本気勉強会を開催いたしました!” の続きを読む

訴求力のある英文ライティング ―逆ピラミッドの法則―

日本語と英語の理論は根本的に違っている

 

日本語の文章は、起承転結のピラミッド(三角形△)であるのに対し、英語は結論から始まる逆ピラミッド(逆三角形▽)です。

民族、国、文化などの違いによって異なりますが、我々東洋人においては、遠回しに、渦巻き状に徐々に核心に近づくというライティング手法を使います。

しかし、日本語流のライティングをそのまま英訳してしまうと、英語のネイティブが読んだ際、「つかみどころがなく、何が論点なのかがわからない」と思われてしまうことが多々あります。

 

本日は、どうやったら訴求力ある英文のリリースが書けるのか?

例を交えて理想的なライティングをご紹介させていただきます。 “訴求力のある英文ライティング ―逆ピラミッドの法則―” の続きを読む

クリックして読みたくなるニュースリリースの見出しとは?


日系上場企業のよくあるIRニュースのタイトル例

「業績予想の修正に関するお知らせ」
“Notice of Revision to Earnings Forecast”

ウェブサイトのトップページリリース欄
こんなタイトルだったら投資家は読みたいという気持ちが起きるでしょうか。
この先のリンクをクリックして読んでみようととなるのでしょうか。

もしこんなタイトルだったら… “クリックして読みたくなるニュースリリースの見出しとは?” の続きを読む

事務所移転のお知らせ

このたび、 弊社は業務拡大に伴い本社を下記に移転する運びとなりました。 これもひとえに皆様のご支援の賜物と心からお礼申し上げます。

今後とも社員一同業務に精励いたしますので、一層のご愛顧を賜ります ようお願い申し上げます。

イーネット合同会社  代表 大松澤 実絵

new-address

米ハフィントン・ポスト日本語版を5月7日から開始

最近各種メディアでハフィントン・ポストが日本版の情報配信を5月7日から開始する
との情報が配信されています。

ハフィントン・ポスト
アメリカのインターネット新聞で、
ニュースやブログ、コラムなどを発信しており、
固い内容のものからエンターテイメント系まで幅広いトピックを扱っています。
なんと、寄稿者にはオバマ大統領やクリントン元大統領もいます。

“米ハフィントン・ポスト日本語版を5月7日から開始” の続きを読む