B2Bマーケティング担当者にとってFacebookのInstagram買収の意味とは

 

Facebookは9日、写真共有サイトのInstagramを10億ドルで買収すると発表しました。ソーシャルメディアマーケターであればすでにご承知のことでしょう。 これは、情報源を良く見直し、今後どのようにソーシャルメディアの動向にフォローしていくべきか真剣に考え直す必要があふと思います。この数日で、インターネットやソーシャルストリームなどかなりの記事を目にし、またナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)でも耳にしました。 ひとつのアプリに10億ドルという値札が付いたのですから、ソーシャルメディアマーケターにしては、見逃すことはできません。

すでにFacebookは画像や動画がエンゲージメントを最大に引き出す最重要コンテンツだと言っていますが、今回の買収で、Facebookがビジュアルコンテンツをいかに重視し、画像投稿の際の手間を軽減させたいという思いが、大いに示されたと思います。 これらすべては自分の過去の投稿に関わりを持ってくれた人たちに自分の投稿を見せる為のEdgeRank(エッジランク)アルゴリズムが機動力となっているといいます。そしてFacebookのビジネスモデルは広告販売であり、また、ページビューの数やサイトの閲覧時間が重要な評価基準になるということも忘れてはならないでしょう。

以下にFacebookページのビジュアルコンテンツに関する簡単なヒントをご紹介します。

1. Instagramを使いつつも、写真をFacebookに直接アップロードする

Instagramはユニークな写真アプリであり、B2B企業の舞台裏を紹介するのには非常に優れている。多くのユーザーがソーシャルネットワークをお気に入りアプリとして、または簡単に複数のプラットホームに写真を共有できる機能としても挙げられている。 しかし、写真をファンとのエンゲージメント拡大の手段として利用するとなれば、モバイルから直接アップロードできるInstagramを利用して写真を投稿した方が良い。Instagramでは自分のフォトアルバムに写真が保存でき、Facebookモバイルアプリからの入手が可能。

2.普通の写真でもOK

写真の全てに、フィルターやレトロボーダーの機能を使う 必要は無い。 従業員やスタッフ、イベント、顧客、製品、コミュニティの写真を共有するといったコンテンツ戦略があれば特にB2Bビジネスの Facebookページでこのような機能を使わなくても問題はない。

3.もうひとつの“I”ワード – Inforgraphics(インフォグラフィック)

写真はすばらしい。でも良いインフォグラフィックがある、または良いインフォグラフィックを作るリソースがあるならば、それをFacebookに載せて共有すると良いだろう。多くのエンゲージメントを獲得するためにはグラフィックに関する何かおもしろい質問を一つ上げると良いだろう。

4. 書き込みコンテンツに画像を使う

Facebookがさらなるビジュアルプラットフォームへと進化しているため、Facebookページへの投稿にはすべて関連の画像を加えることが重要だ。ブログ投稿を自動でFacebookに転送する時でさえ興味をそそる画像を添えることでファンはニュースフィードのそこに着目する。画像なしの投稿を見逃してしまうのは非常に簡単。

どうでしょうか? これをヒントにFacebookでの顧客や潜在顧客とのつながりをより良いものにしていきましょう。御社はどのようにFacebookページを向上させていきますか?

眼球運動の調査でわかったFacebook企業ページに関する重要6項目

企業ページの強制変更が先週までとなっていたFacebookタイムラインは、SimpleUsabilityが6企業のページで眼球運動を調査した結果、新機能の多くが見落とされる、誤解されるといった点で「欠陥あり」となったそうです。

SimpleUsability代表Guy Redwood氏は、「一般ユーザーは新レイアウトを完全には理解していない、もしくは意図されたように活用していない。時間が経つにつれ変わって行くだろうが、『いいね!』獲得の構造がさらに難しくなったということで、企業はエンゲージメント率獲得にこれまで以上に力を入れる必要がある。」と語っています。

この調査は、American Express, Pizza Hut, Coca-Cola, Gap, Coldplay, Manchester United 6社のWebベース企業ページに置いてユーザーの眼球の動きを追ったもので、企業ページの問題点を指摘しつつ、現ページデザインの方が有効である特徴もいくつか捉えています。

タイムラインの設定にまだ取り組んでいる企業にとって次に挙げる6点は大きな手がかりではないでしょうか。 シェアさせていただきます。

 

カバー画像はそれほど重要ではない

Facebookは企業がカバー画像をチャンスとして活用できると強く主張してきた。そしてこういった企業のカバー画像デザインを手掛けるための社内作業が巷に溢れ返っているという状況。しかし、この調査でユーザーはカバー画像をまったく気にかけていない、或いは、「広告スペース」と思い込み、気にも留めていなかったという結果がわかった。

また、カバー画像の真下にあるプロフィール画像やアプリにもあまり注目していなかった。ほとんどの場合、ユーザーがページに訪問し、最初にすることは、ページをスクロールダウンしてどんな内容かを把握することだった。

タイムラインは実は役立つ機能

企業にとってタイムライン最大の利点は企業の歴史を伝えることができること、というのが調査でわかった。タイムラインのデザインは特にオンライン上でこれを達成するのに効果的ではあるが、ユーザーは企業ページの「基本データ」ボタンが見つけやすい点も気に入っていたそうだ。「企業のHPからより、簡単に企業について知ることができた。」というのが多くのユーザーの感想だった。

タイムラインは最新であれば有効

ユーザーはタイムラインの見た目が古臭くなってしまうのではないかと感じている。過去に遡って企業の歴史を加えることができるという利点がある一方で、調査ではほとんどのユーザーはタイムラインの新しい順表記の過去1か月より以前は見ていなかった。

ユーザーは友達の企業との交流や「いいね!」に気づく

ユーザーが企業と交流するようになる一番の方法は、ユーザーの友達を企業と交流させることだ。ユーザーは友達の企業へのタイムリーなコメントに参加しやすい傾向がある。

投稿固定の有効性評価にはさらなるデータが必要

企業は投稿をトップに固定することでタイムラインの新しい順表記がきたす支障を回避できる。しかし今のところこの固定機能を利用している企業はあまりなく、固定していたとしてもユーザーにはほとんどインパクトを与えていない、ということがSimpleUsabilityの調査でわかった。

ユーザーはめったにアプリを活用しない

ユーザーがタイムラインのレイアウトに慣れていくうちに変わるかもしれないが、現時点でほとんどのユーザーはカスタマイズされたアプリボタンに気づいてもいない。気づいたとしてももっぱらその画像を見ているだけだ。

 

FacebookタイムラインでUstreamの動画生放送が可能に

 

ライブ動画配信プロバイダーのUstreamは、ソーシャルネットワークユーザーがライブ動画の閲覧を友達と共有するという目標達成に向けFacebookのタイムラインと連携している。

現時点でFacebookのUstreamユーザーは、

  • 自分の友達が閲覧中のライブ動画がわかる。
  • タイムラインにUstreamチャンネルと動画の投稿ができる。
  • 新しいチャンネルを見つけて共有できる。
  • Facebookでどの動画を共有するか管理し、プライバシー設定の微調整ができる。
  • トグルスイッチか、Ustreamアプリケーション設定ページまたはFacebookアクティビティログで設定変更し、Ustreamのソーシャルストリームを起動できる。

そして近々、UstreamのユーザーはタイムラインをライブFacebookアプリとして利用できるようになる。これで友達とのライブ動画閲覧が可能になる。

新しいFacebookの中小企業への14の裏切り

Facebookの新しいタイムラインページのデザインやルールは大企業にとっては恵であり、中小企業にとっては痛手である。

1. カバー画像

Facebookのトップページを850ピクセルのテーマ画像で飾る、というのは実にわかりやすい。しかし中小企業には使える画像も、クリエイティブなスタッフも、Facebookカバーのためにこれらを作る時間もないのが現状であり、これは彼らのいう進化ではなく、ただの負担である。

2. カバー画像での宣伝禁止

Facebookは企業も個人と同じようにアクティビティー(行動)や交流を行って欲しいと思っている。そしてカバー画像での宣伝文句の使用禁止は、その哲学「行動喚起の切り札」を強化する方法の一つである。Facebookが特にこの新しいカバー画像に宣伝文句を禁止したことについて、Facebookデザイン部門を指揮するSam Lessin氏は以下のように述べている。

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ソーシャルメディアマーケティング担当者を育てるための8つの秘訣

ビジネスにソーシャルメディアマーケッティング担当者を起用する予定はありますか? 社外のソーシャルメディアの専門家とどのようにうまくやっていけば良いかと考える一方、どのように一貫したブランドエクスペリエンスを維持すればよいかと思われませんか?

ソーシャルメディアをとりあえず初めてしまいコントロールがきかない、という状況になる前に、貴社の社員、或いはアウトソース先の担当者が、貴社のソーシャルメディアマーケターの代表として適任かどうか確認する為、8つの秘訣をご紹介します。

#1: ソーシャルのスタイル基準を作成する

表向きコンテンツのスタイルに同意することは会社のアイデンテイテイーと特徴を確固するのに役立ち、優秀なソーシャルメディア社員の教育の出発点となり、すべてのエージェントを同じ土俵の上に乗せることになります。おそらくスタイル基準を作成する一番の難題は会社の考えを明確にすることでしょう。

例えば、あなたがB to Bで医療関係の企業に従事していれば、専門家を用いるべきと考えるでしょう。 しかし、もし長時間をFailblogに使ってるようなフリーランスのウェブ開発者を相手に仕事をしているなら、リラックスし冗談も飛ばせるような内容となることでしょう。肝心なのは、貴社のオーディエンスを知ることと、担当者が貴社のオーディエンスのマインドを念頭においてコンテンツを作成するということなのです。

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B2B企業向けFacebookタイムライン機能の5つの活用法

FacebookはB to Bビジネスページ向けタイムラインを開始しました。

これによりB2Bビジネスページが日付で内容の整理・閲覧可能である個人プロフィールページと同様のスタイルとなる。より可視化されたプラットホームとなり、画像や動画で顧客や潜在顧客、ファンやライカー(「いいね!」)とのより強力な繋がりが築けるというその発想を引き続き売り込んでいる。

Facebookで成功したいB to B企業は今すぐに自社の価値を表現するだけではなく、人々の目を引く内容を作り出し共有すべきである。最近の研究により、多くの大企業がFacebookでファンとのかかわりをそれほどたくさん得ていないというのがすでに明らかになっている。したがって多くのB to B企業にとってはさらなる能力が試されるところである。

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