貴社のCSRは企業価値創出型!?リスクマネジメント型!?フィロソフィー型!?
いよいよIRシリーズも大詰めとなりました。
先日、Facebookにご質問いただいたCSRレポートの重要性、意義についてご回答させていただきます。
まずは、CSRの概念について改めて整理しましょう。
CSR(Corporate social responsibility)の定義は今や、世界で様々な解釈と価値が生み出されています。
なぜ定義が多様化しているのか。
まず、CSRの定義を改めて確認しましょう。
Global Communications and Marketing
いよいよIRシリーズも大詰めとなりました。
先日、Facebookにご質問いただいたCSRレポートの重要性、意義についてご回答させていただきます。
まずは、CSRの概念について改めて整理しましょう。
CSR(Corporate social responsibility)の定義は今や、世界で様々な解釈と価値が生み出されています。
なぜ定義が多様化しているのか。
まず、CSRの定義を改めて確認しましょう。
WBA女子世界スーパーフライ級チャンピオン藤岡奈穂子選手の王者防衛線がついに本日開催されます。
対戦相手はOPBF女子東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン川西友子選手。
藤岡 奈穂子選手
(iinettoでTシャツ制作のお手伝いをさせて頂きました! Tシャツ使用写真:カメラマン 松川智一氏)
藤岡選手は33歳で竹原慎二&畑山隆則のボクサ・フィットネス・ジムに入門され、同年6月に「G Legend 2」にて公開でB級プロテストを受験。
年齢上限の経過措置延長に伴い受験が認められ合格し、アマチュア女子世界選手権日本代表経験者として初のプロボクサーとなりました。
そして、その2年後の35歳8ヶ月20日にミニフライ級世界王座獲得。
2013年にはWBAスーパーフライ級王座も獲得し、女子初の2階級制覇という偉業を達成!
本日は、ついにWBAスーパーフライ級王座初防衛戦です。
iinettoでは藤岡選手応援の一環として、微力ではありますが、Facebook公式ページやブログページの開設のお手伝いなどさせていただきました。
定期的にお会いする機会があり、藤岡選手のお話を拝聴させていただきます。
女子ボクシングをもっともっとメジャーにしていきたい、そして女性にも女子ボクシングに憧れを持ってもらいたい、そしてそれを発信する人間でありたいとおっしゃられています。
そして何より印象に残ったメッセージがあります。
「これからも、守るボクシングではなく、どんどん世界の強い選手と戦っていく、責めのスタイルで挑戦し続けていきたい」
東北ご出身者でいらっしゃる藤岡選手の、東北の方々に元気を与えたいという想いも強く込められています。
藤岡選手のボクシングに対する熱い想いや、ひとつのことを突き詰めるストイックさ、それ故に放つ人としての魅力はわたしにとってもiinettoにとってもひとつの「夢と希望」であります。
女性ボクシングは認知度も低く、なかなかメディアに取り上げられる機会がありません。
一人でも多くの方に藤岡選手の素晴らしを知っていただくために、そして、一人でも多くの子供達に女子ボクシングに憧れを持っていただけるようiinettoではこれからも藤岡選手を応援して行きます。
iinetto と藤岡チャンプを応援する仲間からの応援メッセージを動画にまとめました。
藤岡チャンプ頑張ってください!!!!
We tell your story to the world!!
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It’s Go Time! July 7, 2014: WBA Super Flyweight Championship
Naoko Fujioka Champ to Defend Her Title
Nao or Never! Amazing fighter and friend of iinetto, Naoko Fujioka is set to defend her WBA Super Flyweight title tonight at the historic Korakuen Hall in the heart of Tokyo, Japan.
Fujioka Champ has a pro record of 11-0 (6 KOs), holding both the WBC Straw-weight and WBA Super Flyweight titles at the age of 38, a record for Japanese boxers male or female.
At iinetto, we’ve been fortunate enough to help the Champ with her official Facebook page and other communications matters. We look forward to seeing her fight her characteristic aggressive go-forward style tonight, and we’ll be supporting wherever her boxing journeys take her in the future.
Please join us in supporting Fujioka Champ in her match tonight.
We tell your story to the world!!
今アメリカではFacebookへの批判が非常に高まっていますね。
Facebookが1月に行った「投稿がユーザーに心理的影響を調べる実験を許可なく行ったこと」について、ついに米電子プライバシ情報センター(EPIC)が米連邦取引委員会(FTC)に苦情を申し出たとあります。
いよいよ本格的な制裁措置に動き出していますね。
引用元:Privacy group files FTC complaint over Facebook’s ‘emotional contagion’ study
http://www.techhive.com/article/2450900/privacy-group-files-ftc-complaint-over-facebooks-emotional-contagion-study.html#tk.rss_all?utm_medium=referral&utm_source=pulsenews
もし、Facebookがある日突然閉鎖されてしまったら!?
いままであなたが潜在顧客にもらっていた「いいね!」はどこから手に入れればいいのでしょうか。
今まで「いいね!」を押してくれていた潜在顧客にどうやってコンタクトをとりますか?
たった一日を境に、あなたの発信する情報が、誰にも届かなくなってしまったらどうしますか?
そうならないためには、自社でデータベースを構築することが重要です。
データベースを構築するためには、自社のブログやウェブサイトまで誘導し、氏名とメールアドレスを入手できるようなシステムを構築しておくことです。
そうすることで、このリスクは回避されます。
以前、弊社Blog 「なぜ自社Blogである必要があるのか?」でも同じようなロジックをご説明いたしました。
他社のBlogに情報を投稿していても、そのBlogサイトが閉鎖されていたら、貴社の重要な情報が確実にバックアップされているわけではありません。
では、どうやってデータベースを入手するのか?
ここでインバウンド・マーケティングの仕組みが登場です!
(弊社Blog「見込み客を集客する超優秀な営業マンを育てあげる仕組み」にて詳細ご紹介させていただいております。 )
下記一部引用いたします。
Step1
見込み客を貴社のウェブサイトに集客するためのツールで漏斗(ロート)の縁までお客様を呼び寄せます。
(こちらの図は私の手書き画像になりますので、少々の雑さはご容赦を!)
ツール例
– 広告
– Landing Page(ランディングページ)
– Squeeze Page(スクイーズページ)
– 名刺リスト
– キーワードStep2
魅力的なチーズを準備して、漏斗(ロート)の縁にいる見込み客を漏斗の中に呼び込みます。
チーズとは、見込客が無料で入手できる、魅力的な情報や商品のことです!
このチーズが非常に大事なポイントです。
例としては、先日スクイーズページでご紹介させていただいたDean Jackson氏の無料e-bookはまさにチーズの代表例です。
見込客はこの情報欲しさに氏名とアドレスを登録してしまいます。
化粧品のサイトは一番身近で理解しやすいかもしれません。
まず、広告やFacebookなどで「無料お試しセット」のというリンクがあったら、女性ならばちょっとクリックしてみようかな、という気持ちになりますよね。
クリックすると、氏名・住所・性別・電話番号・メールアドレスを入力するページに飛ぶ仕組みになっています。
ただ入力するだけであれば面倒な作業ですが、見込客は無料お試しセットが欲しいという目的があるので、抵抗なくデータベースを提供してしまいます。
そうすることで、化粧品会社は大量のデータベースを入手することに成功しています。
Step1のFacebookはただの入口の一つです。
Step2まで誘導し、確実に顧客情報をゲットしましょう。
潜在顧客を誘導するためのランディングページ制作は弊社の得意なサービスの一つです。
自社サイトやBlogに、潜在顧客が呼び込めていない方、データベースの収集に成功されていない方、いつでもお気軽にご相談ください!
We tell your story to the world!!
「あなたの会社は何ができますか?」
この短い質問に答えることに苦労した経験はありませんか?
この質問に答えられたとしても、その後にどう答えるべきだったかを考えたことはありませんか?
そして一番残念なのは、その質問にぽかんとして何も答えられなかった…そんな経験はありませんか?
今回のシリーズでは、そんな問題を全て解決してしまいます。
USP(Unique Selling Proposition)とは?
USPとは50年前からある概念です。
この用語は恐らくマーケティングの伝説的人物Rosser Reeves氏によって作られたとされています。
ここ数年で、この概念が改めて注目されるようになりました。
主に、ジェイ・アブラハムやダン・ケネディのようなスーパーマーケターらが普及に努めていますね。
Reeves氏が言及するUSPとは、製品やサービスにおける広告に対する狭義のものでした。
今日、注目を浴びているUSPは製品やサービス、企業、個人のUSPを原則としているものです。
私も自身のUSPを数年かけて考えました。このシリーズの中のどこかでみなさんにもシェアさせていただきますね。
本日はUSPの「概念」についてご説明いたします。
次回は「なにを」USPにするか、そして、「なぜ」USPが重要なのか、最後に、どうやって独自のUSPを考えるかご紹介させていただきます。
Unique Selling Proposition
この用語の面白いところは、実はまだ正式な日本語訳が付けられていないところです。
概念について記載されているサイトは多くあるのですが、これは主に定義が説明されているもので、USPをカタカナ(ユー・エス・ピー)で表記しています。
まずは、USPの定義について
USPとは、企業が消費者や顧客に対して売る、製品やサービスは、他社とは違う特徴、独自性をもって提供しなければならないという概念です。これは企業本体にも、もちろん個人についても使うことができます。
ウィキペディアでは下記のように説明しています。
Reeves氏は本来広告はこうあるべきであるというポイントを3つの原則にまとめています。
・広告とは、ただの言葉ではなく、製品を誇張表現するものではなく、見せるだけのものではなく、消費者に訴求するものでなければならない。
・その広告は、他社と競合するところがなく、世の中で提供できるたった一つの製品やサービスであるであるべきである。
そして、
・訴求するものは新規顧客や潜在顧客にインパクトを与えるのに十分な魅力あるものででなければならない。引用元:http://en.wikipedia.org/wiki/Unique_selling_proposition
USPがいったいなんなのか、少しご理解いただけましたか?
それでは、一つ一つの単語を分解して解析してみましょう。
Unique = 独自性
Selling = 売る、営業、販売、 訴求 (もっと広い意味で、)
Proposition = 提案、宣言
我々がつけた日本語訳はこちらです。
「独自訴求宣言 (USP)」
いかがでしょうか。
もっといい定訳があれば思いついたら是非教えてください。
カタカナのまま「ユニーク・セリング・プロポジション」のほうがいいでしょうか。
それでは、次回はUSPを「なにに」するべきか、一緒に考えていきましょう。
We tell your story to the world!!
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英語版のドラフトも添付させていただきます。
“What does your company do?”
Have you ever had a hard time answering that question in a short sentence? Have you ever answered that question, and then later thought about something you should have said?
Worse yet, have you ever told someone what your company does, and then been answered by a blank stare?
Let me help you fix that problem once and for all.
What is Your Unique Selling Proposition?
The Unique Selling Proposition, or USP, is a concept that’s been around for at least 50 years. The term was coined (probably) by marketing legend Rosser Reeves. Only in the past few years, though, has the concept began to catch more attention, mainly through the efforts of super marketers like Jay Abraham and Dan Kennedy. If you ask me, though, too many people still have never heard of the USP or accepted how it can help them.
When Mr. Reeves came up with the USP, he applied it narrowly to advertising for products and services. Today, I see people applying the principles of the USP to products and services, companies, and even personally. I have my own personal USP that I’ve developed over the years, and I’ll share it with you at some point in this series on the USP.
Today, I just want to address the concept of the USP. Next time, we’ll talk about What the USP is, then Why it’s important, and lastly, How to create your own USP (for a product, a company, or a personal USP).
Unique Selling Proposition
The strange thing about this term is that I have yet to find an equivalent Japanese phrase. You can find the concept discussed in Japanese around the web (like HERE), but the discussion generally defines the concept, and then uses katakana to approximate the pronunciation.
So…maybe iinetto can be the first to make an attempt at creating an actual Japanese word that means Unique Selling Proposition.
First, a definition of USP:
The USP is a concise statement that tells the consumer/customer what is different and unique about the product or service you sell, or about who you are as a business (or person).
From Wikipedia:
“In Reality in Advertising[3] Reeves laments that the USP is widely misunderstood and defines it in three parts, summarized here:
Starting to see the picture a bit better? Now, let’s break it down word-by-word:
Unique = 独自
Selling = 売る、営業、販売、 訴求 (もっと広い意味で、)
Proposition = 提案、宣言
So, given these different possible words, this is our Japanese for USP:
独自訴求宣言 (USP)
What do you think? Do you have a better suggestion? Do you think we should just leave it as katakana (ユニーク・セリング・プロポジション)?
Next time: What exactly is a USP and what are some killer examples out in the business world?
We tell your story to the world!!
エリックがオフィスで翻訳をしている時に経理スタッフに声をかけた一コマ。
エリック 「Mくん、お店を改装することって日本語でなんていう?」
経理M 「え。リニューアルオープンですか?」
エリック 「やっぱりね」
「じゃあ、ウェブサイトを再構築してアップすることは?」
経理M 「それも、リニューアルっていいますよね」
エリック 「やっぱりね」
「知ってる?英語では、改装することをリニューアルとは言わない。ウェブサイトの再構築もリニューアルとは言わないよ。
お店の改装はremodel。ウェブサイトの再構築はredesignが正しい。Renewalっていったらおかしいね。」
経理M 「え!そうなんですか!?リニューアルってなんでも使ってしまっていましたし、そのまま英語でも置き換えられるものだって思ってました。」
エリック 「また、Japlish(和製英語)一つみつけちゃったね。」
そうなんです。
よく、日本で「リニューアル中」という貼り紙を見ますが、英語であれば正しくは「Closed For Remodeling」です。
私も日本語で話すときはなんの違和感なく、改装=リニューアルという言葉を使っています。Webサイトもリニューアルと使っています。
日本語で話すのに、和製英語を使用しない方がいいとお伝えしたいわけではないのですが、
既にリニューアルという言葉は定着した日本語として認識いただき、英語では日本語の使用方法と同じようには使用しないということを心にとめて置いて頂ければ幸いです。
よく企業様の英語のWebサイトや大切な資料で、日本人の英語のできる方が翻訳されている場合、このような和製英語をよく見かることがあります。
日本語での使い方が定着していると、英語を使う際にもつい間違って使ってしまうということがある危険があるということですね。
近日、皆さまもびっくりなネイティブは使わない、和製英語特集をご紹介しようと思います。
We tell your story to the world!!
クラウドソーシングの正しいスペルって改めて確認されたことありますか?
一部の方は「Cloud Sourcing」と間違って覚えられている方もいるのかもしれないのでは…と感じることが多くあります。
クラウドソーシングを間違った意味で使用されている日本語のウェブサイトを最近よく見かけるようになりました。
そこで、改めてクラウドソーシング(Crowdsourcing)の正しい定義について
一つのプロジェクトを不特定多数のリソースと共同で運営する仕組み
引用元:http://en.wikipedia.org/wiki/Crowdsourcing
大手の事例でいいますと、P&G社やボーイング社がこのクラウドソーシングを取り入れています。
例えばP&Gであれば、商品開発のための提案をオンラインサービスを利用して、不特定多数の人間に募集をなげかけます。
そして不特定多数の提案者がオンラインサービスを利用してP&Gに提案を送る。
P&Gはその中の提案を採用する。
こんな流れです。
では、実際日本ではどう解釈され始めているのか?
一部のウェブサイトでは、「クラウドソーシング(Crowdsourcing)=オンラインサービス会社を介して、依頼者とリソースをマッチングするサイト」というニュアンスで使われている企業やサービスを見かけます。
実際、日本語のWikipediaでは狭義の定義を上記ともとれるようなニュアンスで記載しています。
しかし、これらは日本でのクラウドソーシングの狭義であって、欧米ではこのような定義ではありません。
恐らく、クラウドサービス(Cloud service)のイメージを一部踏襲してしまっているのではないでしょうか。
改めて、Cloud serviceの定義をここで念のため。
ソフトウェアやデータ、あるいはそれらを提供するための技術基盤(サーバなど)を、インターネットなどのネットワークを通じて必要に応じて利用者に提供するサービス。
引用元:http://e-words.jp/w/E382AFE383A9E382A6E38389E382B5E383BCE38393E382B9.html
クラウドサービスとクラウドソーシングの定義を比較してみると、まったく違うニュアンスであることがご理解いただけたと思います。
和製英語を使用する際は一番最初が肝心です。
その英語のルーツや本当の意味がどういった意味なのか、まずはじめに英語の辞書やWikipedia、事例などを確認されてはいかがでしょうか。
グローバルスタンダードで用語を理解する。
これが、グローバルコミュニケーションの第一歩です。
We tell your story to the world!!
ダイアクリティカルマークってご存知ですか?
よくラテン語やイタリア語でみかける、ちょんっとついているこのマークです。
ラテン文字等の文字で、同じ字形の文字であるが、発音が区別されるべき場合に文字に付される記号なのですが、例えばどういった時につかうものなのか。 “貴社の社名や商品が海外では予想もしない発音に!?” の続きを読む
スターバックス、ウォールマート、イーベイ、今は世界に名をとどろかせる有名企業のロゴも時代や企業の成長と共に、変化し現在のロゴに至っています。
先日、EntrepreneurでLippincott 社(本社:ニューヨーク、ブランド戦略・デザイン会社)のシニア・パートナーを務めるMathew Hales氏が、有名企業のロゴがどのように進化してきたかについて解説している記事がありましたので、日本語でご紹介いたします。
私たちは日々多くの数えきれないほどのロゴを街中で見かけています。
ロゴはその企業のブランドカルチャー、ビジョン、価値、全てを物語る象徴でもあります。
一瞬で企業のストーリーを伝え、創造させる、そして企業の特性が何かを簡単に伝えることのツールでもありますね。
これまでMatherws氏が携わってきたプロジェクトの中で気に入っているロゴ、そして彼女が感銘したロゴについていくつかご紹介いたします。
まずは、Wal-Mart Stores, Inc (ウォールマート) “【ビフォー・アフター】
Starbucks、WalMart、eBayなど有名海外企業のロゴの進化とは” の続きを読む
元アップルコンピューターのエバンジェリスト(開発者を中心にしたITエンジニアの方々を対象に啓蒙活動する)、ガイ・カワサキ氏をご存知ですか?
現在はGoogle社に在籍し、シリコンバレーの著述家、演説家、投資家、ビジネスアドバイザーとしても有名です。
今回彼が、「実業家向けに選んだ10の名言集」を弊社で日本語に意訳した翻訳を加えさせていただき、ご紹介させていただきます! “実業家の心を揺さぶる10の名言
–ガイ・カワサキ‐
” の続きを読む
先日のBlog「The Two Words Steve Jobs Hated Most アップル社 スティーブ・ジョブズが一番嫌った2つの言葉」では
たくさんの方々に反響をいただきました。ありがとうございます!
せっかくですので、スティーブ・ジョブズに纏わるお話が、ちょうど今週のBusiness Insider の記事で掲載されていたので、
日本語で簡単にご紹介させていただきますね。
スティーブ・ジョブズがiPad アプリとして最初に興味を持ったものが「Montessorium」という幼児向けの教育アプリです。
iPad が発売された2010年には、まだインタラクティブ(相互作用のある、対話式の)アプリがまだまだ開発されていなかったとMontessoriumの開発者、
Y Media Labs社 CEO のToshniwal氏は言っています。
その面でMontessoriumは非常に競争力の高いアプリでした。
その当時、既に、幼児が文字を書こうとすればフルスクリーン画面に切り替わり、ある文字を書こうとすれば正しい書き方をデモンストレーションする機能を備えていたからです。
Tshniwal氏は、子どもがどうやったら文字をかけるようになるか、それだけのために全てのスクリーンを捧げた、そう言っています。
だから、ジョブズはこのアプリを大変気に入ったのではないかと言っています。
Montessoriumアプリを2010年に開発して間もなく、Toshniwal氏はジョブズから一通の運命のメールを受け取ります。
「I love what you are doing. Thank you. Let me know if we can help.」
(君の開発したアプリは素晴らしい!ありがとう。是非、何か手伝わせてくれないか)
そして、Montessoriumはアップル製品のアプリの象徴的な商品として世に出たのです。
Tshiniwal氏は、製品と人間との関係性に重きをおいた製品開発をし、それを深く理解したアップル社がその製品をマーケティングした。
これが先日のブログでご紹介した、ジョブズの考える正しいマーケティング理論でしたね。
しかし、この製品が世に出た後、とある一つの物議が生まれました。
なぜならば、Montessoriとはその名の通りモンテソーリ教育をモデルにした教育アプリ。
モンテソーリ教育とは、アメリカでもブームにもなった教育法で、教具の形、大きさは無論、手触り、重さ、材質にこだわり、子供たちの繊細な五感をやわらかく刺激するような配慮がなされた感覚教育法です。
テクノロジーとは、関連づけることが非常に難しい原理原則。
開発当初、モンテソーリ教育のエキスパートから、このアプリを使った教育をすれば脳癌の原因になる、なんていうばかげた誹謗中傷もあったといいます。
しかし、そんななかジョブズは彼に言い続けたそうです。
“His [Jobs’] comment was just keep doing what you’re doing,” Toshniwal said. “The users will prove them wrong.”
「きみのすべきことをやり続けなさい。ユーザーが、何が正しいかを証明してくれる」
そして今、Montessorium, LLC社が販売する教育アプリは日本でも多くのユーザーがいます。
開発者、マーケターの視点は常に製品と関わる人との視点に向けられるべきであり、彼らを深く知ることを持ち続けることが重要である、そんな彼の信念が、アップルユーザーの心をつかんで離さないのかもしれませんね。
iinettoが提供させていただいているサービスは、目に見えない製品だからこそお客様からの反応が非常に難しいものです。目に見えない製品なだけではなく、英語のコミュニケーションのご提供なので、なおさらです。
しかし、効果的なコミュニケーションはいい製品をユーザーに伝えるための最も重要なツールです。
だからこそ、皆様に真のグローバルコミュニケーションについて何度もご提案し続けていただいております。
ジョブズの言葉のように、我々はすべきことをやり続け、お客様の心を打つ日まで、この信念を曲げずに発信し続けます。
この記事の原文はこちら:
http://www.businessinsider.com/steve-jobs-email-to-y-media-labs-2014-5?utm_content